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観光経営論 2単位   経済   経営 2年以上
2年以上        
大石 貴之 後期1コマ クラス:  

シラバス1

【授業の目的】

 経営学部商学科に係る専門科目として,本学の教育目標である「専門学術の振興」と「社会的人材の育成」に貢献することを目的とする。

【到達目標】

 本講義は,観光産業における様々な産業の経営戦略や動向を学ぶことによって,以下のことができるようになることを到達目標とする。
1.観光産業を経営する上で必要な基本的知識を身につけ,それを概説することができる。
2.観光産業にはどのような業態があるのかを具体的な事例を挙げて説明することができる。
3.観光経営の具体例として「まちづくり」に関する実態と現在の課題を説明することができる。


【授業計画】

[講義方法]
・この講義は対面により実施するが,履修者のやむを得ない事情(留学生で入国できない等)がある場合はオンライン(Zoom)での受講を認める。また,履修者数が教室の収容定員を超えた場合,オンライン(Zoom)により対面授業を同時中継する。
・オンラインと併用する場合,履修者を複数のグループに分けて対面講義とオンラインを入れ替えて実施する。
・学校閉鎖となった場合,オンライン(ZoomもしくはYouTube)による講義を実施する。
・講義方法の詳細については,講義掲示板等により詳しく説明する。

[授業計画]
1. オリエンテーション―観光経営とは―
 ・事前学修:観光産業とはどのような産業か調べておく。
 ・事後学修:配付資料を整理し,観光産業と他の産業との相違点についてまとめておく。

2. 観光における行政・政策の役割
 ・事前学修:日本の観光行政や観光に関する政策について調べておく。
 ・事後学修:配付資料を整理し,国としての観光政策の課題についてまとめておく。

3. 観光行動と観光市場
 ・事前学修:人はなぜ観光をするのか,自分の経験に照らし合わせて考えておく。
 ・事後学修:配付資料を整理し,観光行動の分析視点や観光市場の現状についてまとめておく。

4. 観光経営戦略(1):集客戦略
 ・事前学修:観光客を集めるための集客戦略について調べておく。
 ・事後学修:配付資料を整理し,特に利用満足度増大モデルの具体例をまとめておく。

5. 観光経営戦略(2):人的資源管理
 ・事前学修:観光産業における人的資源管理について調べておく。
 ・事後学修:配付資料を整理し,特に観光産業に適した人材についてまとめておく。

6. 観光経営戦略(3):配慮行動と顧客満足
 ・事前学修:観光産業における配慮行動や顧客満足について調べておく。
 ・事後学修:配付資料を整理し,特に配慮行動進化モデル,顧客満足の不一致モデルについてまとめておく。

7. 観光産業における情報の活用
 ・事前学修:ICT革命による観光産業の変化について調べておく。
 ・事後学修:配付資料を整理し,観光産業と情報との関わりについてまとめておく。

8. 観光産業各論(1):旅行業
 ・事前学修:旅行業とはどのような産業か調べておく。
 ・事後学修:配付資料を整理し,旅行業の課題と具体的な対策についてまとめておく。

9. 観光産業各論(2):交通産業
 ・事前学修:交通産業とはどのような産業か,特に鉄道産業と航空産業について調べておく。
 ・事後学修:配付資料を整理し,交通産業の課題と具体的な対策についてまとめておく。

10.観光産業各論(3):宿泊産業
 ・事前学修:宿泊産業とはどのような産業か,特に旅館とホテルの違いについて調べておく。
 ・事後学修:配付資料を整理し,宿泊産業の課題と具体的な対策についてまとめておく。

11.観光産業各論(4):博物館,テーマパーク
 ・事前学修:博物館やテーマパークがどのような経営をしているか調べておく。
 ・事後学修:配付資料を整理し,博物館やテーマパークの課題と具体的な対策についてまとめておく。

12.観光産業各論(5):その他の観光産業(外食産業・土産物産業など)
 ・事前学修:観光地における外食産業や土産物産業について調べておく。
 ・事後学修:配付資料を整理し,特に観光地における外食産業の課題と具体的な対策についてまとめておく。

13.観光経営と遺産の商品化
 ・事前学修:遺産の商品化という用語について批判的立場から調べておく。
 ・事後学修:遺産を商品化することの意味や課題について,具体的な事例に関連してまとめておく。

14.地域づくりと観光経営
 ・事前学修:地域づくりと観光地づくりの相違点について調べておく。
 ・事後学修:観光による身近な地域づくりに必要なことについてまとめておく。

15.授業のまとめ
 ・事前学修:これまでの配付資料を整理し,観光経営の全体像についてまとめておく。
 ・事後学修:観光戦略や観光産業に関する課題や具体的な対策について説明できるようにまとめておく。


【予習・復習】

予習(2時間程度):次回の授業内容に関する事前準備(授業内容に関するキーワードを調べておく等)をすること。
復習(2時間程度):授業内容を確認し,関連する書籍等で発展的に学んでおくこと。


【授業関連科目】

観光資源論,観光地理学,観光地計画論,観光実務


【成績評価方法・注意】

成績評価方法:試験(期末レポート)とミニレポート
出席を前提として,毎回授業で配付するミニレポート(40%),試験として期末レポート(60%)で評価する。ミニレポートについては,指定された期限までにWebClassにて回答を送信すること。次回の授業開始時に全体の講評をするとともに,正答例を紹介する。

注意 受講生のスマートフォンを使用して,情報収集の作業をすることがある。


【教科書】

プリントを配布する



【参考書】

適宜指示する



シラバス2

【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
     

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
             

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
     

【初年次教育】

 

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界 大学院進学
 

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段          
学習目標(比率) 40% 40% 10% 10%
評価手段(比率) 試験 60% 30 25 5
小テスト
レポート 40% 10 15 5 10
成果発表
受講態度
その他
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
         

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