印刷する
研究演習3年 4単位 2014年度以後入学生
  経済   経営 3年以上  
2013年度以前入学生
長田 貴仁 通年1コマ   経済   経営 3年以上  
備考  
シラバス1

【授業の目的】

本演習は「後継者・起業家育成ゼミ」だが、在学中、卒業直後に独立起業することだけが目的ではない。就職後、ビジネスの経験を積み、社内で新規事業を起こす「社内起業家」の育成にも力を入れている。そのために必要な「知識・技能」だけでなく、「思考力・判断力・表現力」の習得する学習機会を提供する。3年生で得た企業家、起業、新事業創造に関する知見を基に、4年生では新事業創造に関する卒業論文を書き上げる。

【到達目標】

以下の目標に到達したい。
以下10の目標に到達したい。
1.家業を後継する、独立起業する、就職するだけでなく、将来、社内で新事業を起こすために必要となる実践的な知識を習得する。
2.事業計画書を書けるようになる。
3.「ビジネス・リベラルアーツ」(ビジネス教養)、理論を修得する。ビジネスに関する情報を飛躍的に増やす。
4.実践的知識を裏付ける学術的知識を修得する。
5.「企業から求められる人材=リーダー」と自覚し、「主体的に行う態度」を習慣化する。
6.自発的に調べ、論理的に考え、文学的に表現し、積極的に行動できる人になる。
7.「草食系」ではなく、たくましい「創職系」になれるよう1年間で精神的成長を遂げる。
8.後継者、企(起)業家として必要な心構えを知る。
9.自分の「食い扶持」を見出し、後継、起業、就職できるよう行動に移す。
10.早めに卒業論文の準備に取りかかれるよう、計画を立案、実行する。

【授業計画】

授業の位置づけ(カリキュラムポリシーとの関連):「社会事象を分析し、解決できる能力を備える」ための専門学術分野に取り組む。
授業形態:演習。
授業方法:能動型(アクティブラーニング)。

1.オリエンテーション―1年後に「起業できる人」になる―
2回以降の発表担当を決める。今回までに「日本経済新聞」(電子版も可)を購読し、毎日読むこと(必須)。その他、「日経ビジネス」「週刊東洋経済」「週刊ダイヤモンド」「プレジデント」「エコノミスト」などのビジネス誌にも常に注意を払え。2回以降は下記のテキストを基本としながらも、上記媒体を読んでいることを前提に「最先端のビジネス」について議論する。
2.起業に必要な実践的知識を習得する。
『知識ゼロからの株式会社の作り方』を輪読し、発表、議論する。
この回だけでなく、以降も毎回、授業の最初は、「主要メディア」の重要記事を一つピックアップして解説してもらう。
テキストだけ読んだら終わり、というゼミではない。あくまでもビジネスの現実にこだわる。「ビジネス社会音痴」にならないようするため、経営学の理論を重視しつつも、日々変わりゆくビジネスの現実に目を配る癖をつける。単に教科書の要約を行うだけではなく、常に現実(ビジネス)の事例に結びつけて考えてもらう。発表の際は、レジュメを用意せよ。
予習(2時間):授業までに、次回予定の企業のケースを、発表担当である、ない、に関わらず読み、意見を言えるように準備しておくこと。
復習(2時間):授業中の内容をノートに記述し整理せよ。
以下、3.〜14.まで同上。
3. 起業に必要な実践的知識を習得する。
4. 起業に必要な実践的知識を習得する。
5. 起業に必要な実践的知識を習得する。
6.起業に必要な実践的知識を習得する。
7.起業に必要な実践的知識を習得する。
8.起業に必要な実践的知識を習得する。
9.起業に必要な実践的知識を習得する。
10.起業に必要な実践的知識を習得する。
11.起業に必要な実践的知識を習得する。
12.起業に必要な実践的知識を習得する。
13.起業に必要な実践的知識を習得する。
14.起業に必要な実践的知識を習得する。
15.前期のまとめ、と、後期に向けて。
夏期休暇中:教科書『企業家学のすすめ』を読み、第16回にレポートとして提出。参考書『経営学検定試験公式テキスト 1 経営学の基本』も通読、経営学検定受験に備える。
16.夏期課題図書の『企業家学のすすめ』に関して議論する。
17.事業計画を作成する。
『事業計画書は1枚にまとめなさい』を輪読し、発表、議論する。
使用教科書以外の注記は、2.と同じ。
以下、18.〜29.まで同上。
18.事業計画を作成する。
19.事業計画を作成する。
20.事業計画を作成する。
21.事業計画を作成する。
22.事業計画を作成する。
23.事業計画を作成する。
24.事業計画を作成する。
25.事業計画を作成する。
27.事業計画を作成する。
28.事業計画を作成する。
29.事業計画を作成する。
30.前期のまとめ。

【予習・復習】

 

【授業関連科目】

現代ビジネス事情、経営学1、経営学2、会計、FP関連科目。

【成績評価方法・注意】

成績評価方法=プレゼン力と議論力(60%)。レポート(40%)。プレゼンと議論に関して、どれだけ準備をし、その後、ビジネス情報量を急増させたか否かを評価の基準にする。
フィードバック=各自の発言に対して、懇切丁寧にコメントする。レポートについても同じ。
注意=社会人としての自覚を持ち、ゼミに良い雰囲気をもたらす「大人」を歓迎する。なお、インターンシップ、留学など、学外活動にも積極的に参加すること。

【教科書】

著者:伊藤友美、今村正 書名:『知識ゼロからの株式会社の作り方』 出版社:幻冬舎
著者:上野光夫 書名:『事業計画書は1枚にまとめなさい』 出版社:ダイヤモンド社
著者:宮本又郎・加護野忠男/企業家研究フォーラム 編 書名:『企業家学のすすめ』 出版社:有斐閣

【参考書】

適宜指示する
著者:日本経営協会 書名:『経営学検定試験公式テキスト 1 経営学の基本』 出版社:中央経済社
著者:日経BP社 書名:「日経ビジネス」 出版社:日経BP社
著者:東洋経済新報社 書名:「週刊東洋経済」 出版社:東洋経済新報社
著者:ダイヤモンド社 書名:「週刊ダイヤモンド」 出版社:ダイヤモンド社