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研究演習3年 4単位 2014年度以後入学生
  経済   経営    
2013年度以前入学生
佐藤 豊信 通年1コマ   経済 3年以上 経営    
備考  
シラバス1

【授業の目的】

経済学部経済学科に係る研究演習として、本学の教育目標である「知識力・思考力・判断力・主体的行動」に関わる「力」と「素養」の涵養を目標としている。

【到達目標】

1)農山村地域がが抱える問題点および課題を正確に把握する能力を身につける。
2)地域政策立案に必要な分析力を身につける。
3)現地調査におけるコミュニケーション力を身につける。
4)具体的な問題点把握のため,現場の調査能力を育成する。
5)アンケート表作成力ならびにアンケート票分析力を身につける。
6)地域活性化に対して,具体的な政策提案ができる

【授業計画】

本授業では、知識力・思考力・判断力・主体的に行う態度の涵養に重点を置く。
授業形態は、講義、演習、実習に重点を置く。

この授業では,人口減少ならびに経済活力が急速に低下している中山間地域を対象として,地域活力低下要因の分析,ならびに,地域活性化対策の立案ができるための知識・技能育成を目指す。

1.農山村地域の人口・経済問題の現状把握(1)
2.農山村地域の人口・経済問題の現状把握(2)
3.農山村地域の人口・経済問題の現状把握(3)
4.地域経済のデータ分析(1)
5.地域経済のデータ分析(2)   人口減少の要因分析と問題点・課題
6.地域経済と農業・農村問題(1)
7.地域経済と農業・農村問題(2)
8.農山村地域の利用可能資源と地域活性化(1)
9.農山村地域の利用可能資源と地域活性化(2)
10.地域農業活性化と農山村地域活性化(1)
11.地域農業活性化と農山村地域活性化(2)
12.地域農業活性化と農山村地域活性化(3)
13.地域活性化における農業の役割
14.地域活性化と農産物直売所(1)
15.地域活性化と農産物直売所(2)
16.地域活性化と農村リゾート(1)
17.地域活性化と農村リゾート(2)
18.地域活性化と農村リゾート(3)
19.地域資源リストの作成(1)
20.地域資源リストの作成(2)
21.地域資源リストの作成(3)
22.地域資源の活用方策(1)
23.地域資源の活用方策(2)
24.地域資源の活用方策(3)
25.地域資源活用方策(4)
26.地域内経済循環の意義
27.移動販売業者の存立意義
28.調査実施演習と報告(1)
29.調査実施演習と報告(2)
30.調査実施演習と報告(3)

事前に配布している資料ならびに前回講義までの講義ノートを活用して予習・復習をおこなうこと。予習の時間:約1時間,復習の時間:約1時間

【予習・復習】

予習1時間(毎回、次回の予習内容を指示)
復習2時間(ノートを点検して理解度を高める。理解できない場合は、質問に来ること)

【授業関連科目】

地域政策や農業経済、農業政策などに関連する講義を受講していることが望ましい

【成績評価方法・注意】

到達目標にどの程度達したかを,演習時間内における課題発表の内容などをもとに評価する(配点80%)。数回作成するレポートの内容と意見発表の内容なども評価の対象とする(配点20%)。意見発表やレポートについては、解説をおこない、学生の理解を深める。

【教科書】

プリントを配布する

【参考書】

適宜指示する