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経済政策 2単位 2年以上 経済 2年以上 経営  
         
三谷 直紀 前期1コマ クラス:  
実務経験 内容 旧労働省に労働事務官として勤務し、労働市場の調査・分析および政策立案業務に従事した。また、OECD(経済協力開発機構)にエコノミストとして勤務し、OECD諸国の労働市場の分析及び政策提言作成業務に従事した。
授業との関連 日本及びOECD諸国の経済の調査・分析・政策提言作成作業を行った経験をもとに、各国の経済政策の実態に言及するとともに、経済政策に対する基本的な知識と理解力を持った人材を育成する観点から理論的・実証的講義を行う。

シラバス1

【授業の目的】

経済学部経済学科に係る専門科目(選択必修科目)として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献することを授業目標とする。他学科・他学部の学生にとっては、「幅広い学習機会」にもなる。

【到達目標】

受講者は受講終了までに次のようなことができるようになることが到達目標である。
1.経済政策の主要な機能や基本的な概念を理解し、経済政策の概要について説明できる。
2.ミクロ的な経済政策や公的規制の意義について理解し、説明できる。
3.安定化政策としての財政政策や金融政策の基本的機能について理解し、説明できる。
4.再分配政策についての考え方や政策課題について理解し、説明できる。


【授業計画】

この講義は対面で行う予定ですが、オンライン対応時にはZoomを使った遠隔授業を行い、課題に対する解答はメールに添付して提出してもらいます。

1.イントロダクション(経済政策とは何か?)
(事前学修:なし、事後学修:配布資料を読み復習する。)
2. 経済政策の主役
経済政策の課題、経済を動かす主役について述べる。
(事前学修:前回配布資料を再度読む。事後学修:配布資料を読み復習する。)
3.経済活動と経済政策
市場機構と経済活動、マクロの経済活動、経済政策の目的等について解説する。
(事前学修:前回配布資料を再度読む。事後学修:配布資料を読み復習する。)
4.資源配分機能I
外部性、モラル・ハザード、逆選択等について解説する。
(事前学修:前回配布資料を再度読む。事後学修:配布資料を読み復習する。)
5.資源配分機能II
独占と公的規制、ミクロ的政策のコスト等について解説する。
(事前学修:前回配布資料を再度読む。事後学修:配布資料を読み復習する。)
6.公共サービスの供給
公共財の供給、費用便益分析、公共財の私的供給、準公共財等について説明する。
(事前学修:前回配布資料を再度読む。事後学修:配布資料を読み復習する。)
7.第1回〜第6回のまとめの講義と中間試験
8.安定化政策:財政政策
裁量的な安定化政策、裁量政策と非裁量政策、財政運営と財政赤字等について説明する。
(事前学修:前回配布資料を再度読む。事後学修:配布資料を読み復習する。)
9.安定化政策:金融政策
金融と経済、安定化政策(IS-LM分析)、金融政策の効果、金融行政と金融システム等について説明する。
(事前学修:前回配布資料を再度読む。事後学修:配布資料を読み復習する。)
10.経済成長と日本経済
ハロッド・ドーマーのモデル、新古典派のモデル、内生的成長モデルについて解説したのち、日本の経済成長や日本経済の構造変化について考察する。
(事前学修:前回配布資料を再度読む。事後学修:配布資料を読み復習する。)
11.個人間再分配政策I
再分配政策の考え方、所得再分配のモデル分析等について説明する。
(事前学修:前回配布資料を再度読む。事後学修:配布資料を読み復習する。)
12.個人間再分配政策II
公債発行と世代間再分配政策、社会保障制度の改革等について説明する。
(事前学修:前回配布資料を再度読む。事後学修:配布資料を読み復習する。)
13.地域間再分配政策
日本の再分配政策、地域間再分配の考え方、地域間再分配政策の改革について説明する。
(事前学修:前回配布資料を再度読む。事後学修:配布資料を読み復習する。)
14.国際経済
国際収支と為替レート、国際経済と安定化政策、国際経済と日本経済、国際化と日本の役割等について解説する。
(事前学修:前回配布資料を再度読む。事後学修:配布資料を読み復習する。)
15.政府と政党
政府の信頼度、民意と政策、党派的な政府、連立政権と政策、経済政策の考え方等について説明する。
(事前学修:前回配布資料を再度読む。事後学修:配布資料を読み復習する。)
16.期末試験


【予習・復習】

講義1回当たりの予習時間は2時間とし、配布資料の当該箇所を読んでおく。復習時間はおおむね2時間とする。講義内容を復習し、理解を深める。


【授業関連科目】

マクロ経済学、中級マクロ経済学、ミクロ経済学


【成績評価方法・注意】

中間試験と期末試験の成績
解答例について説明します。


【教科書】

著者:井堀利宏 書名:経済政策 出版社:新世社


【参考書】

適宜指示する
著者:岩田規久男・飯田泰之 書名:ゼミナール経済政策入門 出版社:日本経済新聞出版社


シラバス2

【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
     

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
             

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
   

【初年次教育】

 

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界 大学院進学
   

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段            
学習目標(比率) 70% 20% 10%
評価手段(比率) 試験 65% 50 10 5
小テスト 35% 20 10 5
レポート
成果発表
受講態度
その他
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
         

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