シラバス1
【授業の目的】
本授業の目的は、新入生が、商学科の主要分野である商業、流通、マーケティングに関する専門知識を上級年次以降深く学習できるようになるために、基礎的内容を理解することである。それを通じて、本学の教育目標である「専門学術の振興」への貢献を目指す。
【到達目標】
授業目的に基づいて、次の具体的な内容をできるようにすることが到達目標である。 1.商業、流通、マーケティングの関連性やそれらの違いを説明できるようにする 2.具体的事例を専門知識(概念・理論) を用いて解釈し、その有効性等を判断できるようにする 3.自身の日常生活と商業、流通、マーケティングとの関わりを常に意識し、それらに関するTV 番組、新聞、雑誌記事等を見る(読む)習慣を持つようにする
【授業計画】
「講義方法」 指定する電子教科書を用いて対面で行うので、電子教科書の購入と日本滞在学生は全員金曜日午前9時に教室に来られることが履修の前提である。
ただし、全面オンライン授業となった場合はZOOMライブ配信による授業、あるいは入国できない留学生や教室定員を超える履修者がいた場合には、対面とZOOMライブ配信のハイブリッド授業を実施する予定である(オンラインでの履修者のネット環境等により、対面授業の録画視聴とする可能性もあり)。
なお、教室定員を超えた場合は、全履修者を何グループかに分け、最低でも月に何回かは対面で授業を受けられるように配慮する。 (例.月の第1・第3・第5週を対面とするAクラス、第2・第4週を対面とするBクラスといった具合とし、対面以外の回はオンラインによるライブ受講をしてもらう予定)
授業は録画しYouTubeに限定公開するので、欠席した場合は、動画視聴により学習すること(公欠扱いも同様)。
また、授業中の小テストや理解度チェックテストとして、テキストの章末問題を活用するので、必ず電子版のテキストを用意するのも履修の条件である。
商業、流通、マーケティングという言葉は、新入生でもどこかで聞いたことがあると思うが、それらの違いを説明できることはまずないであろう。 講義では、それらの専門的な意味での関連性や違いを、具体的事例に基づいて解説していくので、同分野の知識を深めてもらいたい。
1.オリエンテーション:履修上の注意・ルールの確認等、商業、流通、マーケティングとは 事前学修:小売店の売るための工夫を観察してくる 事後学修:授業内容を整理する
2.流通とは何か:テキスト第1章「流通とは」 事前学修:テキスト該当箇所をよく読んで理解してくる 事後学修:授業内容を整理する
3.流通を構成する商業―卸売業と小売業:テキスト第10章「流通構造とその変容」 事前学修:テキスト該当箇所をよく読んで理解してくる 事後学修:授業内容を整理する
4.流通とメーカーのマーケティング:テキスト第13章「売買集中の原理と品揃え形成」 事前学修:テキスト該当箇所をよく読んで理解してくる 事後学修:授業内容を整理する
5.メーカー主導の流通:テキスト第11章「日本型取引慣行」 事前学修:テキスト該当箇所をよく読んで理解してくる 事後学修:授業内容を整理する
6.小売・卸売主導の流通:テキスト第12章「小売を中心とした取引慣行」、第9章「小売を 支える卸売業」 事前学修:テキスト該当箇所をよく読んで理解してくる 事後学修:授業内容を整理する
7.様々な小売業の形:テキスト第6章「小売業態とは何か」 事前学修:テキスト該当箇所をよく読んで理解してくる 事後学修:授業内容を整理する 8.理解度チェックテストとこれまでのまとめ 事前学修:これまでのところをよく整理してくる 事後学修:チェックテストで間違ったところを補う
9.スーパーとコンビニは何が違う?:テキスト第3章「食品スーパーとコンビニエンス・ストア」 事前学修:テキスト該当箇所をよく読んで理解してくる 事後学修:授業内容を整理する
10.新しい店の形−ダイソーとユニクロ:テキスト第4章「ディスカウント・ストアとSPA」 事前学修:テキスト該当箇所をよく読んで理解してくる 事後学修:授業内容を整理する
11.商業集積の形:テキスト第5章「商店街とショッピングセンター」 事前学修:テキスト該当箇所をよく読んで理解してくる 事後学修:授業内容を整理する
12.商業とまちづくり:テキスト第14章「商業とまちづくり」 事前学修:テキスト該当箇所をよく読んで理解してくる 事後学修:授業内容を整理する
13.ネット小売業:テキスト第8章「インターネット技術と新しい小売業態」 事前学修:テキスト該当箇所をよく読んで理解してくる 事後学修:授業内容を整理する
14.物流の役割:テキスト第7章「小売を支えるロジスティクス」 事前学修:テキスト該当箇所をよく読んで理解してくる 事後学修:授業内容を整理する
15.まとめ 事前学修:これまでの内容を整理する 事後学修:これまでの内容をさらに整理する
【予習・復習】
予習(1時間程度):テキストの該当箇所を読み、理解、質問等を準備しておくこと 復習(3時間程度):テキストの該当箇所の読了と内容の整理、課題の作成他
【授業関連科目】
ビジネス概論I・II、マーケティング論I・II、流通システム論I・II等。
【成績評価方法・注意】
成績評価方法: 全回出席を前提として、最終課題レポート(評価の50%)と授業中の小テスト(評価の40%)と授業中の発表他(評価の10%)で評価する。授業中の小テスト他は、テキストの章末問題を活用する場合 があるので、必ず電子版のテキストを用意すること。なお、小テスト等は、原則次回の授業で解答のポイントを解説したり、優秀な答案を披露する。最終課題レポートは提出締め切り後、解答のポイントを掲示板にアップする。出席は、対面、オンラインともWebClassを用いて取る予定である。公欠扱いも含めて欠席した場合は、授業の動画を見て速やかに授業中の小テストに解答し提出すること。
【教科書】
著者:石原武政・竹村正明・細井謙一 書名:電子版:1からの流通論 第2版 出版社:碩学舎(中央経済社)
【参考書】
適宜指示する
シラバス2
【授業形態】
【授業方法】
受動型 |
アクティブラーニング |
その他 |
課題解決型 |
ディスカッション ディベート |
グループワーク ペアワーク |
プレゼン テーション |
フィールド スタディ |
その他 |
○ |
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【受講生のPC等使用】
PC・タブレット (教室に備付) |
PC・タブレット (学生自身が準備) |
スマートフォン |
その他 |
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【初年次教育】
【接続科目】
【評価(方法)手段】
評価(方法)手段 |
学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
CP1 |
CP2 |
CP3 |
CP4 |
CP5 |
CP6 |
CP7 |
CP8 |
CP9 |
専門知識 |
一般知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
評価(方法)手段 |
○ |
○ |
○ |
○ |
|
○ |
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学習目標(比率) |
40% |
10% |
30% |
10% |
|
10% |
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評価手段(比率) |
試験 |
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小テスト |
40% |
20 |
5 |
10 |
5 |
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|
|
|
レポート |
50% |
20 |
5 |
20 |
5 |
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成果発表 |
10% |
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|
|
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|
10 |
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受講態度 |
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|
|
その他 |
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対応するディプロマ・ポリシー(DP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
DP1 |
DP2 |
DP3 |
DP4 |
DP5 |
DP6 |
DP7 |
DP8 |
DP9 |
専門知識 |
一般知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
○ |
○ |
○ |
○ |
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○ |
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