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研究演習1年前期 2単位 2014年度以後入学生
  経済   経営    
2013年度以前入学生
三谷 直紀 前期   経済   経営    
備考 大学院
シラバス1

【授業の目的】

授業の位置付け(対応するディプロマポリシー):DP1 専門知識,DP3 思考力,DP4 判断力
大学院経済学研究科に係る専門科目(選択必修)として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献することを授業目標とする。

【到達目標】

受講者は受講終了後次のようなことができるようになることが到達目標である。
1.労働経済学の主要な課題とそれに関する理論やこれまでの実証分析の結果について理解し、概略説明できる。
2.労働経済学の実証的な分析ツールの使い方を理解し、簡単な分析ができる。
3.修士論文の準備段階のレポートがかける。

【授業計画】

(1)授業の位置付け(対応するカリキュラムポリシー):CP1 高度な専門知識,CP3 思考力,CP4 判断力
(2)授業形態:演習
(3)授業方法:能動型

1.『日本労働研究雑誌』など主要な学術誌を中心に労働経済学に関する基本的な文献をサーベイする。具体的には、
労働供給
労働需要
サーチ理論
失業
賃金決定
賃金格差
労働時間
高齢者雇用、女性雇用、若年雇用
などに関する文献。

2.修士論文のテーマを決めて、それに関連する文献をサーベイする。

3.東京大学社会科学研究所SSJデータアーカイブ等の個票データを使って、修士論文のテーマに関連する実証分析を行う。

4.修士論文の準備段階のレポートを作成する。



予習時間はおおむね4時間程度とし、配布資料の当該箇所をあらかじめ読んでおくとともに、自ら先行研究等の資料を探し、あるいはデータを分析・整理して報告の準備をする。復習時間はおおむね2時間とし、指導教員の指導に基づいて、演習の中で出された意見・コメントを整理し、研究のつぎのステップにつなげていく。

【予習・復習】

 

【授業関連科目】

計量経済学、労働政策特殊講義

【成績評価方法・注意】

修士論文の準備段階のレポート
【注意】計量経済学の十分な知識が十分ない者は計量経済学I、IIおよび演習を受講すること。
英語の文献を使用する場合があるので、十分な英語の読解力が必要である。

【教科書】

プリントを配布する

【参考書】

適宜指示する