印刷する
地域振興論特論II 2単位 2014年度以後入学生
  経済   経営    
2013年度以前入学生
岸田 芳朗 後期   経済   経営    
備考 大学院
シラバス1

【授業の目的】

 授業の位置付け(対応するディプロマポリシー):DP1専門知識,DP3思考力,DP4判断力,DP5会話・文章力

本学の建学の精神である「学問と真理とに対して謙虚な情熱と不屈のファイトをもつ人物の養成」,「産業の現実に関心を持ち,文化的知性をそなえ,創造的に社会の発展を指向する人物の養成」を目指し,教育目標である「グローバルな視野を持つ地域ビジネス・プロフェッショナルの養成」のもと,教育理念の「社会の諸現象,諸局面に対する高度な洞察力と問題解決能力」を身につけるようにする。 地域振興論特論IIは,商学・マーケティング分野の主要科目であり,地域振興を実践的に創造・運営・推進するための理論的かつ実証的研究成果を講義し,修士論文が作成できる研究能力の育成を目標とする。

【到達目標】

 受講生は国内と海外の地域づくりの実際に関する講義を受講することにより,キャリアの蓄積や地域振興の理論と実際についての知識を修得できる。そして,課題発表を通じて,地域運営を推進する具体的な手法や地域環境に配慮した循環型社会づくり,住民参加や地域づくり教育によるコミュニテー振興を推進する実践的能力を修得できる。

【授業計画】

 (1)授業の位置付け:CP1専門知識,CP3思考力,CP4判断力,CP5会話・文章力
 (2)授業形態:講義,演習
 (3)授業方法:講義については受動型,演習については能動型

 1. オリエンテーション
 2.岡山県瀬戸内市における地域づくり(1)
 3.岡山県瀬戸内市における地域づくり(2)
 4.岡山県新庄村における地域づくり(1)
 5.岡山県新庄村における地域づくり(2)
 6.島根県出雲市における地域づくり(1)
 7.島根県出雲市における地域づくり(2)
 8.愛媛県今治市における地域づくり(1)
 9.愛媛県今治市における地域づくり(2)
10.韓国洪城郡における地域づくり(1)
11.韓国洪城郡における地域づくり(2)
12.ベトナム・フエにおける地域づくり(1)
13.ベトナム・フエにおける地域づくり(2)
14.課題発表(1)
15.課題発表(2)・まとめ
   

【予習・復習】

○予習は2時間をめどにする。オリエンテーションと講義で配布された資料を読む。その際,理解  しにくい用語等をチェックし,講義時の説明をノートにメモし理解を深めること。

 ○復習は2時間をめどにする。毎回の配付資料と内容を整理し,講義の内容が理解できているかを
  確認すること。講義時に生じた疑問点や理解しにくかった点は,面談日や次回の講義で質問する
  こと。

【授業関連科目】

 流通システム論特論,地域振興論特論1

【成績評価方法・注意】

成績評価方法:予習時の提出レポートと最終レポートを,成績評価の対象とする。なお,採点したレポートは受講生に返却する。

【教科書】

教科書を使用しない

【参考書】

適宜指示する
著者:今村奈良臣 書名:『私の地方創生論』 出版社:農山漁村協会
著者:佐々木正幸他 書名:『創造農村』 出版社:学芸出版社
著者:石破茂 書名:『日本列島創生論』 出版社:新潮新書