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研究演習3年 4単位 2014年度以後入学生
  経済   経営   3年以上
2013年度以前入学生
天野 雅敏 通年1コマ   経済   経営   3年以上
備考  
シラバス1

【授業の目的】

授業の位置づけ(ディプロマポリシーとの関連)ビジネスにおける総合的理解力と専門的実行能力の修得。本演習では、日本の流通の歴史について広い視角から学ぶことによって、地域社会の発展を支えるグローバルな視野を持つ人材養成に貢献することを目指します。また本学の教育目標である「専門学術の振興」への貢献を目指します。

【到達目標】

1.本演習を履修することによって、日本の流通の歴史について深い理解が得られるようになる。
2.本演習を履修することによって、日本の小売業の展開と流通政策について的確な理解が得られるようになる。
3.さらに、履修生は、研究演習における各自の発表を通じて学習・研究能力やコミュニケーション能力の向上をはかることができる。

【授業計画】

授業の位置づけ(カリキュラムポリシーとの関連)社会事象を的確に捉え、分析し、解決できる能力を備えた心豊かな人材養成。
授業形態:演習、授業方法:能動型
最初の2回は、教員の方から履修生に対して講義形式のオリエンテーションを行う。その後、テキストを輪読しながら、日本の流通の歴史について学ぶ。
1回 履修指導
2回 研究演習3年の概要紹介
3回 流通100年の分析視角(石原武政・矢作敏行編『日本の流通100年』有斐閣、1〜16頁)
4回 加工食品流通−その1(同上『日本の流通100年』、19〜32頁)
5回 加工食品流通−その2(同上『日本の流通100年』、33〜41頁)
6回 加工食品流通−その3(同上『日本の流通100年』、42〜54頁)
7回 化粧品・医薬品流通−その1(同上『日本の流通100年』、55〜68頁)
8回 化粧品・医薬品流通−その2(同上『日本の流通100年』、69〜82頁)
9回 化粧品・医薬品流通−その3(同上『日本の流通100年』、83〜90頁)
10回 家電流通−その1(同上『日本の流通100年』、91〜99頁)
11回 家電流通−その2(同上『日本の流通100年』、100〜111頁)
12回 家電流通−その3(同上『日本の流通100年』、112〜132頁)
13回 衣料品流通−その1(同上『日本の流通100年』、133〜144頁)
14回 衣料品流通−その2(同上『日本の流通100年』、145〜157頁)
15回 衣料品流通−その3(同上『日本の流通100年』、158〜174頁)
16回 百貨店−その1(同上『日本の流通100年』、175〜185頁)
17回 百貨店−その2(同上『日本の流通100年』、186~198頁)
18回 百貨店−その3(同上『日本の流通100年』、199〜216頁)
19回 チェーンストア−その1(同上『日本の流通100年』、217〜229頁)
20回 チェーンストア−その2(同上『日本の流通100年』、230〜241頁)
21回 チェーンストア−その3(同上『日本の流通100年』、242〜262頁)
22回 中小小売業−その1(同上『日本の流通100年』、263〜270頁)
23回 中小小売業−その2(同上『日本の流通100年』、271^286頁)
24回 中小小売業−その3(同上『日本の流通100年』、287〜300頁)
25回 流通政策−その1(同上『日本の流通100年』、301〜320頁)
26回 流通政策−その2(同上『日本の流通100年』、321〜327頁)
27回 流通政策−その3(同上『日本の流通100年』、328〜340頁)
28回 流通100年を振り返って−その1(同上『日本の流通100年』、341〜348頁)
29回 流通100年を振り返って−その2(同上『日本の流通100年』、349〜354頁)
30回 研究演習3年のまとめと討論

【予習・復習】

予習1時間(テキストの該当箇所を読んで、疑問点を整理しておくこと)
復習2時間(教材・ノートを整理し、理解の徹底をはかること)

【授業関連科目】

商業史、商業経営論、マーケティング論

【成績評価方法・注意】

成績評価方法:討論・プレゼン、レポート
研究演習への参加の熱意、研究発表・レポート作成などで評価します。研究発表30%、研究演習への貢献度20%、レポート作成50%で評価します。

【教科書】

プリントを配布する
著者:石原武政・矢作敏行編 書名:『日本の流通100年』 出版社:有斐閣

【参考書】

適宜指示する