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研究演習3年 4単位   経済   経営 3年以上
         
西 敏明 通年1コマ クラス:  

シラバス1

【授業の目的】

経営学部経営学科(情報コース)に係る専門科目において、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献することである。

【到達目標】

本演習では,品質経営(Quality Management)について学んでいく。
受講生が受講後に次のようなことができるようになること。
1)身のまわりにある、多くの商品・サービスを購入する際、 商品の機能、使いやすさ、わかりやすさ、デザイン、お客様への対応等々の多くの質(Quality)を捉えることができる。
2)お客様が評価する質とともに、企業内での業務遂行の上で、いろい ろな質が企業の経営に多大な影響を示すことについて捉えることができる。
3)質の評価は、企業からお客様への商 品または製造物の提供が無くならない限り、あり続けるものであることを理解し、説明することができる。
4)品質経営について、多くの業種 ・業界に関連しているので、多くの企業の事例を交えながら、品質経営の考え方、評価について手法を理解し、説明することができる。
5)コンピューターによるデータ解析演習について理解し、自分 で解析することができる。


【授業計画】

この研究演習3年は,
1 対面講義で行います.なお,学校閉鎖時にはZoomを使用した講義となります.オンライン授業の場合,自分でword,excel,power pointが出来る環境であることが履修条件です.
2 履修を許可されたものは,必ず教科書を講義の際,持参すること(教科書に沿って講義,課題があるため).
3 変更があれば,講義掲示板等を通じて連絡します.
4 全学的にオンライン授業となった場合,講義資料配布や課題提出(毎回提出)は講義掲示板を通じて行う予定です.
5 対面の際は,配付資料とともに,毎回課題提出の予定です.詳しくは「成績評価方法・注意」を参照のこと.

本講義の受講条件:外部の本研究演習に関連する講演・発表会やフィールドスタディがある場合,参加が可能であること。

第1回-15回の各授業で、参考書で示した「デミング賞のしおり」、「デミング賞・デミング賞大賞応募の手引き」、「デミング賞実施賞が考えるTQMモデル」の中で該当箇所および内容を適宜、事前にあらかじめ指示し、授業内で活用するので読んでおくこと。
第16回-30回の各授業で、参考書で示した「品質管理検定(QC検定) 4級の手引き 一般」の中で該当箇所および内容を適宜、事前にあらかじめ指示し、授業内で活用するので読んでおくこと。

1.品質経営(質的経営)とは −歴史的背景と変遷−
教科書:p1-3
事前学修:品質経営の内容について事前に調べておき、概要を理解すること。
事後学修:歴史的経緯の概要を復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。

2.身近な評価と質(1),統計的方法
教科書:p4-10
事前学修:質の考え方について事前に調べておき、概要を理解すること。
事後学修:評価と質の関係の概要を復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。

3.身近な評価と質(2)
教科書:p11-16
事前学修:事例を考え、その評価と質について事前に調べておき、概要を理解すること。
事後学修:評価のあるべき姿の考え方について、復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。

4.品質の考え方の比較
教科書:p18-20
事前学修:品質の比較内容について事前に調べておき、概要を理解すること。
事後学修:目的指向との関係について概要を復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。

5.経営と品質の関係(1)
教科書:p21-25
事前学修:経営と質の関係について事前に調べておき、概要を理解すること。
事後学修:品質経営と評価指標の概要を復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。

6.経営と品質の関係(2)
教科書:p27-30
事前学修:事例を挙げて、経営と質の評価の内容について事前に調べておき、概要を理解すること。
事後学修:事例を踏まえ、経営品質の概要を復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。

7.日本の品質賞(1)
教科書:p31-34
事前学修:品質賞の基準について事前に調べておき、概要を理解すること。
事後学修:各項目の基準の関係性について復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。

8.日本の品質賞(2)
教科書:p35-40
事前学修:各項目の基準の具体化について事前に調べておき、概要を理解すること。
事後学修:将来を考えたときの基準の変遷について復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。

9.日本の品質賞(3)
教科書:p51-52
事前学修:経営 指標と品質項目について事前に調べておき、概要を理解すること。
事後学修:経営と品質の関係を考えについて復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、 質問をすること。

10.日本の品質賞(4)
教科書:p53
事前学修:項目と基準の関係性について事前に調べておき、概要を理解すること。
事後学修:CSRの品質基準の変遷について復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。

11.諸外国の品質賞について(1)
教科書:p54-55
事前学修:他国の品質賞について事前に調べておき、概要を理解すること。
事後学修:米国の品質賞について復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。

12.諸外国の品質賞について(2)
教科書:p55-58
事前学修:米国の品質賞の基準の細目について事前に調べておき、概要を理解すること。
事後学修:日本との比較検討について復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、 質問をすること。

13.諸外国の品質賞について(3)
教科書:p58-61
事前学修:アジアの品質賞について事前に調べておき、概要を理解すること。
事後学修:アジアの品質賞の比較について復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、 質問をすること。

14.品質賞と品質のまとめ(1)
教科書:p61-62
事前学修:特徴ある活動について事前に調べておき、概要を理解すること。
事後学修:品質のツールと特徴ある活動の関係について復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。

15.品質賞と品質のまとめ(2)
教科書:p62-70
事前学修:プロセスと結果について事前に調べておき、概要を理解すること。
事後学修:プロセス指向と項目の関係について復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。

16.顧客満足とその評価(1)
教科書:p71-74
事前学修:顧客満足について事前に調べておき、概要を理解すること。
事後学修:CSと品質について復習しておくこと。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。

17.顧客満足とその評価(2)
教科書:p74-75
事前学修:顧客満足について自分で調べ、概要を理解する.
事後学修:講義内で紹介した例をもとに自分で対象を決めて, 顧客満足のあり方の例を作成する。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。

18.品質おける問題・課題解決法 事例研究(1)
教科書:p76-78
事前学修:問題解決法について自分で調べ、概要を理解する.
事後学修:事例と問題解決の流れについて、復習すること。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。

19.品質おける問題・課題解決法 事例研究(2)
教科書:p78-80
事前学修:課題解決法について自分で調べ、概要を理解する.
事後学修:事例と課題解決の流れについて、復習すること。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。

20.品質おける問題・課題解決法 事例研究(3)
教科書:p80-82
事前学修:課題解決法について自分で調べ、概要を理解する.
事後学修:事例と課題解決の流れについて、復習すること。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。

21.仮説・検証と統計的アプローチ 事例研究(1)
教科書:p82-84
事前学修:仮説検証について自分で調べ、概要を理解する.
事後学修:統計的アプローチの事例の流れについて、復習すること。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。

22.仮説・検証と統計的アプローチ 事例研究(2)
教科書:p84-89
事前学修:事例について、雑誌等で自分で調べ、概要を理解する.
事後学修:事例と統計的アプローチの流れについて、復習すること。 わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。

23.仮説・検証と統計的アプローチ 事例研究(3)
教科書:p89-92
事前学修:前回の授業とは異なる事例について、雑誌等で自分で調べ、概要を理解する.
事後学修:今回の事例と統計的アプローチの流れについて、復習すること。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。

24.仮説・検証と統計的アプローチ 事例研究(4)
教科書:p92-100
事前学修:仮説の生成について、雑誌等で自分で調べ、概要を理解する.
事後学修:仮説の生成の考え方や創出の流れについて、復習すること。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。

25.数値データと言語データからみえる質的経営(1)
教科書:p100-106
事前学修:データ(数値、言語)と質的経営について自分で調べ、概要を理解する.
事後学修:データ解析の有用性について、復習すること。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。

26.数値データと言語データからみえる質的経営(2)
教科書:p106-110
事前学修:具体的データ(数値)と質的経営について自分で調べ、理解する.
事後学修:数値データ解析の有用性について、復習すること。わからない点が 出てきたら、次回、 質問をすること。

27.数値データと言語データからみえる質的経営(3)
教科書:p110-118
事前学修:具体的データ(言語)と質的経営について自分で調べ、理解する.
事後学修:言語データ解析の有用性について、復習すること。わからない点が 出てきたら、次回、 質問をすること。

28.顧客の商品に対する感性評価
教科書:p119-128
事前学修:感性評価と質的経営について自分で調べ、理解する.
事後学修:感性評価の有用性について、復習すること。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。

29.顧客の商品に対する感性評価のフィードバック
教科書:p129-133
事前学修:感性評価のフィードバックの事例を自分で調べ、理解する.
事後学修:PDCAとフィードバックの有用性について、復習すること。わからない点が出てきたら、次回、質問をすること。

30.まとめと卒業論文について
教科書:p145-148
事前学修:レポートのまとめ方について自分で調べ、理解する.
事後学修:卒論で対象とすべき質を考えて、復習すること。


【予習・復習】

<授業1回当たりの予習・復習の時間>
予習の時間:1.5時間、復習の時間:2.5時間
<予習の目標値(内容)>
「授業前には、該当のテキス トの講義・演習箇所を読み、わからないところを明確にし、その箇所については事前学習し、予習すること。」
<復習の目標値(内容)>
「毎授業後には、「演習:電子提出ファイル」を提出すること。その後、演習中、理解できなかったところを復習して、理解しておくこと。」


【授業関連科目】

応用情報処理、経営統計学


【成績評価方法・注意】

出席:出席をとるのでスマートフォンを必ず毎回持参のこと。
成績評価方法:レポート1、レポート2および成果発表、受講態度で評価を行う。講義中、到達目標にどの程度達したかのレポート1(時間内演習課題)(30%)、指定の用紙で提出するレポート2(2回を予定)(30%)と、成果発表(20%)、受講態度(20%)の評価により総合評価を行う。
受講態度は、すでに講義で話した内容を聞いてない、指示しているとおりに行っていない、講義を受ける準備が出来ていない(事前学修,事後学修)等についての採点し、評価する。
なお、履修者がレポート1の提出後、次回の授業で課題の中での特徴的な 見解や誤解などについてコメントする。レポート2についても次回の授業で課題の中での特徴的な見解や誤解などについてコメントする。また疑問点については、適宜回答する。


【教科書】

著者:西敏明 書名:ビジネスのための経営統計学入門(ISBN-13: 978-4817193865) 出版社:日科技連出版


【参考書】

著者:デミング賞委員会 書名:デミング賞のしおり 出版社:一般財団法人日本科学技術連盟内デミング賞委員会
著者:デミング賞委員会 書名:デミング賞・デミング賞大賞応募の手引き 出版社:一般財団法人日本科学技術連盟内デミング賞委員会
著者:デミング賞委員会 書名:デミング賞実施賞が考えるTQMモデル(しおり・手引き 別添資料) 出版社:一般財団法人日本科学技術連盟内デミング賞委員会
著者:品質管理検定運営委員会 書名:品質管理検定(QC検定) 4級の手引き 一般 出版社:一般財団法人日本規格協会内品質管理検定センター

シラバス2

【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
   

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
           

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
   

【初年次教育】

 

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界 大学院進学
 

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段      
学習目標(比率) 20% 20% 20% 20% 10% 10%
評価手段(比率) 試験
小テスト
レポート 60% 15 15 10 15 5
成果発表 20% 5 5 5 5
受講態度 20% 5 5 5 5
その他
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
     

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