シラバス1
【授業の目的】
経営学部商学科に係る専門科目として,本学の教育目標である「専門学術の振興」と「社会的人材の育成」に貢献することを目標とする。
【到達目標】
本講義では,日本国内における観光地を地理学という視点から捉えることで,以下のことができるようになることを到達目標とする。 1.日本には多種多様な観光地があり,何が観光資源として活用されているのか説明できる。 2.観光地形成には歴史的背景や自然条件等の様々な条件がかかわっていることを説明できる。 3.観光地には様々な人やモノがかかわっており,それらの相互関係で成り立っていることを,具体的事例を挙げて説明できる。
【授業計画】
[講義方法] ・この講義は対面により実施するが,履修者のやむを得ない事情(留学生で入国できない等)がある場合はオンライン(Zoom)での受講を認める。また,履修者数が教室の収容定員を超えた場合,オンライン(Zoom)により対面授業を同時中継する。 ・オンラインと併用する場合,履修者を複数のグループに分けて対面講義とオンラインを入れ替えて実施する。 ・学校閉鎖となった場合,オンライン(ZoomもしくはYouTube)による講義を実施する。 ・講義方法の詳細については,講義掲示板等により詳しく説明する。
[授業計画] ※授業の履修にあたっては,日本地図が含まれている地図帳を持参すること。
1. オリエンテーション―観光地理学とは― ・事前学修:観光学や地理学とはどのような学問か調べる。 ・事後学修:配付資料を整理し,観光地理学の意義についてまとめる。
2. スキー観光地の変容(北海道・ニセコ) ・事前学修:スキー観光地の成立過程や,ニセコという場所の特徴を調べる。 ・事後学修:配付資料を整理し,ニセコにおけるスキー観光の変容をまとめる。
3. 歴史的町並み観光地における住民活動(秋田県・角館) ・事前学修:歴史的町並み観光の目的や,角館という場所の特徴を調べる。 ・事後学修:配付資料を整理し,角館における住民活動の特徴をまとめる。
4. 温泉地の観光開発(群馬県・草津) ・事前学修:温泉地が成立する場所の特徴や,草津という場所の特徴を調べる。 ・事後学修:配付資料を整理し,草津における観光開発の特徴をまとめる。
5. 民宿地域における観光機能の変容(千葉県・九十九里) ・事前学修:民宿の定義・特徴や,九十九里という場所の特徴を調べる。 ・事後学修:配付資料を整理し,九十九里における観光の変容とその理由をまとめる。
6. 農村地域における観光農園の展開(山梨県・勝沼) ・事前学修:観光農園の特徴や,勝沼という場所の特徴を調べる。 ・事後学修:配付資料を整理し,勝沼における観光農園経営の課題をまとめる。
7. 世界遺産にみる観光化と住民意識(岐阜県・白川郷) ・事前学修:世界遺産の理念・成立過程や,白川郷という場所の特徴を調べる。 ・事後学修:配付資料を整理し,白川郷が観光地化されることの問題点をまとめる。
8. 観光地の歴史的展開(京都府・京都) ・事前学修:観光の歴史について整理し,京都という場所の特徴を調べる。 ・事後学修:配付資料を整理し,江戸時代における京都観光の特徴をまとめる。
9. 都市観光地域における都市イメージの形成(兵庫県・神戸) ・事前学修:都市観光の定義や,神戸という場所の特徴を調べる。 ・事後学修:配付資料を整理し,神戸のイメージ形成に必要な内容をまとめる。
10.ジオパークにみる学習観光の意義と課題(鳥取県・山陰海岸) ・事前学修:ジオパークの特徴や,山陰海岸という場所の特徴を調べる。 ・事後学修:配付資料を整理し,山陰海岸におけるジオパークの現状と課題をまとめる。
11.近代化遺産を活用した観光地と企業(愛媛県・別所銅山) ・事前学修:近代化遺産の特徴や,別子銅山という場所の特徴を調べる。 ・事後学修:配付資料を整理し,別子銅山における地域と企業との関係性をまとめる。
12.聖地巡礼と宗教ツーリズム(長崎県・五島列島) ・事前学修:宗教と観光の関係や,五島列島という場所の特徴を調べる。 ・事後学修:配付資料を整理し,五島列島における宗教ツーリズムの構造をまとめる。
13.赤瓦屋根にみる観光地の真正性(沖縄県・竹富島) ・事前学修:真正性という用語の定義や,竹富島という場所の特徴を調べる。 ・事後学修:配付資料を整理し,竹富島における観光地の真正性についてまとめる。
14.岡山県の観光地理を考える ・事前学修:岡山県にはどのような観光地があるのかを調べる。 ・事後学修:配付資料を整理し,岡山県における観光の課題や改善策をまとめる。
15.授業のまとめ ・事前学修:これまでの配付資料を整理し,それぞれの観光地の特徴をまとめる。 ・事後学修:観光地を地理学的に分析するポイントを説明できるようにしておく。
【予習・復習】
予習(2時間程度):次回の授業内容に関する事前準備(観光地に関する基本的な情報を確認する)をすること。 復習(2時間程度):授業内容を確認し,関連する書籍等で発展的に学んでおくこと。
【授業関連科目】
観光経営論,観光資源論,観光地計画論,観光実務
【成績評価方法・注意】
成績評価方法:試験(期末レポート)とミニレポート 出席を前提として,毎回授業で配付するミニレポート(40%),試験として期末レポート(60%)で評価する。ミニレポートについては,指定された期限までにWebClassにて回答を送信すること。次回の授業開始時に全体の講評をするとともに,正答例を紹介する。
注意 受講生のスマートフォンを使用して,情報収集の作業をすることがある。
【教科書】
プリントを配布する
【参考書】
適宜指示する
シラバス2
【授業形態】
【授業方法】
受動型 |
アクティブラーニング |
その他 |
課題解決型 |
ディスカッション ディベート |
グループワーク ペアワーク |
プレゼン テーション |
フィールド スタディ |
その他 |
○ |
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|
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【受講生のPC等使用】
PC・タブレット (教室に備付) |
PC・タブレット (学生自身が準備) |
スマートフォン |
その他 |
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○ |
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【初年次教育】
【接続科目】
地域社会 |
国際社会 |
産業界 |
大学院進学 |
○ |
○ |
○ |
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【評価(方法)手段】
評価(方法)手段 |
学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
CP1 |
CP2 |
CP3 |
CP4 |
CP5 |
CP6 |
CP7 |
CP8 |
CP9 |
専門知識 |
一般知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
評価(方法)手段 |
○ |
○ |
○ |
○ |
|
|
|
○ |
|
学習目標(比率) |
30% |
20% |
30% |
10% |
|
|
|
10% |
|
評価手段(比率) |
試験 |
60% |
15 |
10 |
25 |
10 |
|
|
|
|
|
小テスト |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
レポート |
40% |
15 |
10 |
5 |
|
|
|
|
10 |
|
成果発表 |
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|
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|
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|
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|
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|
受講態度 |
|
|
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|
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|
|
その他 |
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対応するディプロマ・ポリシー(DP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
DP1 |
DP2 |
DP3 |
DP4 |
DP5 |
DP6 |
DP7 |
DP8 |
DP9 |
専門知識 |
一般知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
○ |
○ |
○ |
○ |
|
|
|
○ |
|
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