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キャリア形成論III 2単位 2014年度以後入学生
2年以上 経済   経営 2年以上 2年以上
2013年度以前入学生
前田 健一(代)
八木 力俊
前期1コマ 2年以上 経済 2年以上 経営 2年以上 2年以上
備考 水II・経済学科
シラバス1

【授業の目的】

DP1:専門知識、DP2:一般知識、DP5:会話・文章力、DP6:意欲・責任感、DP7:協調性
本講義では交渉をテーマにコミュニケーションスキルを学びます。「交渉」と聞くとビジネスや国や国との駆け引きのような大きなテーマを思いがちですが友達との会話や買い物など日常生活の中にも様々な交渉的要素が存在します。本学の教育理念である「社会的人材の育成」を目標とし、互いが満足する結果を導くスキルを習得します。

【到達目標】

授業の内容を踏まえて次の5つのスキルを理解し実践できる。
1.交渉の基本を理解して話を進めることができる。
2.事前準備をして対話を進めることができる。
3.自分の気持ちをシンプルに伝えることができる。
4.自分も相手も大切にした表現を用いることができる。
5.合意形成に向け要望を満たす提案ができる。

【授業計画】

第1回 オリエンテーション ― キャリア形成論IIIの目的理解
第2回 交渉の体験 ― 1対1の交渉を体験する
第3回 交渉の基本を知る ― 交渉の流れとゴールを学ぶ
第4回 事前準備の方法 ― ミッションと目標を見つける
第5回 相手を理解するための技術I ― 聴く力を学ぶ
第6回 相手を理解するための技術II ― 質問力を学ぶ
第7回 価値観の違いを見つける ― ゲームワークによる学習1
第8回 合意形成を得る体験 ― ゲームワークによる学習2
第9回 自分も相手も大切にして伝える方法 ― アサーションを学ぶ
第10回 シンプルに伝える方法 ― ロジカルコミュニケーションを学ぶ
第11回 対話の進め方I ― ラポールの形成方法
第12回 対話の進め方II ― 率先して他者と関わる体験
第13回 交渉の心理学 ― 交渉の心理テクニックを学ぶ
第14回 総合演習I ― 交渉力プログラム体験(複数による交渉体験を予定)
第15回 総合演習II ― 交渉力プログラム体験(複数による交渉体験を予定)
第16回 定期試験

※毎回の授業ではプリントを配布する。
※対話形式で授業を進める予定。毎時間ゲームワークや演習を行う為、前方に着席して欲しい。活発な受講態度と協力を期待する。
※定期試験は記述式で行う。自筆のプリントは持ち込み可能であるためできる限り全講義に出席することが望ましい。
※学生の人数、受講状況により内容や進め方の変更の可能性がある。様子を見ながら進めていきたい。「履修して良かった」と思える講義を目指したい。

【予習・復習】

 

【授業関連科目】

キャリア形成論I、キャリア形成論IIの他、キャリアセンター主催の各種進路・就職対策講座

【成績評価方法・注意】

定期試験にて記述式の試験を実施する。到達目標に記した内容の理解を基本得点とする。講義中のプリント及び自筆のノートは持ち込み可。辞書や参考書類の持ち込みは不可。日本語が母語でない学生に関しては、電子辞書の持ち込みを認める。

【教科書】

プリントを配布する

【参考書】

適宜指示する