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FPタックスプランニング 2単位 2014年度以後入学生
  経済   経営 2年以上 2年以上
2013年度以前入学生
海宝 賢一郎 後期1コマ   経済 2年以上 経営 2年以上 2年以上
備考 2級FP技能士を目指す学生を優先
シラバス1

【授業の目的】

授業の位置付け(対応するディプロマポリシー):DP1専門知識、DP3思考力、DP4判断力

 経営学部商学科の専門科目として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献すること。本講義は、金融リテラシーを基礎として、パーソナル・ファイナンス・プランの専門家である「2級FP技能士」に求められる専門的な知識を身につけ、さらに評価分析・提案能力の向上を図ることを授業目標とする。

【到達目標】

 国家検定試験の2級ファイナンシャル・プランニング技能検定・個人資産相談業務の実技科目のうちで以下の分野に関する知識の7割程度理解し、説明できることを目指す。
1. D分野のタックスプランニング

【授業計画】

授業の位置付け(対応するカリキュラムポリシー):CP1専門知識、CP3思考力、CP4判断力
授業形態:講義
授業方法:受動型

1.ファイナンシャルプランニングとタックスプランニング(総論)
   タックスプランニングの基礎、実務に必要な知識・技能(プリント)
2.源泉徴収票の見方、給与所得の計算の理解
   教科書:FP技能検定教本2級7分冊実技総合演習 第3章ケース10
3.各種所得控除に関しての理解
   教科書:FP技能検定教本2級7分冊実技総合演習 第3章ケース10
4.住宅借入金等特別控除の適用:特別控除の適用要件・手続きなどに関しての理解
   教科書:FP技能検定教本2級7分冊実技総合演習 第3章ケース11
5.演習I:給与所得等に関するまとめ
   教科書:FP技能検定教本2級7分冊実技総合演習 第3章ケース10〜11
6.年金と税金:公的年金の課税所得の計算に関しての理解
   教科書:FP技能検定教本2級7分冊実技総合演習 第3章ケース12
7.年金と税金:私的年金の課税所得の計算に関しての理解
   教科書:FP技能検定教本2級7分冊実技総合演習 第3章ケース12
8.演習II:公的・私的年金に関する税金についてのまとめ
   教科書:FP技能検定教本2級7分冊実技総合演習 第3章ケース12
9.青色申告者(個人事業主):青色申告の手続き・特典関しての理解
   教科書:FP技能検定教本2級7分冊実技総合演習 第3章ケース13
10.青色申告者(個人事業主):事業所得の計算に関しての理解
   教科書:FP技能検定教本2級7分冊実技総合演習 第3章ケース13
11.演習III:所得税に関するまとめ
   教科書:FP技能検定教本2級7分冊実技総合演習 第3章ケース10〜13
12.金融商品と税金:投資信託の分配金、株式の配当・譲渡などの課税関係の理解
   教科書:FP技能検定教本2級7分冊実技総合演習 第2章ケース6・8
13.個人年金保険の課税関係:個人年金加入時・受取り時の課税関係の理解
   教科書:FP技能検定教本2級7分冊実技総合演習 第2章ケース9
14.総合演習I:所得税(給与・退職・一時・退職所得等)に関するまとめ
   教科書:FP技能検定教本2級7分冊実技総合演習 第3章
15.総合演習II:所得税(不動産・事業・譲渡所得等)に関するまとめ
   教科書:FP技能検定教本2級7分冊実技総合演習 第3章
16.定期試験

【予習・復習】

予習1時間(授業のテーマについて教科書の全文を読み、不明点をノートにまとめること)
復習2時間(講義内容、小テストについて教科書・参考図書等を使って復習すること)

【授業関連科目】

「FPリスク・リタイアメントプランニング」、「FP不動産運用設計」、「FP相続・事業継承」の同時履修を推奨

【成績評価方法・注意】

成績評価方法:試験のみ

 定期的に小テストを実施し、小テスト終了後に模範解答を配布して解説する。また、定期試験は計算問題、記述問題でテストを実施する。小テストに40点、定期試験に60点を配点する。
※セキュリティシートにより出席管理を行う。
※履修可能な者は、FP3級技能検定合格者、またはFP3級対応の授業の履修者(原則)

【教科書】

著者:きんざいファイナンシャルプランナーズセンター 書名:2017年度版 FP技能検定教本2級7分冊実技総合演習(個人資産相談業務)  出版社:きんざい

【参考書】

適宜指示する