特別演習II | 2単位 | 2014年度以後入学生 | |||||||
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法 | 1年以上 | 経済 | 経営 | 商 | |||||
2013年度以前入学生 | |||||||||
下田 大介 | 前期1コマ | 法 | 経済 | 経営 | 商 | ||||
備考 | 2016年度入学の法学科1年次生のみ。入学時オリエンテーションにおける特別プログラムの説明会に参加することが履修要件 |
本演習は、法科大学院への進学を志望する学生を対象とし、当該学生が、法学部1年次において、最低限修得すべき論理的文章を書く能力を養成ないし向上することを目標とする。
1)正確で誤解を生じさせない文章を作成する能力を身につけるほか、語彙をふやすこと。
2)文章を要約したり、補足して文量をふくらませたりする能力を身につけること。
3)出題意図を読み取り、それに適した文章を作成することができるようになること。
4)ロースクール進学プログラムにおける課外サポートを受けるのに必要な最低限の能力を身につけること。
授業形態:演習
授業方法:その他−論理的な文章(小論文・法学論述答案等)の作成トレーニング
授業計画(シラバス):
1)ガイダンス(本演習の目的、特別演習Iや課外サポートとの関係等)
2)とにかく文章を書いてみよう(文章作成能力のチェック、練習の必要性)
3)文章のジャンル(感想文や文芸作品と論文との違い)と文体や構成の使い分け
4)「てにをは」等、基本的な文章作成のルールの確認
5)文章を分けたり、一つにまとめたりしてみよう(文章と文章の関連性、接続詞の活用)
6)論文を要約してみよう
7)文章を補足して文量をふくらませてみよう(基礎知識や社会への関心の必要性)
8)書き上げた文章(または他人の文章)を推敲してみよう
9)ステートメントを書いてみよう
10)論文と小論文、小論文の出題意図、小論文の「型」
11)小論文を書いてみよう(1)
12)小論文を書いてみよう(2)
13)書き上げた小論文を推敲してみよう
14)判例報告をしてみよう
15)総まとめと復習のポイント
※授業1回あたり、概ね2〜3時間の予習・復習を要する。
予習:課題(ドリルや論理的文書の作成)をやってくること。
復習:授業で指摘されたポイントを踏まえて、作成した文書を推敲すること。
特別演習II、法学部の1年次から履修できる六法科目
成績評価:試験なし。出席状況、課題への取り組み、学習意欲等を総合的に判断して評価する。
注意:本演習の履修を希望する学生は、入学時のオリエンテーションにおける説明会に出席しておかなければならない。正当な理由のない欠席は認めない。
プリントを配布する
適宜指示する