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研究演習3年 4単位 2014年度以後入学生
  経済   経営   3年以上
2013年度以前入学生
三好 宏 通年1コマ   経済   経営   3年以上
備考  
シラバス1

【授業の目的】

授業の位置付け:ビジネスにおける総合的理解力と専門的実行能力を身につけるために、知識・技能、思考力・判断力・表現力、主体的な協働学修の態度の向上を目標とします。具体的には、履修者が将来一般企業のマーケティング部門や観光産業分野他で活躍できる人材となるために、マーケティングに関する上記諸能力と態度を身につけることです。それを通じて、本学の教育目標である「専門学術の振興」への貢献を目指します。

【到達目標】

授業目標に基づいて、次の具体的(下位)目標を達成してもらいます。
1.マーケティングの基本的専門用語を説明できる
2.一般企業や観光産業他におけるマーケティングに関する問題を見つけだすことができる
3.グループで協力しながら、フィールドスタディを実践できる
4.フィールドスタディした内容を人前で話すことができる

【授業計画】

注意:ゼミを志望する人は、必ず志望票提出前に担当教員の面談を受けてください。

授業の位置付け:知識・技能、思考力・判断力・表現力、主体的な協働学修の態度
授業形態:演習
授業方法:教室では能動型、学外ではフィールドスタディ、地域の課題に取り組む課題解決型

1.オリエンテーション:履修上の注意、演習の進め方など
2.マーケティングの出発点:ニーズについて考える ≪テキスト第1章≫              
3.マーケティングの実行(1):市場細分化について考える ≪テキスト第3章≫    
4.マーケティングの実行(2):ターゲット(標的市場)を決める ≪テキスト第3章≫ 
5.マーケティングの実行(3):ポジショニングの可能性を考える ≪テキスト第3章≫   
6.製品戦略:コンセプト開発力を鍛える ≪テキスト第5章≫
7.価格戦略:価格の実態を調べる ≪テキスト第6章≫    
8.プロモーション戦略:実際の広告を分析してみる ≪テキスト第7章≫
9.チャネル戦略:ネット販売と実店舗の融合を考える ≪テキスト第8章≫
10.ブランド戦略:自分の好きなブランドの良さを語り合う ≪テキスト第13章≫
11.マーケティング・ミックス(1):製品の4Pを分析するテクニックを身につける
12.マーケティング・ミックス(2):製品の4Pの分析結果を報告する
12.実際の製品のマーケティングを考える(1):題材、報告順の決定等
13.実際の製品のマーケティングを考える(2):前半報告者の発表
14.実際の製品のマーケティングを考える(3):後半報告者の発表
15.前期のまとめ
16.後期オリエンテーション:後期の注意事項、演習の進め方、グループ分けなど
17.テーマの決定と発表、修正など
18.フィールドスタディの計画立案など
19.テーマに関する現状分析(1):文献、資料収集の方法など
20.テーマに関する現状分析(2):実証調査の方法など
21.テーマに関する現状分析(3):フィールドスタディの実施
22.テーマに関する現状分析(4):各グループによるフィールドスタディ報告など
23.マーケティング案の検討(1):問題点の抽出・整理など
24.マーケティング案の検討(2):問題解決に向けてのアイディアの創出
25.マーケティング案の検討(3):アイディアのスクリーニングなど
26.マーケティング案の検討(4):マーケティング・コンセプトの開発
27.マーケティング案の検討(5):コンセプト・テストなど
28.マーケティング案の検討(6):具体的マーケティング案の作成など
29.マーケティング案の検討(7):報告用資料の作成など
30.グループ研究報告会
 注1)フィールドスタディ等には、時間割以外の時間と若干の費用が必要です。
   平成29年度は、適宜土日を利用した笠岡諸島での調査と、8月上旬に美作市海田地区での
    番茶作り並びに販売法検討の活動を予定しています。   
 注2)他に、三好が担当する企業人向けのワークショップや地域調査等の補助もお願いします。
 注3)さらに、CMや観光プラン作成等、大学生向けの各種コンテストに参加します。  
    (平成28年度は、CMコンテストで地区ブロック賞≪3万円≫を獲得)
  
 

【予習・復習】

予習の時間 3時間:各回、事前に与えた課題についてレジュメ等を作成してくること
復習の時間 1時間:各回、授業で行った内容を整理したレポートを提出すること

【授業関連科目】

マーケティング論(あるいはマーケティング入門)、地域マーケティングは必ず履修のこと。その他フィールドスタディ関係科目。

【成績評価方法・注意】

成績評価方法:レポート、討論・プレゼン他
毎回の予習・復習の課題レポートの内容(20点)、授業中の発言(30点)、グループ研究のプレゼン内容(50点)などを総合的に判断します(点数は目安)。なお、提出したレポートは、コメントをつけて返却します。

注意事項:
正当な理由なき遅刻者や欠席者には厳しく対応(課題・補習など)します。また、インターンシップ、就職講座なども積極的に履修してもらいます。

【教科書】

著者:石井淳蔵・廣田章光編著 書名:1からのマーケティング 第3版 出版社:中央経済社

【参考書】

適宜指示する