統計学総論II | 2単位 | 2014年度以後入学生 | |||||||
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法 | 1年以上 | 経済 | 経営 | 商 | |||||
2013年度以前入学生 | |||||||||
佐井 至道 | 後期1コマ | 法 | 1年以上 | 経済 | 1年以上 | 経営 | 商 | ||
備考 | 定員50名程度 |
授業の位置付け(対応するディプロマポリシー):DP1専門知識,DP3思考力,DP4判断力
経済学部経済学科に係る専門科目(選択必修科目)として,本講義は,統計学総論Iに引き続き,統計学の種々の手法の習得と表計算ソフトExcelを利用した演習によるテクニックの習得を目的とし,教育理念に沿って,統計という手法を用いて社会事象を捉え,分析し,解決する能力を備えた人材の育成を目指す。
1) 変数間の関係を探るためにしばしば利用される相関係数の性質を理解できる。
2) 回帰分析の手法を理解し,データに対して用いることができる。
3) 確率変数や確率分布などについて,その概念を把握できる。
4) 簡単な推定方法や検定方法を用いることができる。
1) 授業の位置付け(対応するカリキュラムポリシー):CP1専門知識,CP3思考力,CP4判断力,CP5会話・文章力,CP8持続性,CP9倫理観
2) 授業形態:講義と演習
3) 授業方法:能動型(アクティブラーニング)
1.相関係数と偏相関係数の計算方法とその解釈の説明
2.多変量の実データに対する相関係数の計算
3.回帰直線の求め方とその解釈の説明
4.2変数の実データに対する回帰直線の当てはめ
5.データの平滑化の方法についての説明
6.時系列データに対する平滑化の演習
7.ダミー変数による変数のコントロール法とその利用法の説明
8.ダミー変数による数値化とそのデータに対する分析
9.官庁統計などの経済データについての見方と分析方法の説明
10.推定・検定に用いる確率論の説明
11.平均値の推定の説明
12.平均値の検定の説明
13.クロス表における独立性の検定の説明
14.個々の実データに対する分析とレポート作成
15.レポート作成
予習(1時間程度)
復習(3時間程度)
統計学総論Iを受講していることが望ましい。
成績評価方法:レポートと講義内の小テスト
講義における出席状況や提出するレポートを80%,講義内の小テストを20%として評価する。レポートについては,毎回チェックして返却し,次回の講義で解説する。
受講者数の上限を45名程度とする。最初の講義には必ず出席すること。希望者多数の場合には抽選を行う。
講義はVODとして講義案内システムで視聴が可能なため,講義を欠席した場合には,各自で学習すること。
プリントを配布する
著者:佐井至道 書名:例解調査論 出版社:大学教育出版