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研究演習3年 4単位 2014年度以後入学生
  経済   経営    
2013年度以前入学生
加藤 真也 通年1コマ   経済 3年以上 経営    
備考  
シラバス1

【授業の目的】

授業の位置付け(対応するディプロマポリシー):思考力・判断力・表現力
経済学部経済学科における共通必修科目として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献することを目標とする。

【到達目標】

授業の位置付け(対応するディプロマポリシー):思考力・判断力・表現力
3つの到達目標
 1.基礎的なゲーム理論・情報の経済学の内容を理解すること
 2.学んだ知識を用いて現実の経済行動を説明・解釈できること
 3.プレゼンテーション能力、資料作りの技術を向上させること

【授業計画】

授業形態:演習 授業方法:受動型

3年次には、2冊の教科書
[1]ゼミナール ゲーム理論入門
[2]ゲーム理論ワークブック
を読み込むことに専念します。

4年次には、
[3]経済学のためのゲーム理論入門
を輪読する予定です。


進行予定の詳細は次の通り([数字−章]は上記の教科書の数字と章立てに対応)

(前期)
1.オリエンテーション、報告割当
  ゲーム理論への招待[1−1]
2.戦略形ゲームの基礎[1−2]
3.完全情報の展開形ゲーム[1−3]
4.戦略形ゲームの応用[1−4]
5.不完全競争市場への応用[1−5]
6.選択と意思決定[2−1]
7.戦略ゲームとナッシュ均衡点(前半)[2−2]
8.戦略ゲームとナッシュ均衡点(後半)
9.混合戦略[1−6]
10.一般の展開形ゲーム[1−7]
11.ダイナミックなゲーム(前半)[2−3]
12.ダイナミックなゲーム(後半)
13.時間経過と長期的関係[1−8]
14.繰り返しゲーム(前半)[2−4]
15.繰り返しゲーム(後半)

(後期)
1.ゼミ対抗プレゼンテーション大会準備(1)
2.不確実性とゲーム理論[1−9]
3.不完備情報の戦略形ゲーム[1−10]
4.不確実な相手とのゲーム(前半)[2−5]
5.不確実な相手とのゲーム(後半)
6.協力ゲームの理論[1−11]
7.ゼミ対抗プレゼンテーション大会準備(2)
8.ゼミ対抗プレゼンテーション大会準備(3)
9.交渉ゲーム(前半)[2−6]
10.交渉ゲーム(後半)
11.グループ形成と利得分配(前半)[2−7]
12.グループ形成と利得分配(後半)
13.進化ゲーム(前半)[2−8]
14.進化ゲーム(後半)
15.ゲーム理論の勉強を進めるために[1−12]

*進行状況によっては変更になる場合もあります
 また、進行方法の概要については、「成績評価方法・注意」を参照すること

予習(3時間程度)発表準備や宿題に要する時間の目安です
復習(1時間程度)テキストを読み返しましょう

【予習・復習】

 

【授業関連科目】

ミクロ経済学、中級ミクロ経済学

【成績評価方法・注意】

成績評価方法:討論・プレゼン
*宿題、プレゼンの勝敗、出席状況から総合的に評価します

(進行方法)
教科書の内容についてプレゼンしてもらいます。
プレゼンは、2人対2人のチーム戦になっており、プレゼンの出来を競います。
他のゼミ生からの評価により勝敗が決まるものとします。
*詳細については、ゼミ中にお伝えします

【教科書】

著者:渡辺隆裕 書名:ゼミナール ゲーム理論入門 出版社:日本経済新聞出版社
著者:岡田章 他 書名:ゲーム理論ワークブック 出版社:有斐閣

【参考書】

適宜指示する
著者:神戸伸輔 書名:入門 ゲーム理論と情報の経済学 出版社:日本評論社
著者:渡辺隆裕 書名:図解雑学 ゲーム理論 出版社:ナツメ社
著者:ロバート・ギボンズ 書名:経済学のためのゲーム理論入門 出版社:創文社