福祉情報論 | 2単位 | 2014年度以後入学生 | |||||||
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法 | 経済 | 経営 | 商 | ||||||
2013年度以前入学生 | |||||||||
岸本 征子 | 前期1コマ | 法 | 経済 | 3年以上 | 経営 | 商 | |||
備考 |
広い視野を持ち、社会事象を的確に捉えて解決する能力を育成する本学の教育理念の一端として、社会福祉に関する知識と情報は、多様化した現代社会においては必修であろう。近年問題視されている家族福祉、地域福祉とは何かに焦点をあて、社会福祉六法を基本に資料や事例を交えて説明し、福祉への関心と知識を深めていく。
1.日常生活上の知識・情報として習得すると共に、国民の社会福祉への必要性と要望が高まっている状況を 理解する。
2.少子・高齢社会、地域社会の弱体化、家族形態や機能の変化を理解する。
3.豊かさの中の貧困をはじめとして、さまざまな生活困難問題が出現している現代社会に伴い、福祉の制度 も変化しているが、現実とのずれにも注目する。
4.児童福祉・高齢者福祉・障害者福祉・公的扶助等、福祉の基本理念であるノーマライゼーション に含まれ る真の意味を理解する。
授業形態:講義 授業方法:受動型
1.現代と社会福祉;基礎理解・社会福祉の法律と制度 資料配布
「福祉」のイメージとその真の意味を具体的に考え、身近な生活との関連を知る
2.戦後日本の家族の変容;戦後の急激な復興と国民をとりまく福祉制度
参考書第3章社会福祉の歴史
出生率、結婚、家族関係の変化と福祉国家を目指した法律成立の経緯を知る
3.児童福祉;子どもをとりまく家庭環境−児童虐待とその要因−
参考書第9章児童家庭福祉
虐待が子どもの成長に及ぼす影響を資料と具体例を通して理解する
4.児童福祉; −児童虐待発生と対応− 資料配布
映像と新聞記事等で情報を伝える
5.子どもをとりまく社会環境 −少年非行と児童虐待−
少年法と児童福祉法の関わりを事例を通して理解する
6.子どもをとりまく社会環境 −少年非行の処遇について−
罪を犯した少年が社会自立するには、どのような過程を経るかを資料と映像で知る
7.子どもをとりまく社会環境 −少子化−
参考書第2章社会福祉をとりまく環境
他国の少子化対策について映像と資料を交えて情報を伝える
8.高齢者福祉; −高齢者をとりまく社会環境の変容− 参考書第10章高齢者福祉 少子化と高齢社会との関わり レポート作成提出
9.高齢者をとりまく環境の変化と高齢者福祉 −長寿と健康寿命−
老老介護から認認介護へ・・・・映像と資料等で理解する
10.新たな高齢者福祉施策に向けて ―介護保険制度とオレンジプランー
地域で高齢者が安心して生活できるための対応を考える
11.障害者福祉; −バリアフリーと合理的配慮− 参考書第11章障害者福祉 自立支援と現状を映像とプリントを使用して日本と海外の違いを伝える
12.障害者福祉; −障害者総合支援制度−
障害者の人権と真のノーマライゼーションを考える
13.障害者福祉; −共に生きる社会とは−
地域社会で障害者の生きにくさと制度のずれを資料を通して理解を深める
14.社会保障 −社会保障制度の体系− 参考書第7章社会保障 社会保障と社会福祉・社会保険制度の関わりについて再確認する
15.公的扶助 −生活保護制度とは− 参考書第8章低所得者福祉
生活保護の必要性と現実との矛盾を考える
16.定期試験
予習と復習:
社会福祉に関する日々の報道・情報(テレビ・ラジオ・新聞・インターネット)等に関心をもち、講義で習得した内容は、現実社会にどのように浸透しているか反面ずれや矛盾等を疑問点としてまとめて講義に臨む。
社会福祉に関する日々の報道・情報(テレビ・ラジオ・新聞・インターネット)等に関心をもち、講義で習得した内容は現実社会にどのように浸透しているか反面ずれや矛盾等を疑問点としてまとめて講義に臨む。
上掲の到達目標にどの程度達したかをペーパーテストをする。選択式穴埋め問題や記述式問題等。記述式問題は到達目標の当該項目を踏まえて各自の考え方を記述する。講義後出席確認を兼ねた用紙を配布し、それに予習復習での疑問他を記述して提出、講義の中間でレポート(課題は講義中に伝える)を提出してもらい次回の講義で質問の回答とすぐれたレポートの内容・考え方を披露し成績評価にも加点する。
プリントを配布する
著者:石田慎二/山縣文治編著 書名:社会福祉[第4版] 出版社:ミネルヴァ書房
【授業形態】 | 講義 | 演習 | 実習・実技 | 実験 |
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○ |
【授業方法】 | 受動型 | アクティブラーニング | フィールドスタディ | 問題解決型 | その他 |
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○ |
【受講生のPC等使用】 | PC・タブレット(教室に備付) | PC・タブレット(学生自身が準備) | スマートフォン | その他 |
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【初年次教育】 | 【接続科目】 | 地域社会 | 国際社会 | 産業界 | 大学院進学 | |
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【評価(方法)手段】 | |||||||||||
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評価(方法)手段 | 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP) | ||||||||||
知能・技能 | 思考・判断・表現力 | 主体性・態度 | |||||||||
CP1 | CP2 | CP3 | CP4 | CP5 | CP6 | CP7 | CP8 | CP9 | |||
専門知識 | 一般知識 | 思考力 | 判断力 | 会話・文章力 | 意欲・責任感 | 協調性 | 持続性 | 倫理観 | |||
評価(方法)手段 | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||||
学習目標(比率) | 60% | 20% | 15% | 5% | |||||||
評価手段(比率) | 試験 | 70% | 60 | 10 | |||||||
小テスト | |||||||||||
レポート | 25% | 10 | 15 | ||||||||
成果発表 | |||||||||||
受講態度 | 5% | 5 | |||||||||
その他 | |||||||||||
【対応するディプロマ・ポリシー(DP)】 | 知能・技能 | 思考・判断・表現力 | 主体性・態度 | ||||||||
DP1 | DP2 | DP3 | DP4 | DP5 | DP6 | DP7 | DP8 | DP9 | |||
専門知識 | 一般知識 | 思考力 | 判断力 | 会話・文章力 | 意欲・責任感 | 協調性 | 持続性 | 倫理観 | |||