教育課程論 | 2単位 | 2014年度以後入学生 | |||||||
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法 | 2年以上 | 経済 | 経営 | 2年以上 | 商 | 2年以上 | |||
2013年度以前入学生 | |||||||||
伴 恒信 | 前期1コマ | 法 | 2年以上 | 経済 | 2年以上 | 経営 | 2年以上 | 商 | 2年以上 |
備考 | 教職科目 |
授業の位置付け(対応するディプロマポリシー):DP1 専門知識、DP3 思考力
教職に係る専門科目(必修科目)として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献することを授業目標とする。
教育課程論の講義は、学校の教育課程の全体構造に関する知識の提供を目的としているが、日本の現行の教育課程の特質をより明確により深く理解するため、原理的・歴史的・比較的など幅広い視座からの講義を行う。
1.今日のグローバル競争の時代では、各国がいかに子どもに国際的に通用する学力を身に付けさせるかが国家存亡の鍵を握っている。その意味で教育課程のあり方は極めて重要で、教育課程の違いが重大な結果をもたらすことを理解する。
2.現代の日本の教育課程の特徴や課題について明確に認識するとともに、各学校や学年のレベルでいかに教育課程を編成したら良いかを考察する。
(1)授業の位置付け(対応するカリキュラムポリシー):CP1 専門知識、CP3 思考力
(2)授業形態:講義
(3)授業方法:受動型
1.教育課程の概念と構造(1)−教育課程編成の原理と類型
教科書:第1章
2.教育課程の概念と構造(2)−編成の課題
教科書:第1章
3.現在の学習指導要領の基本構造と課題(1)−学習指導要領の目標と性格
教科書:第2章
4.現在の学習指導要領の基本構造と課題(2)−新学習指導要領の基本構造
教科書:第2章
5.教育課程編成の法と教育行政−教育課程編成に関する法体系と行政
教科書:第3章
6.教科書の検定・採択とその歴史−教科書の検定と採択
教科書:第3章
7.欧米における教育課程の歴史と現状(1)−アメリカ(1) デューイと新教育
教科書:第5章
8.欧米における教育課程の歴史と現状(2)−アメリカ(2) 教育の質の改革
教科書:第7章
9.欧米における教育課程の歴史と現状(3)−フランス・スイス ルソーとペスタロッチ
教科書:第5章
10.欧米における教育課程の歴史と現状(4)−イギリス ナショナル・カリキュラム
教科書:第7章
11.欧米における教育課程の歴史と現状(5)−フィンランド OECD学力調査
教科書:第7章
12.アジアにおける教育課程の歴史と現状−中国・韓国
教科書:第7章
13.教育課程をめぐる諸問題(1)−総合的な学習とジェンダー
教科書:第8章
14.教育課程をめぐる諸問題(2)−小学校英語と学校間接続
教科書:第8章
15.教育課程の将来像
16.定期試験
(5)復習(1時間程度)教科書をよく読み、内容を理解すること。
教育原理、教師論、教育方法論、教育史、道徳教育の研究
成績評価方法(手段):(1)試験、小テスト
(2)小テストの後、答え合わせと考え方を示す。
著者:山崎準二編 書名:教育課程 出版社:学文社
著者:文部科学省刊 書名:学習指導要領 出版社: