流通システム論特論 | 2単位 | 2014年度以後入学生 | |||||||
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法 | 経済 | 経営 | 商 | ||||||
2013年度以前入学生 | |||||||||
三好 宏 | 前期 | 法 | 経済 | 経営 | 商 | ||||
備考 | 大学院 |
授業の位置付け:DP1:高度な専門知識、DP3:思考力、DP5:会話・文章力、DP8:持続性
本授業の目標は、流通システムの中で激しく変化するわが国の小売競争という現象を、セブン−イレブンという企業の軌跡を追うことによって理解することである。それを通じて、本研究科の目標である「グローバルな視野を持つ地域ビジネス・プロフェッショナルの育成」への貢献を目指す。
授業目標に基づいて、次の具体的内容ができるようになることが到達目標である。
1.わが国で起きた流通システムの歴史的変化を説明できる
2.コンビニの持続成長メカニズムを説明できる
3.事例分析の手法を身につける
4.流通システムや流通企業の行動に関するニュース等に関心を持つ
毎回報告者を決めテキストのある範囲の内容を『詳細な』レジュメを用いて報告してもらい、全員で議論を進める。担当者でない者も、毎回該当箇所をまとめたレジュメを作成し提出してもらう。
1.オリエンテーション:履修上の注意、授業のルール、進め方の周知。流通システムの概説等
2.流通システムに関する基本的テキストの読解・解説(1):流通システムとは
*『1からの流通論』第1章、『ゼミナール流通入門』1.流通とは
3.流通システムに関する基本的テキストの読解(2):流通システムの役割とは
*『流通原理』第1章
4.流通システムに関する基本的テキストの読解・解説(3):商業の介在原理
*『流通原理』第3章・4章、『1からの流通論』第11章、『ゼミナール流通入門』PP..40〜43
5.流通システムに関する基本的テキストの読解・解説(4):流通構造の変化と小売業態
*『1からの流通論』第6章・7章、『ゼミナール流通入門』3.小売業帯の発展
6.セブン−イレブンの概要
*各自、同社のことについて調べ報告
7.過程追跡という事例研究の方法(1)
*テキスト1の前半部分
8.過程追跡という事例研究の方法(2)
*テキスト1の後半部分
9.セブン−イレブンのフロント・フォーマット
*テキスト2の前半部分
10.セブン−イレブンによる顧客価値提案
*テキスト2の後半部分
11.セブン−イレブンのバック・フォーマット
*テキスト3
12.セブン−イレブンの競争優位性の基盤
*テキスト4
13.セブン−イレブンの持続成長の基盤
*テキスト5
14.セブン−イレブンの持続成長の確立
*テキスト6
15.まとめ
予習(3時間程度)テキスト該当箇所のレジュメ作成
復習(1時間程度)テキストと該当箇所の読了、関連文献の読解
商業学特論、商業史特論、流通情報論特論等
成績評価方法:レポート(評価の60%)、担当箇所の報告(30%)、授業中の討論内容(10%)
毎回提出されるレポートは、原則コメントをつけて返却する。
著者:田村 正紀 書名:セブン−イレブンの足跡 持続成長のメカニズムを探る 出版社:千倉書房
著者:石原 武政他 書名:1からの流通論 出版社:中央経済社
著者:田島 義博他 書名:ゼミナール流通入門 出版社:日本経済新聞社