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研究演習2年 4単位 2014年度以後入学生
  経済   経営 2年以上  
2013年度以前入学生
長田 貴仁 通年1コマ   経済   経営 2年以上  
備考  
シラバス1

【授業の目的】

「後継者・起業家育成ゼミ」の初年度として、「知識・技能」だけでなく、「思考力・判断力・表現力」の習得を目標に幅広い学習機会を提供する。前期は徹底して、ビジネス情報のシャワーを浴びせる。後期は、注目すべき企業家および企業に焦点を当てた事例研究を行う。結果、受講生はビジネスと生きる意味の関わりを知り、経営学のバックグラウンドを拡充できるだけでなく、広い視野からキャリアデザインを描けるようになる。

【到達目標】

以下10の目標に到達したい。
1.家業を後継する、独立起業する、就職するだけでなく、将来、そこで新事業を起こすために必要な、「ビジネス・リベラルアーツ」(ビジネス教養)、理論を修得する。
2.ビジネスに関する情報を急増させる。
3.「日本経済新聞」をはじとする経済紙・ビジネス誌を読む習慣をつける。
4.「企業から求められる人材=リーダー」と自覚し、具現化していく。
5.自発的に調べ、論理的に考え、文学的に表現し、積極的に行動できる人になる。
6.「草食系」ではなく、たくましい「創職系」になれるよう1年間で精神的成長を遂げる。
7.「進路決定は3年からでは遅い」との前提に立ち、2年生で進路決定できるようにする。
8.後継者、企(起)業家として必要な心構えを知る。
9.ファミリービジネスの是非を検証する。
10.ビジネス・経営学関連資格の取得に備える。

【授業計画】

授業の位置づけ(カリキュラムポリシーとの関連):「社会事象を分析し、解決できる能力を備える」ための専門学術分野に取り組む。
授業形態:演習。
授業方法:能動型(アクティブラーニング)。
1.〜14.20.〜30.=【参考書】として記した各媒体の該当記事を適宜活用する。普段から目を通しておくこと。
15.〜19.=【教科書】として記した『生き方』を事前に読んでおくこと。
【教科書】『経営学の基本』は、レポートの課題図書として使う。

1.経営学とビジネス・ジャーナリズム。
2.最新のビジネス情報に関して発表し議論する。
予習(2時間):経営学の理論との関係性を踏まえながら、「東洋経済」「日経ビジネス」などのビジネス誌を読む。
復習(2時間):授業中に明確になった疑問点をノートにまとめる。
以上、3.〜13.まで同じ。
3.最新のビジネス情報に関して発表し議論する。
4.最新のビジネス情報に関して発表し議論する。
5.Q&Aセッション。
6.最新のビジネス情報に関して発表し議論する。
7.最新のビジネス情報に関して発表し議論する。
8.最新のビジネス情報に関して発表し議論する。
9.Q&Aセッション。
10.最新のビジネス情報に関して発表し議論する。
11.最新のビジネス情報に関して発表し議論する。
12.最新のビジネス情報に関して発表し議論する。
13.Q&Aセッション。
14.事例研究の方法。
15.後期に向けて。企業・企業家研究の準備。
16.企業家の「生き方」―発表と議論。
予習(2時間):100万部超えのロングベストセラーとなった稲盛和夫京セラ創業者の『生き方』(サンマーク出版)を読む。プレゼン、議論に向けて備える。
復習(2時間):授業中に明確になった疑問点をノートにまとめる。
17.18.も同じ。
17.企業家の「生き方」―発表と議論。
18.企業家の「生き方」―発表と議論。
19.Q&Aセッション。
20.企業研究―発表と議論。
予習(2時間):教員のアドバイスを踏まえ、主体的に資料を集め企業研究を行う。プレゼン、議論に向けて備える。
復習(2時間):授業中に明確になった疑問点をノートにまとめる。
21.〜30.も同じ。
21.企業研究―発表と議論。
22.企業研究―発表と議論。
23.企業研究―発表と議論。
24.Q&Aセッション。
25.企業家研究―発表と議論。
26.企業家研究―発表と議論。
27.企業家研究―発表と議論。
28.企業家研究―発表と議論。
29.Q&Aセッション。
30.まとめ―進路を決める。

【予習・復習】

 

【授業関連科目】

現代ビジネス事情、経営学1、経営学2.、会計、FP関連科目。この他、リーダーには、幅広いビジネス教養が求められるため、経営学科、商学科の専門科目だけでなく教養科目も大いに関連する。

【成績評価方法・注意】

成績評価方法=プレゼン力と議論力(60%)。レポート(40%)。プレゼンと議論に関して、どれだけ準備をし、その後、ビジネス情報量を急増させたか否かを評価の基準にする。
フィードバック=各自の発言に対して、懇切丁寧にコメントする。レポートについても同じ。
注意=社会人としての自覚を持ち、ゼミに良い雰囲気をもたらす「大人」を歓迎する。なお、インターンシップ、留学など、学外活動にも積極的に参加すること。

【教科書】

著者:稲盛和夫 書名:『生き方』 出版社:サンマーク出版
著者:日本経営協会 書名:『経営学検定試験公式テキスト 1 経営学の基本』 出版社:中央経済社

【参考書】

適宜指示する
著者:日本経済新聞社 書名:「日本経済新聞」 出版社:日本経済新聞社
著者:日経BP社 書名:「日経ビジネス」 出版社:日経BP社
著者:東洋経済新報社 書名:「週刊東洋経済」 出版社:東洋経済新報社
著者:ダイヤモンド社 書名:「週刊ダイヤモンド」 出版社:ダイヤモンド社