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法と情報 2単位 2014年度以後入学生
1年以上 経済   経営    
2013年度以前入学生
田中 宏和 前期1コマ 1年以上 経済   経営    
備考  
シラバス1

【授業の目的】

授業の位置づけ(対応するディプロマ・ポリシー):DP1専門知識、DP2一般知識、DP3思考力、DP4判断力、DP5会話・文章力、DP6意欲・責任感、DP9倫理観
 法学科の科目として、「豊かな教養」を身につけ、情報に関わる法への「専門知識を修得」することを授業の目標とする。移り変わりが激しい様々な「社会事象を的確に捉える」力を身につけ、考える力を養う授業ともなる。

【到達目標】

(1) ICTの進展に伴う社会の情報化の実態を踏まえ、法や制度を理解し、望ましい情報政策のあり方について考えることができること
(2) 制定された法を理解し、社会における問題の発見とその解決方法を法に従って考えることができること。
(3) 情報社会において、他者の権利を侵害せずに情報を活用することができること。

【授業計画】

(1)授業の位置づけ(対応するカリキュラム・ポリシー):CP1専門知識、CP2一般知識、CP3思考力、CP4判断力、CP5会話・文章力、CP6意欲・責任感、CP9倫理観

(2)授業形態:講義

(3)授業方法:受動型(但し、ソクラテスメソッド(対話型授業)も取り入れる)

第1回 情報と法 〜情報法のイメージ〜


第2回 憲法と情報法
参考書:宇賀・長谷部(2012)第1章「憲法上の諸原則」

第3回 情報倫理
参考書:宇賀・長谷部(2012)第2章「情報倫理」

第4回 放送制度
参考書:宇賀・長谷部(2012)第3章「放送制度」

第5回 通信制度
参考書:宇賀・長谷部(2012)第4章「通信制度」

第6回 情報公開
参考書:宇賀・長谷部(2012)第5章「情報公開」

第7回 個人情報保護
参考書:宇賀・長谷部(2012)第6章「個人情報保護」

第8回 データベースとコンテンツ
参考書:宇賀・長谷部(2012)第8章「データベースとコンテンツ」

第9回 電子商取引(1)
参考書:宇賀・長谷部(2012)第9章「電子商取引(1)―契約法上の諸問題」

第10回 電子商取引(2)
参考書:宇賀・長谷部(2012)第10章「電子商取引(2)―消費者法上の諸問題」

第11回 知的財産法(1)
参考書:宇賀・長谷部(2012)第11章「知的財産法(1)―知的財産法とは何か」

第12回 知的財産法(2)
参考書:宇賀・長谷部(2012)第12章「知的財産法(2)―デジタル化・ネットワーク化の進展に伴う新たな課題」

第13回 刑法による情報の保護
参考書:宇賀・長谷部(2012)第13章「刑法による情報の保護」

第14回 インターネットと刑法
参考書:宇賀・長谷部(2012)第14章「インターネットと刑法」

第15回 情報法のまとめ


第16回 定期試験

【予習・復習】

予習2時間(参考書を読む等、授業に関係する内容をあらかじめ予習した上で、授業中の教員からの質問を予測し、それらに答えられるようにしておく。)
復習2時間(授業で聞いた内容などを理解した上で、試験やレポート作成に備えて、自分なりに学習内容をノートにまとめておく。)

【授業関連科目】

 

【成績評価方法・注意】

(1)1回の試験(論述式)の成績で評価する(100%)。
(2)定期試験の採点終了後に試験等への講評を行う。

【教科書】

プリントを配布する

【参考書】

著者:宇賀克也・長谷部恭男 編著 書名:情報法 出版社:有斐閣