印刷する
政治学特殊講義 2単位 2014年度以後入学生
  経済   経営    
2013年度以前入学生
埜村 紳二 前期   経済   経営    
備考 大学院
シラバス1

【授業の目的】

授業の位置付け(対応するディプロマポリシー):DP1 専門知識、DP3 思考力、DP4 判断力、DP6 意欲・責任感、DP8 持続性
政治学についての学習機会を提供し、法学に関する高度な専門知識とそれを生かす実践的な能力を有する人材を養成すること(法学研究科の教育理念・目標)に「広い視野」から寄与することを目標とする。

【到達目標】

到達目標は以下の通りである。
・政治という社会事象をほかの社会事象と比較して説明できるようにすること。
・政治学的なものの見方や基礎的な概念を身につけ、説明できるようにすること。
・とりわけ「民主政治」の理念、制度、体制についての理解を深め、概説できるようにすること。
・講義を通して、報告や議論の技量を高めること。

【授業計画】

1. 政治と政治学
2. 政治・経済(市場)・社会
3. 民主政治の起源 
4. 民主政治の展開 
5. 民主政治の変容
6. 民主政治のさまざまな仕組み
7. 福祉と政治(1)―福祉国家の成立と構造
8. 福祉と政治(2)―福祉国家をめぐる論争
9. 選挙(1)―選挙制度と投票行動
10. 選挙(2)―日本の選挙
11. 議会
12. 政党と政党制
13. 官僚制
14. 利益集団
15. 民主政治の現在

* 授業形態は講義としているが、受講者数を考えて演習的な要素を取り入れる。したがって、授業方法についても、完全な受動型ではなく、受講者の積極的・能動的な態度が求められる。



 

【予習・復習】

予習: 3時間(教科書を熟読し、事前に指示する課題に取り組むこと)
復習:1時間(講義の内容の整理)

【授業関連科目】

 

【成績評価方法・注意】

基本的に2回のレポートと報告で評価する。これらにはコメントを行う。また、毎回の予習や復習の充実度や授業での積極的な姿勢などがチェックされ、加点される。

【教科書】

著者:川出良枝・谷口将紀(編) 書名:『政治学』 出版社:東京大学出版会

【参考書】

適宜指示する