【授業の目的】

授業の位置付け（対応するディプロマシー）：ＤＰ１専門的知識、ＤＰ３思考力、ＤＰ４判断力
　経営学部商学科の専門科目として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献すること。ＦＰコースの１年生が、パーソナルファイナンスの基礎を学習するにあたり、法律、経済、金融・証券の各分野から学際的なアプローチを行う。FP受験科目の理解を容易にするとともに２年生以降の専門科目への関心を高めることができる。

【到達目標】

　受講生が講義終了後に次のようなことができるようになること。
１．日本経済を取り巻く環境変化を把握する。
２．ＦＰコース４年間の勉強の全体像を把握する。
３．パーソナルファイナンス学習の基礎を固める。
４．FP技能士受験科目のキーワードとなる専門用語を知る。
５．法・経済・経営の学際的な勉強を行い、専門科目への関心を高める。

【授業計画】

１．授業の位置付け（対応するカリキュラムポリシー）：ＣＰ１専門的知識、ＣＰ３思考力、ＣＰ４判断力
２．授業形態：講義
３．授業方法：受動型
プリント、ＶＴＲを利用する。
１．消費者金融　映画「夜逃げ屋本舗２」鑑賞（担当：倉持）
２．現代日本における「借金」（担当：倉持）
３．債権と債務（担当：倉持）
４．会社（担当：倉持）
５．多重債務問題（担当：倉持）
６．市場経済と金融（担当：倉持）
７．格差社会問題（担当：鳴滝）
８．保護主義の台頭（担当：鳴滝）
９．金融緩和政策の行方（担当：鳴滝）
10．サブプライムローンと不動産の証券化（担当：坂下）
11．リーマンショックとは何か（担当：坂下）
12．世界の金融機関−銀行業務と証券業務（担当：坂下）
13．金融機関と基軸通貨問題（担当：坂下）
14．グローバル化の進展とアベノミクス（担当：坂下）
15．世界経済と金融資本市場の変化（担当：坂下）
期末レポート

【予習・復習】

予習（２時間程度）　講義初日に渡す「講義テーマ」に沿って事前に調べることが望ましい。
復習（２時間30分程度）　毎講義時に実施するミニテスト（レポート）の内容をチェックするとともに、講義テーマの重要箇所を中心に当日のレジュメで確認しておくこと。

【授業関連科目】

FP概論１・２

【成績評価方法・注意】

成績評価方法：ミニテスト（レポート）、期末レポート
毎時限終了前に行う到達目標について理解しているかチェックするミニテスト（レポート）と期末レポートにより評価する（配分比率ミニテスト（レポート）に30点、期末レポート70点）。
ミニテスト（レポート）の解答の優れた着眼点等は、次回の授業で披露して解説する。
セキュリティシートで出席をとる。

【教科書】

プリントを配布する

【参考書】

参考書を使用しない