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教育史 2単位 2014年度以後入学生
2年以上 経済   経営 2年以上 2年以上
2013年度以前入学生
伴 恒信 前期1コマ   経済   経営    
備考 教職科目(2016年度以後入学の教職課程履修者のみ)
シラバス1

【授業の目的】

授業の位置付け(対応するディプロマポリシー):DP1 専門知識、DP3 思考力
教職に係る専門科目(必修科目)として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献することを授業目標とする。

【到達目標】

1.日本の現代の教育が様々な諸外国の影響を受け、それぞれの歴史社会状況の中でどのように形成されてきたかを理解する。
2.明治維新以降の日本の教育は西洋の教育の大きな影響を受けている。その時代的背景や影響関係を考慮に入れながら、国際的視野から日本の教育の発展の流れを掌握する。

【授業計画】

(1)授業の位置付け(対応するカリキュラムポリシー):CP1 専門知識、CP3 思考力
(2)授業形態:講義 
(3)授業方法:受動型
1.ヨーロッパ社会での教育の始まり
   教科書:第1章 
2.宗教改革期の教育思想−ルターとコメニウス 
   教科書:第2章 
3.市民革命期の教育思想(1)−イギリス ピューリタン革命からロックまで
   教科書:第3章 
4.市民革命期の教育思想(2)−アメリカの独立革命とフランス啓蒙思想 
   教科書:第3章 
5.産業革命期の教育(1)−オーウェンとペスタロッチ 
   教科書:第4章 
6.産業革命期の教育(2)−幼児教育とフレーベル 
   教科書:第4章 
7.ヨーロッパ国民教育制度の確立(1)−イギリス・フランス・ドイツ 
   教科書:第5章 
8.ヨーロッパ国民教育制度の確立(2)−アメリカ・ロシア 
   教科書:第5章 
9.日本の前近代の教育−江戸時代の藩校と塾 
   教科書:第7章 
10.日本の近代教育制度の確立(1)−学制から初代文部大臣森有礼
   教科書:第7章 
11.日本の近代教育制度の確立(2)−学校制度と教員養成制度の確立 
   教科書:第8章 
12.明治-大正の教育の展開−自由主義教育から国家主義教育へ 
   教科書:第9章 
13.戦時体制下の教育
   教科書:第8章 
14.戦後日本の教育
   教科書:第11章 
15.現在の世界の教育
16.定期試験
(5)復習(1時間程度)教科書をよく読み、内容を理解すること。

【予習・復習】

 

【授業関連科目】

教育原理

【成績評価方法・注意】

成績評価方法(手段):(1)試験、小テスト
(2)小テストの後、答え合わせと考え方を示す。

【教科書】

著者:古沢常雄、米田俊彦編 書名:教育史 出版社:学文社

【参考書】

適宜指示する