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経済史概論II 2単位 2014年度以後入学生
1年以上 経済   経営    
2013年度以前入学生
両角 成広 後期1コマ 1年以上 経済 1年以上 経営    
備考 *経営:2012年度以前入学生のみ
シラバス1

【授業の目的】

授業の位置付け(対応するディプロマポリシー):DP1専門知識、DP3思考力
封建社会から近代社会への移行を基礎的内容にしぼって講義する。とくに工業化のプロセス,いわゆる産業革命とそれ以後の近代資本主義社会の展開を重点的に扱う。本学の目標である「専門学術の振興」に貢献することを授業目標とする。

【到達目標】

受講生が次のようになることを到達目標とする
1.封建社会の基本的特徴を理解し説明できること。
2.産業革命の歴史的意義を理解し説明できること。
3.近代社会の特徴を理解し説明できること

【授業計画】

1.授業の位置付け(対応するカリキュラムポリシー):CP1専門知識、CP3思考力
2.授業形態:講義  
3.授業方法:受動型
配布プリントと板書を中心に講義を行うので、休まず出席してしっかりノートをとるよう心がけること。
 1.イントロダクション−社会構成体の移行
 2.封建社会と共同体(1)・封建的土地所有
 3.封建社会と共同体(2)・村落共同体、荘園制
 4.中世の世界経済
 5.新大陸と商業革命
 6.絶対王政と市民革命(1)・絶対王政の構造、テューダー朝
 7.絶対王政と市民革命(2)・ピューリタン革命
 8.イギリスの産業革命(1)・綿工業、機械体系、技術革新
 9.イギリスの産業革命(2)・資本と賃労働
10.大陸諸国の産業革命(1)・フランス
11.大陸諸国の産業革命(2)・ドイツ
12.アメリカの経済発展(1)・植民地、独立革命
13.アメリカの経済発展(2)・南北戦争
14.大不況期と資本主義の再編
15.後期のまとめ
16.後期期末試験



【予習・復習】

予習(1時間程度)配布資料の読み込み、語句調べなど
復習(1時間程度)レポート作成、授業内容のまとめなど

【授業関連科目】

西洋史I・II
西洋経済史I・II
日本経済史I・II

【成績評価方法・注意】

1.成績評価方法:試験、レポート。上掲の到達目標にどの程度達したかを論述式問題でテストする。またレポート提出を求めることがある。(配点比率は8:2)
2.特徴あるレポートは次回授業の際に受講生に紹介する。

【教科書】

プリントを配布する

【参考書】

著者:石川治夫 書名:経済史をやさしく学ぶ 出版社:中央経済社