シラバス1
【授業の目的】
全学部全学科に係る必修科目として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献し、「幅広い学習機会の提供」にもなる。 自主的に目的を設定し、データ(数値、文章等)収集、分析、まとめをする能力を育成する。その際の分析手法は、主としてExcelを使用する。
【到達目標】
受講生が、受講後にデータ分析に関する基本的知識が身につき、次のようなことができるようになることが到達目標である。 (1)Excel による問題解決能力の修得 (2)Excel による分析手法の修得 (3)データの作成(Webアンケート)、データの出所検索力の修得 (4)データ、出版物についての著作権などに関する倫理観の修得
【授業計画】
講義に必要なものとして、各自のノートパソコン(officeのインストール済み)を必ず持参すること。 この講義は、 1)対面講義で行います。なお、学校閉鎖時にはZoomまたはYouTubeを使用した講義となります。オンライン授業の場合、自分で必ずシラバスで示す内容の出来るExcelが出来る環境であることが必要です。対面の場合も原則として毎回課題提出し、評価します。 2)変更があれば、学内掲示板等を通じて連絡します。 3)全学的にオンライン授業となった場合、講義資料配布(前日までに配布)および課題提出(毎回提出)は講義掲示板を通じて行う予定です。 4)指定した教科書等は、必ず毎回持参すること。
以下に1回目−15回目を明記しているが、変更がある場合は授業の際、説明します。
1 オリエンテーション:授業の進め方・評価・パソコンの設定と使い方 教科書 第1章Excelの基礎知識(起動・終了・文字入力) (1)パソコンの立ち上げ・Wi-Fi設定の確認・インターネット接続・講義案内システムからの受信・送信手順 (2)本学システムへの接続 (3)情報モラル・ルール、セキュリティの確認(誹謗中傷・著作権など) (4)基本操作 (4)〜4では、教科書を参照しながら授業を進める。 事前学修:今回の講義内容について事前に調べておき、概要を理解すること。 事後学修:講義で習った操作等を復習し、理解しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
2 データ集計・加工の方法 教科書 第2章Excel入門、第3章ワークシートの活用(1)、第4章ワークシートの活用(2) (1)四則演算 +(加法)、―(減法)、*(乗法)、/(除法) (2)関数の活用(その1) ・指定した範囲内のセルに示されている数値から計算する関数 SUM SUMIF AVERAGE AVERAGEIF MAX MIN (3)関数の活用(その2) ・指定した範囲内のセルの個数を求める関数 COUNT COUNTA COUNTIF (4)指定した範囲内のセルの内容を判断する関数 ・IF (5)指定した範囲内のセルに示される内容を指定した順に並び替え ・データベース ソート オートフィルタ (6)印刷 ・ページレイアウト 改ページプレビュー 印刷日・時間の印刷 ページ数挿入 事前学修:今回の講義内容について事前に調べておき、概要を理解すること。 事後学修:講義で習った操作等を復習し、理解しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
3 データ加工でよく使う関数やグラフの活用方法 教科書 第5章グラフ(1)、第6章グラフ(2)、第7章データベース、第8章Excelの応用 (1)関数の活用(その3) ・LEN・LEFT・RIGHT・MID VALUE ・ROUND MOD RANK ・VLOOKUP・HLOOKUP ・INDEX COUNTIF SUMIF AVERAGEIFS DSUM (2) グラフの作成 行・列の操作 文字位置 罫線 日付 ・折れ線グラフ、棒グラフ、円グラフ、散布図 (3)グラフの印刷範囲の確認 保存 事前学修:今回の講義内容について事前に調べておき、概要を理解すること。 事後学修:講義で習った操作等を復習し、理解しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
4 複数のワークシートの活用や複合グラフ、他のソフトとのデータの共有 (1)Sheet2、3、… の使用 Sheet1の元データの確保 (2)複合グラフ (3)Wordデータの貼り付け 事前学修:今回の講義内容について事前に調べておき、概要を理解すること。 事後学修:講義で習った操作等を復習し、理解しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
5 データの収集と分析(基本統計量、度数分布、相関係数)(副読本の該当箇所) 事前学修:今回の講義内容について事前に調べておき、概要を理解すること。 事後学修:講義で習った操作等を復習し、理解しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
6 データのグラフ表示による見える化(副読本の該当箇所) 事前学修:今回の講義内容について事前に調べておき、概要を理解すること。 事後学修:講義で習った操作等を復習し、理解しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
7 交通安全に関するデータの分析(副読本の該当箇所) 事前学修:今回の講義内容について事前に調べておき、概要を理解すること。 事後学修:講義で習った操作等を復習し、理解しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
8 企業経営に関するデータの分析(副読本の該当箇所) 事前学修:今回の講義内容について事前に調べておき、概要を理解すること。 事後学修:講義で習った操作等を復習し、理解しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
9 観光に関するデータの分析(副読本の該当箇所) 事前学修:今回の講義内容について事前に調べておき、概要を理解すること。 事後学修:講義で習った操作等を復習し、理解しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
10 貿易(輸出入額)に関するデータの分析(副読本の該当箇所) 事前学修:今回の講義内容について事前に調べておき、概要を理解すること。 事後学修:講義で習った操作等を復習し、理解しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
11 国内総生産(GDP)に関するデータの分析(副読本の該当箇所) 事前学修:今回の講義内容について事前に調べておき、概要を理解すること。 事後学修:講義で習った操作等を復習し、理解しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
12 Webアンケートの作成・集計(副読本の該当箇所) (1)Googleアカウントの作成 (2)Googleフォームを活用したアンケート作成 ※学生作成のアンケートのURLを配信しアンケート収集 (3)Googleフォームを活用したアンケート集計 ※GoogleスプレッドシートからExcelへのDL 事前学修:今回の講義内容について事前に調べておき、概要を理解すること。 事後学修:講義で習った操作等を復習し、理解しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
13 アンケート調査のデータ分析、報告書の作成方法(副読本の該当箇所) (1)アンケートの加工・分析・報告書の作成 (2)アンケート結果の報告会 事前学修:今回の講義内容について事前に調べておき、概要を理解すること。 事後学修:講義で習った操作等を復習し、理解しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
14 文書データのテキストマイニングによる分析手法(副読本の該当箇所) (1)テキスト型(文章型)データを統計的に分析するためのフリーソフトウェアKH Coderのダウンロード (2)KH Coderの使用法 事前学修:今回の講義内容について事前に調べておき、概要を理解すること。 事後学修:講義で習った操作等を復習し、理解しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。
15 テキストマイニングによるデータ分析と結果説明(副読本の該当箇所) (1)語彙の発生頻度 (2)語彙間の関係を図示する共起ネットワーク図 (3)講座のまとめ 事前学修:今回の講義内容について事前に調べておき、概要を理解すること。 事後学修:講義で習った操作等を復習し、理解しておくこと。わからない点が出てきたら、質問をすること。
【予習・復習】
予習(1時間)指示された内容について調べたりまとめたりしておく。 復習(3時間)レポートや課題の完成を通してPCの操作・活用の習熟に取り組む。
【授業関連科目】
「データサイエンス・リテラシー教育プログラム」開設科目
【成績評価方法・注意】
<重要>データ分析1は本学の必修科目であり、担当教員が複数名います。担当教員により、成績評価方法が異なることがあります。必ず第1回目の講義において説明しますので留意のこと。下記に概要を明記します。
出席:セキュリティシートで出席をとるのでスマートフォンを必ず毎回持参のこと。 成績評価方法:毎回のレポートで評価を行う。毎回のレポートの最初には、学籍番号、名前、講義日を必ず書いて、講義案内システムで、送信すること。 「教科書等の持参なし」や「居眠り」、「指定した以外でのスマホの使用」は減点となり、レポートを合わせて総合評価を行う。履修したら、必ず60点以上を目指すこと。 受講態度は、すでに講義で話した内容を聞いてない、指示しているとおりに行っていない、講義を受ける準備が出来ていない(事前学修、事後学修)等についての採点し、評価する。 履修者がレポート提出後、次回の授業で課題の中での特徴的な見解や誤解などについてコメントする。また疑問点については、適宜回答する。
【教科書】
著者:実教出版企画開発部 編 書名:実教出版 30時間でマスター Excel2019(Windows10対応) 出版社:実教出版
著者:島田伸夫、邵忠、村上洋之、西敏明、大崎紘一 書名:岡山商科大学 教育シリーズ1 データ分析1 社会科学のためのExcelによるデータ分析(副読本) 出版社:岡山商科大学(2022)
【参考書】
適宜指示する
シラバス2
【授業形態】
【授業方法】
受動型 |
アクティブラーニング |
その他 |
課題解決型 |
ディスカッション ディベート |
グループワーク ペアワーク |
プレゼン テーション |
フィールド スタディ |
その他 |
○ |
○ |
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|
|
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【受講生のPC等使用】
PC・タブレット (教室に備付) |
PC・タブレット (学生自身が準備) |
スマートフォン |
その他 |
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○ |
○ |
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【初年次教育】
【接続科目】
【評価(方法)手段】
評価(方法)手段 |
学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
CP1 |
CP2 |
CP3 |
CP4 |
CP5 |
CP6 |
CP7 |
CP8 |
CP9 |
専門知識 |
一般知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
評価(方法)手段 |
|
○ |
○ |
○ |
|
○ |
|
○ |
○ |
学習目標(比率) |
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20% |
10% |
20% |
|
20% |
|
20% |
10% |
評価手段(比率) |
試験 |
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|
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小テスト |
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|
|
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|
レポート |
80% |
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20 |
10 |
20 |
|
10 |
|
20 |
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成果発表 |
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受講態度 |
20% |
|
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|
|
|
10 |
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|
10 |
その他 |
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対応するディプロマ・ポリシー(DP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
DP1 |
DP2 |
DP3 |
DP4 |
DP5 |
DP6 |
DP7 |
DP8 |
DP9 |
専門知識 |
一般知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
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○ |
○ |
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○ |
○ |
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