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簿記論II 2単位 1年以上 経済 1年以上 経営 1年以上
1年以上        
内田 浩徳 前期1コマ クラス: 月2と月3のセットで受講のこと。簿記論IIは月2,簿記論IIIは月3,で履修登録を。

シラバス1

【授業の目的】

授業の位置付け(対応するディプロマポリシー):DP1専門知識,DP3思考力,DP8持続性

 経営学部経営学科に係る選択必修科目として,本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献することが授業目標です。他学部・他学科の学生にとっては,「幅広い学習機会」になります。

【到達目標】

受講生が受講後に以下のようなことができるようになることを到達目標としています。

1. 簿記の意義及び日常の簿記処理が理解できる。

2. 初歩的な決算整理ができる。


【授業計画】

<講義スタイル>
 この講義は対面講義で実施します。学校閉鎖時にはYouTubeを利用して講義(以下,オンライン講義とする。)をします。
 対面講義であってもオンライン講義であっても講義案内システムを通じて授業内容の開示や受講上の注意および任意の追加課題の題目を配信する可能性があります。また,対面講義であってもオンライン講義であっても修得試験と確認試験を実施します。
 なお,オンライン講義に関する資料等は,講義案内システムを通じて配信します。オンライン講義時には毎回課題を課します。課題は指定されたメールアドレスまで返信して下さい。

<この講義のねらい>
 複式簿記は,はるか昔から利用されている手続きであり,諸君らが読んだことがある本に中にも登場することがあります。たとえは,デフォー『ロビンソンクルーソー』を挙げることができます。『ロビンソンクルーソー』は児童書などで読んだことがある人もいるかもしれませんが,その中では複式簿記の考え方が示されている箇所があります。
 そもそも複式簿記とは財産の変動と損益を二面的に捉えて記録する手続きをいい,それによって企業の財政状態や経営成績を明らかにし,利害関係者等の意思決定に有用な情報を提供することを目的としています。ロビンクルーソーの状況とは異なり,今日のように多くの人が市場に参加する時代においては,ある一定のルールがなければ,上記の簿記の目的を達成することはできません。本講義では,その初歩的なルール(簿記手続き)を学びます。

 なお,本講義は,前期2コマ(前半)で開講されますので,注意して下さい。後半は,簿記論3になります。

<講義内容>
 簿記論2では,簿記の基本,日常の簿記処理,決算整理を中心に講義(6桁精算表とそれにもとづく貸借対照表と損益計算書の作成)します。その大まかな各コマにおける講義タイトルと主題は下記の通りになっています。

1  簿記の基礎
   事前学修:なぜ簿記を行うのかを教科書を読んでおくこと(教科書:第1章)
   事後学修:配布レジメの確認
2  貸借対照表とは
   事前学修:貸借対照表の内容を把握しておくこと(教科書:第2章)
   事後学修:配布レジメの確認
3  損益計算書とは
   事前学修:損益計算書の内容を把握しておくこと(教科書:第2章)
   事後学修:配布レジメの確認
4  財産法とは
   事前学修:財産法の内容を把握しておくこと(教科書:第2章)
   事後学修:配布レジメの確認
5  損益法とは
   事前学修:損益法の内容を把握しておくこと(教科書:第2章)
   事後学修:配布レジメの確認
6  取引と勘定ルール
   事前学修:取引と勘定のルールについて調べておくこと(教科書:第3章)
   事後学修:これまでの内容を再度復習しておくこと
7  仕訳とは
   事前学修:取引の8要素について確認しておくこと(教科書:第4章)
   事後学修:配布レジメの確認
8  転記とは
   事前学修:転記の方法を確認しておくこと(教科書:第4章)
   事後学修:配布レジメの確認
9  仕訳帳と総勘定元帳
   事前学修:仕訳帳と総勘定元帳の記帳方法について教科書を読んでおくこと(教科書:第5章)
   事後学修:配布レジメの確認
10  総勘定元帳への転記
   事前学修:前回の記帳方法を復習しておくこと(教科書:第5章)
   事後学修:配布レジメの確認
11 試算表
   事前学修:試算表に関する箇所を読んでおくこと(教科書:第6章)
   事後学修:配布レジメの確認
12 精算表
   事前学修:精算表に関する箇所を読んでおくこと(教科書:第6章)
   事後学修:配布レジメの確認
13  決算手続き
   事前学修:決算の手続きに関する箇所を読んでおくこと(教科書:第7章)
   事後学修:配布レジメの確認
14 財務諸表の作成
   事前学修:財務諸表の作成に関する箇所を読んでおくこと(教科書:第7章)
   事後学修:配布レジメの確認
15 簿記論2のまとめと確認試験
   事前学修:これまでの内容を復習しておくこと
   事後学修:配布レジメの確認


【予習・復習】

・予習の時間:1時間程度
 教科書を読むことで,当該時間に関連する仕訳の取引内容を把握しておくこと

・復習の時間:3時間程度
 講義で行った取引について,再度教科書を読み,問題を解くこと


【授業関連科目】

会計関連科目


【成績評価方法・注意】

<成績評価方法>
修得試験及び確認試験

<詳しい配点>
修得試験3割
確認試験7割

上記の到達目標をどの程度達成したのかについて仕訳と帳簿問題で評価します。
試験終了後に,掲示等にて講評を行います。

<注意>
1 出席について,対面時はセキュリティシートで,オンライン時は課題で取ります。
2 本講義は初学者を対象としています。
3 本講義は練習問題を多くやってもらいますので,必ず電卓を用意しておいて下さい。
4 本講義はいわゆる簿記検定対策ではないことに留意してください。


【教科書】

著者:関西学院大学会計研究室編 書名:新版 基本簿記論 第4版 出版社:中央経済社


【参考書】

適宜指示する



シラバス2

【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
     

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
             

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
   

【初年次教育】

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界 大学院進学
     

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段            
学習目標(比率) 80% 10% 10%
評価手段(比率) 試験 70% 60 5 5
小テスト 30% 20 5 5
レポート
成果発表
受講態度
その他
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
           

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