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研究演習2年 4単位   経済   経営 2年以上
         
陶 静 通年1コマ クラス:  

シラバス1

【授業の目的】

 授業の位置付け(対応するディプロマポリシー):DP1専門知識、DP3思考力、DP4判断力、DP5会話文章力、DP6意欲、DP7協調性
 経営学部経営学科に係る専門科目(選択必須科目)として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献することを授業目標とする。

【到達目標】

受講生が授業修了までに次のようなことができることが到達目標である。
1.会計学の基本的な考え方を理解すること。
2.日商2級レベル(主に商業簿記)の会計処理について、会計理論に基づいた説明ができること。
3.会計に興味を持つようになる。


【授業計画】

注意事項
1.本演習は日商簿記2級対策講義ではない。
2.会計専門コースの学生を優先する。
3.本演習は基本教室にて対面講義を行う。対面の際、毎回課題提出(レポートあるいは練習問題)があります。コロナ感染症の感染状況によって、やもえず学校閉鎖になった場合はオンライン講義になる。その時大学講義案内システムを通して講義資料を配布し、ZOOMなどを使って講義を行う予定である。その際も、毎回課題の提出があります。

 本演習は、経営学科の会計専門コースを選択している学生達に、会計に欠かせない複式簿記の基礎、会計学の基礎知識を学習する講義である。また、理論を理解した上で日商簿記2級レベルの商業簿記と工業簿記に関する諸項目を、会計理論に基づいて理解し、その処理方法について説明できるようにしてもらう(商業簿記を中心に)。
 この演習は、3・4年次の「研究演習」で学ぶ基礎知識の基盤を作ることを目標としている。また、本演習を受講することによって、より会計に興味を持つようになることも期待している。

第1回  イントロダクション(講義内容概要と講義の進め方)
     事前学修:会計学はどんな学問について調べる
     事後学修:テキストと配賦資料を再確認

第2回  簿記一巡の手続き(教科書CHAPTER0)
     事前学修:教科書CHAPTER0の内容を読み込み
     事後学修:テキストと配賦資料を再確認

第3回  現金預金(教科書CHAPTER1)
     事前学修:教科書CHAPTER1の内容を読み込み
     事後学修:テキストと配賦資料を再確認

第4回  債権債務(教科書CHAPTER2)
     事前学修:教科書CHAPTER2の内容を読み込み
     事後学修:テキストと配賦資料を再確認

第5回  棚卸資産(教科書CHAPTER3)
     事前学修:教科書CHAPTER3の内容を読み込み
     事後学修:テキストと配賦資料を再確認

第6回  有価証券(教科書CHAPTER4)
     事前学修:教科書CHAPTER4の内容を読み込み
     事後学修:テキストと配賦資料を再確認

第7回  固定資産(教科書CHAPTER5)
     事前学修:教科書CHAPTER5の内容を読み込み
     事後学修:テキストと配賦資料を再確認

第8回  債務保証(教科書CHAPTER6)
     事前学修:教科書CHAPTER6の内容を読み込み
     事後学修:テキストと配賦資料を再確認

第9回  引当金(教科書CHAPTER7)
     事前学修:教科書CHAPTER7の内容を読み込み
     事後学修:テキストと配賦資料を再確認

第10回 収益と費用(教科書CHAPTER8)
      事前学修:教科書CHAPTER8の内容を読み込み
      事後学修:テキストと配賦資料を再確認

第11回 外貨建取引(教科書CHAPTER9)
      事前学修:教科書CHAPTER9の内容を読み込み
      事後学修:テキストと配賦資料を再確認

第12回 株式会社の純資産(教科書CHAPTER10)
      事前学修:教科書CHAPTER10の内容を読み込み
      事後学修:テキストと配賦資料を再確認

第13回 企業結合(教科書CHAPTER11)
      事前学修:教科書CHAPTER11の内容を読み込み
      事後学修:テキストと配賦資料を再確認

第14回 税金(教科書CHAPTER12)
      事前学修:教科書CHAPTER12の内容を読み込み
      事後学修:テキストと配賦資料を再確認

第15回 中間復習(今までの授業内容を纏める)
      事前学修:教科書CHAPTER1〜12の内容を復習する
      事後学修:テキストと配賦資料を再確認

第16回 決算1(決算手続)(教科書CHAPTER13の1〜2)
      事前学修:教科書CHAPTER13の1〜2の内容を読み込み
      事後学修:テキストと配賦資料を再確認

第17回 決算2(財務諸表)(教科書CHAPTER13の3〜4)
      事前学修:教科書CHAPTER13の3〜4の内容を読み込み
      事後学修:テキストと配賦資料を再確認

第18回 本支店会計(教科書CHAPTER14)
      事前学修:教科書CHAPTER14の内容を読み込み
      事後学修:テキストと配賦資料を再確認

第19回 連結会計1(資本連結)(教科書CHAPTER15の1〜3)
      事前学修:教科書CHAPTER15の1〜3の内容を読み込み
      事後学修:テキストと配賦資料を再確認

第20回 連結会計2(成果連結)(教科書CHAPTER15の4〜6)
      事前学修:教科書CHAPTER15の4〜6の内容を読み込み
      事後学修:テキストと配賦資料を再確認

第21回 商業簿記の復習1(会計処理の考え方に関する学生による発表)
      事前学修:商業簿記の内容を復習する
      事後学修:テキストと配賦資料を再確認

第22回 商業簿記の復習2(会計処理の考え方に関する学生による発表)
      事前学修:商業簿記の内容を復習する
      事後学修:テキストと配賦資料を再確認

第23回 工業簿記の基本(レジュメ配布)
      事前学修:工業簿記の内容を予習する
      事後学修:配賦資料を再確認

第24回 原価計算の基本(レジュメ配布)
      事前学修:工業簿記の内容を予習する
      事後学修:配賦資料を再確認

第25回 メーカーの財務諸表(レジュメ配布)
      事前学修:メーカーの財務諸表について調べる
      事後学修:配賦資料を再確認

第26回 製造業の会計1(総合原価計算)(レジュメ配布)
      事前学修:総合原価計算について調べる
      事後学修:配賦資料を再確認

第27回 製造業の会計2(標準原価計算)(レジュメ配布)
      事前学修:標準原価計算について調べる
      事後学修:配賦資料を再確認

第28回 製造業の会計3(直接原価計算)(レジュメ配布)
      事前学修:直接原価計算について調べる
      事後学修:配賦資料を再確認

第29回 工業簿記の復習(授業内容の全体を纏める)
      事前学修:工業簿記の内容を予習する
      事後学修:テキストと配賦資料を再確認

第30回 総括(自身の理解度チェックと課題を整理する)
      事前学修:いままでの学習内容を復習する
      事後学修:テキストと配賦資料を再確認


進展状況により,授業計画を変更する可能性がある。


【予習・復習】

予習(2時間程度)テキストの該当箇所を読んで、問題点(疑問点)を整理しておくこと。
復習(2時間程度)講義の内容をもう一度整理し、自分の理解度と課題を整理すること。


【授業関連科目】

簿記論1から4、工業簿記1、2、会計学1など会計コースが開講する講義と関連性が高いので、履修を薦める。


【成績評価方法・注意】

講義中に行ってもらう報告発表(50%)・質疑(40%)及び受講態度(10%)などで総合的に評価する。講義中の報告発表に対しては、講義中にコメントする。
報告発表は教室内に備え付けのパソコン(外付けも可)とプロジェクターを利用する。
(教室は1台パソコン備え付け或いは外付け、またプロジェクターは必要である。)


【教科書】

著者:資格の大原 書名:大原で合格る日商簿記2級(商業簿記) 出版社:中央経済社


【参考書】

著者:資格の大原 書名:大原で合格る日商簿記2級(工業簿記) 出版社:中央経済社


シラバス2

【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
   

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
       

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
     

【初年次教育】

 

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界 大学院進学
     

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段      
学習目標(比率) 40% 10% 10% 10% 15% 15%
評価手段(比率) 試験
小テスト
レポート
成果発表 50% 25 5 5 5 5 5
受講態度 10% 5 5
その他 40% 15 5 5 5 5 5
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
     

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