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テーマパークデザイン論 2単位 2014年度以後入学生
  経済   経営   2年以上
2013年度以前入学生
大石 貴之(代)
三好 宏
ソ ユンゾン
前期1コマ   経済   経営   2年以上
備考 地域フィールドスタディー、夏期集中講義(8/28〜31・国内研修)
シラバス1

【授業の目的】

授業の位置づけ(対応するディプロマポリシー):DP1専門知識、DP3思考力、DP6意欲・責任感、DP7協調性
 経営学部商学科に係る専門科目として、本学の教育目標である「幅広い学習機会の提供」と「社会的人材の育成」に貢献することを目標とする。

【到達目標】

 本授業は、徳島県神山町におけるフィールドスタディを実施し、以下のことができるようになることを到達目標とする。
1.対象地域の現状について理解し、地域における課題を整理することができる。
2.対象地域における取り組みを踏まえ、他の地域に応用して考えることができる。
3.学生の視点から考えたことを積極的に社会に情報を発信することができる。

【授業計画】

授業の位置づけ(対応するカリキュラムポリシー):CP1専門知識、CP3思考力、CP6意欲・責任感、CP7協調性
授業形態:実習・実技  授業方法:フィールドスタディ

・本授業は、現地集合により実習を行い、さらにインタビュー調査を実施するなど、学生の主体性に基づく活動が中心となる。したがって、参加意欲や積極性の低い学生、また日本語能力が乏しい学生の受講は認めない場合があるので注意すること。
・実習は夏季休業中に3泊4日で実施し、事前学習を6月後半より4コマ程度、事後学習を8月中に2コマ程度実施する。
・実習場所は徳島県名西郡神山町とし、現地集合とする。
・参加者は4月中に別途募集(定員10名程度)し、説明会を実施する。

1. 事前学習(1):オリエンテーション―フィールドスタディの進め方について―
2. 事前学習(2):「地域づくり」の現状について知る
3. 事前学習(3):神山町における地域づくりの取り組みについて知る
4. 事前学習(4):インタビュー調査の準備をする
5. 実習(1):神山町における地域づくりの経緯に関する講義
6. 実習(2):神山町における地域づくりの端緒となるアートツアーの実施
7. 実習(3):IT企業や飲食店等を経営する移住者に対するインタビュー調査
8. 実習(4):神山町に在住する地元住民に対するインタビュー調査
9. 実習(5):スダチ収穫や薪割り等の既存産業の体験
10. 実習(6):既存産業を生かした新商品開発に関するワークショップの実施
11. 実習(7):神山町における地域づくりの意義についてのディスカッション
12. 実習(8):神山町における地域づくりの課題について考察
13.事後学習(1):フィールドスタディを振り返る
14.事後学習(2):実習を踏まえて身近な地域の課題について考える
15.授業のまとめ

【予習・復習】

<事前・事後学習>
予習(1時間程度):次回の授業に関する準備(基本的な統計や資料を入手する、グループワークを実施する等)をすること。
復習(2時間程度):授業内容の確認をすること。

<実習中>
予習:翌日の活動内容を把握しておくこと。
復習:1日の活動を振り返るミニレポートを作成すること。

【授業関連科目】

観光学概論、観光振興論特殊講義、観光資源論、観光経営論、地域マーケティング

【成績評価方法・注意】

成績評価方法:レポート、討論・プレゼン
 レポートは、事前学習や事後学習での課題、および実習中のミニレポートとし、コメント等を付けて返却する。また、実習中に1〜2回程度実施する討論・プレゼンについても成績評価に加点する。

【教科書】

プリントを配布する

【参考書】

著者:篠原 匡 書名:神山プロジェクト 出版社:日経BP社
著者:NPO法人グリーンバレー・信時正人 書名:神山プロジェクトという可能性―地方創生、循環の未来について― 出版社:廣済堂出版