教養演習 | 4単位 | 2014年度以後入学生 | |||||||
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法 | 1年以上 | 経済 | 経営 | 商 | |||||
2013年度以前入学生 | |||||||||
埜村 紳二 | 通年1コマ | 法 | 1年以上 | 経済 | 経営 | 商 | |||
備考 |
授業の位置付け:DP2 一般知識、DP3 思考力、DP4 判断力、DP5 会話・文章力、DP6 意欲・責任感、DP7 協調性、DP8 持続性
本演習では、大学で学ぶ技法を身につけながら、社会で起きている様々な出来事について考える。調べ、考え、議論することを通じて「社会科学的に」事象を捉えられるようになることを目指す。「社会事象を的確に捉える」ための「幅広い学習機会の提供」に貢献することを目的とする。
以下のことができるようになることが目標である(4年間を通した各種演習の第一段階として位置づけられる)。
・高校時代までとは異なる大学での学び方を身につけること。
・こんにちの社会の動きや仕組みについて、いままで以上に興味を持てるようになること(新聞を読む習慣を身につけること)。
・興味をもった社会的な出来事をより明確な分析・考察対象とすることができるようになること。
・分析・考察するための資料を収集する基礎的な方法を身につけること。
・報告するための準備(とくに簡単な報告書の作成)ができるようになること。
・日本語によるコミュニケーション能力を高め、質疑応答や議論への参加ができるようになること。
授業の位置付け:CP2 一般知識、CP3 思考力、CP4 判断力、CP5 会話・文章力、CP6 意欲・責任感、CP7 協調性、CP8 持続性
授業形態:演習
授業方法:アクティブラーニング、問題解決型
第1回〜第3回(前期)
・本演習の本学における位置づけ、年間計画、進め方などについての説明
・法学部における講義・カリキュラムの全体についての説明と履修指導
・本演習参加者による自己紹介(「【私】を説明する」「お互いを知る」)
第4回〜第9回(前期)
大学での学びとその技法について取り上げる。
・大学で学ぶということ
・講義の聴き方とノートの取り方
・情報収集の仕方
・本や新聞の読み方
・報告書(レポート)の書き方
・口頭発表の仕方
第10回〜第15回(前期)
新聞記事などを使って、社会で起こっている出来事(社会事象)を調べ、報告し合う。各回について担当者を二人(場合によっては三名)予定している。
第16回〜第28回(後期)
前期の発表(報告)を発展させて、それぞれが自分のテーマを設定し、それに関する資料を探し、読み考えたことをまとめる。まとめたものを報告し、全体で議論する。各回について担当者を一名(場合によっては二名)予定している。
第29回〜第30回(後期)
本演習の総括と2年次への展望
[課外活動]
前・後期の適当な時期にレクリエーションも予定している。
【参考】
(入学前に本演習を選択するにあたって、以下の文も参考にしてください。内容は上記と重複しています。)
いま私たちが暮らしている社会は、いったいどんな社会なのでしょうか。私たちはそれぞれ自分なりの立場や視点があって、それを通していろいろな社会像(世界観)を作り上げています。しかし、それが自分を中心とした単なる思い込みやイメージではないという保証はどこにもありません。また、私たちの社会は、本来私たちが作り動かしているはずなのに、なかなか自分の思い通りには動いてくれません。これはなぜでしょうか。
この演習では、大学で学ぶ意味を考えながら、現代社会のさまざまな出来事についてお互いに調べ、考え、議論することを通じて、「(社会)科学的に」社会をとらえる基礎を修得することを目標としています。前期には、身近にある情報や資料の収集の仕方、その読み方やまとめ方、レポートの書き方などについて、ゆっくりと学んでいきます。後期は、自分の選んだテーマについて報告し合い、討論をすることを中心に進める予定です。
予習(下調べや報告準備)として3時間、復習(学習内容や問題点の整理と確認)として1時間を要する。
毎回の出席を前提として評価をする(無断欠席は認めません)。発表(報告)、議論への参加、レポート提出などで最終評価を行う。報告・発表・レポートなどに対しては随時コメントを行う。
プリントを配布する
適宜指示する