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FPリスク・リタイアメントプランニング 2単位 2014年度以後入学生
  経済   経営 2年以上 2年以上
2013年度以前入学生
海宝 賢一郎 後期1コマ   経済 2年以上 経営 2年以上 2年以上
備考 2級FP技能士を目指す学生を優先
シラバス1

【授業の目的】

授業の位置付け(対応するディプロマポリシー):DP1専門知識、DP3思考力、DP4判断力

 経営学部商学科の専門科目として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献すること。本講義は、金融リテラシーを基礎として、パーソナル・ファイナンス・プランの専門家である「2級FP技能士」に求められる専門的な知識を身につけ、さらに評価分析・提案能力の向上を図ることを授業目標とする。

【到達目標】

 国家検定試験の2級ファイナンシャル・プランニング技能検定・個人資産相談業務の実技科目のうちで以下の分野に関する知識の7割程度理解し、説明できることを目指す。
1. A分野のライフプランニング、公的年金・社会保険
2. B分野のリスク管理

【授業計画】

授業の位置付け(対応するカリキュラムポリシー):CP1専門知識、CP3思考力、CP4判断力
授業形態:講義
授業方法:受動型

1.ファイナンシャルプランニングとリスク管理・リタイアメントプランニング(総論)
   リスク管理・リタイアメントプランニングの基礎、実務に必要な知識・技能(プリント)
2.自営業者と公的年金:公的年金の受給要件・年金額などに関しての理解
   教科書:FP技能検定教本2級7分冊実技総合演習 第1章ケース1
3.自営業者と公的年金:公的年金の受取額の増額方法などに関しての理解
   教科書:FP技能検定教本2級7分冊実技総合演習 第1章ケース1
4.演習I:自営業者の老齢年金等に関するまとめ
   教科書:FP技能検定教本2級7分冊実技総合演習 第1章ケース1
5.会社員と公的年金:公的年金の受給要件・年金額などに関しての理解
   教科書:FP技能検定教本2級7分冊実技総合演習 第1章ケース2
6.会社員と公的年金:公的医療制度などに関しての理解
   教科書:FP技能検定教本2級7分冊実技総合演習 第1章ケース2
7.演習II:老齢年金等に関するまとめ
   教科書:FP技能検定教本2級7分冊実技総合演習 第1章ケース1〜2
8.遺族が受け取る公的年金:遺族年金の受給要件に関しての理解
   教科書:FP技能検定教本2級7分冊実技総合演習 第1章ケース3
9遺族が受け取る公的年金、障害給付:遺族年金額の計算、障害年金に関しての理解
   教科書:FP技能検定教本2級7分冊実技総合演習 第1章ケース3〜4
10.演習III:遺族年金等に関するまとめ
   教科書:FP技能検定教本2級7分冊実技総合演習 第1章ケース3
11.リスクマネジメントの基礎知識
   参考書:個人に関わるリスク、保険契約、契約者保護などに関しての理解(プリント)
12.生命保険とリスク管理
   参考書:生命保険商品の活用手法に関しての理解(プリント)
13.損害保険とリスク管理
   参考書:火災保険などの理解(プリント)
14.損害保険とリスク管理
   参考書:自動車・傷害・賠償責任保険などの理解(プリント)
15.総合演習:公的年金・社会保険に関するまとめ
   教科書:FP技能検定教本2級7分冊実技総合演習 第1章ケース1〜4
16.定期試験

【予習・復習】

予習1時間(授業のテーマについて教科書の全文を読み、不明点をノートにまとめること)
復習2時間(講義内容、小テストについて教科書・参考図書等を使って復習すること)

【授業関連科目】

「FPタックスプランニング」、「FP不動産運用設計」、「FP相続・事業継承」の同時履修を推奨

【成績評価方法・注意】

成績評価方法:試験のみ

 定期的に小テストを実施し、小テスト終了後に模範解答を配布して解説する。また、定期試験は計算問題、記述問題でテストを実施する。小テストに40点、定期試験に60点を配点する。
※セキュリティシートにより出席管理を行う。
※履修可能な者は、FP3級技能検定合格者、またはFP3級対応の授業の履修者(原則)

【教科書】

著者:きんざいファイナンシャルプランナーズセンター 書名:2017年度版 FP技能検定教本2級7分冊実技総合演習(個人資産相談業務) 出版社:きんざい

【参考書】

適宜指示する