刑事法特殊講義II | 2単位 | 2014年度以後入学生 | |||||||
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法 | 経済 | 経営 | 商 | ||||||
2013年度以前入学生 | |||||||||
加藤 摩耶 | 前期 | 法 | 経済 | 経営 | 商 | ||||
備考 | 大学院 |
授業の位置づけ:専門知識・思考力・持続性
受講者の多くに刑法の基本的な知識が無いことが予想されることから、刑法の基本事項を理解し、それによって以後受講生が独自に応用・発展的な勉強につなげることができるようにすること。
刑法総論の基本事項を理解すること。
授業形態:講義
授業方法:受動型
法益保護という刑法の目的、国民の行動の自由を保障するために重要な罪刑法定主義、刑法の謙抑性といっ た基本概念を学び、刑法解釈において、構成要件該当性・違法性・責任という3つの段階に分けて体系的に 検討していく手法を理解する。
そのうえで重要判例を参照しながら、以下の総論の重要論点について学んでゆく。
第1回:判例の意義・罪刑法定主義 テキスト(18)〜12ページ
第2回:刑法の体系・構成要件 テキスト14〜17ページ
第3回:不作為犯 テキスト18~25ページ
第4回:因果関係 テキスト26〜47ページ
第5回:故意 テキスト48~53ページ
第6回:錯誤 テキスト54〜65ページ
第7回:過失(1) テキスト66〜103ページ
第8回:過失(2) テキスト66〜103ページ
第9回:違法性(1)テキスト104〜131ページ
第10回:違法性(2)テキスト104〜131ページ
第11回:責任 テキスト172〜191ページ
第12回:未遂 テキスト192〜221ぺージ
第13回:共犯(1)テキスト222~263ぺージ
第14回:共犯(2)テキスト264〜289ページ
第15回:罪数 テキスト290〜321ページ
予習においては、テキスト該当頁の事案を読んでくること(30分〜1時間)。
復習においては、授業中にとったノートと照らし合わせつつ、テキストの判旨・解説部分を熟読すること(1時間)。
刑事法特殊講義一
期末のレポートによって評価する。
著者:井田良 城下裕二 書名: 刑法総論判例インデックス 出版社:商事法務
適宜指示する
著者:西田紀之・山口厚・佐伯仁志 編 書名:別冊ジュリスト刑法判例百選1 出版社:有斐閣
著者:井田良・丸山雅夫 書名:ケーススタディ刑法 出版社:日本評論社