シラバス1
【授業の目的】
大学院商学研究科会計分野に係る研究指導として、本学大学院の教育理念である「社会科学の各専攻分野に関する高度の専門的知識と、具体的社会事象に関する問題分析能力、理論的予測能力、創造的な政策立案・実践能力を備えた人材の養成」の達成に貢献することを講義目標とする。
【到達目標】
受講者が受講後に次のようなことができるようになること。 1.修士論文の概略を示すことができること。 2.修士論文の論文構成をほぼ確定できること。
修業年限3年の学生に対する研究指導3(I)では、現代会計に関する研究論文や会計基準の内容の検討を継続しつつ、修士論文の作成を始め、修士論文の論文構成をほぼ確定することを目標とする。
【授業計画】
【講義方法】 この講義は、対面形式でのみ行う。 対面形式での講義の場合、事前学修や事後学修の内容およびレポートの提出方法などの講義に関する重要な連絡については、講義中に連絡するか講義掲示板を通じて連絡する。 大学全体でオンライン講義を行う場合の授業方法:YouTubeやZOOMなどによって行う。講義日の前日までに具体的な講義方法に関する指示を講義掲示板から送信する。毎回、決められた提出期限までにレポートを提出することが必要である。
【講義計画】 研究指導2(II)までに決定した研究テーマに基づき、全体の論理展開の整合性等を意識しつつこれまでの研究内容を振り分け、修士論文の構成を確定できるよう下記のとおりに指導する。そのさい、論理的な矛盾点や論理展開に必要な検討が新たに生じた場合などの対処方法についても指導していく。
(1)設定したテーマの詳細化(第1回から第3回) 受講生が選択した研究テーマで修士論文を作成するにあたり、まだ十分に研究が進展していない点を確認し、追加の検討等が必要な項目に関する研究を進めるよう指導する。その過程を通じて、修士論文の研究テーマをより詳細で明確なものにして、独自の問題意識を確立できるよう指導する。
第1回 研究テーマの詳細化 ・事前学修:研究テーマを詳細化する。 ・事後学修:研究テーマを再検討する。
第2回 問題意識の明確化 ・事前学修:問題意識を明確化する。 ・事後学修:自らの問題意識を再確認する。
第3回 問題意識の検討と今後の計画の策定 ・事前学修:修士論文の作成計画をたてる。 ・事後学修:修士論文の作成計画を再検討する。
(2)修士論文の構成(論理展開)の確定(第4回から第13回) 修士論文の構成について具体的な報告を行い、自らの考えを論理的に説明する能力の修得をめざすと同時に、他の受講生からの意見を聞くことにより、論理展開の見直しや追加の検討の必要性がないかを検討する。その過程を通じて、修士論文の論文構成をほぼ確定できるよう指導する。
第4回 修士論文における問題意識の確定 ・事前学修:自らの問題意識を再確認する。 ・事後学修:修士論文における問題意識を確定する。
第5回 修士論文における論理展開案の報告 ・事前学修:修士論文における論理展開を検討する。 ・事後学修:修士論文における論理展開を再検討する。
第6回 修士論文進捗状況に関する第1回報告 ・事前学修:報告資料を作成する。 ・事後学修:修士論文の内容と作成計画を再検討する。
第7回 先行研究等の追加研究に関する第1回報告 ・事前学修:報告資料を作成する。 ・事後学修:報告内容を再検討する。
第8回 修士論文進捗状況に関する第2回報告 ・事前学修:報告資料を作成する。 ・事後学修:報告内容を再検討する。
第9回 先行研究等の追加研究に関する第2回報告 ・事前学修:報告資料を作成する。 ・事後学修:報告内容を再検討する。
第10回 修士論文進捗状況に関する第3回報告 ・事前学修:報告資料を作成する。 ・事後学修:報告内容を再検討する。
第11回 修士論文における論理展開の再検討 ・事前学修:報告資料を作成する。 ・事後学修:報告内容を再検討する。
第12回 問題意識の再確認 ・事前学修:修士論文における問題意識を再確認する。 ・事後学修:問題意識を確定する。
第13回 修士論文における論理展開の確定 ・事前学修:修士論文における論理展開を再検討する。 ・事後学修:論理展開を確定する。
(3)結論の報告(第14回と第15回) 現時点における結論を報告して他の受講生の意見を聞くことにより、自らの結論に問題がないかどうかを再検討し、問題点がある場合にはその点を補完するための資料収集や検討を行う。その過程を通じて、修士論文の結論を導出する準備を進めうるよう指導する。
第14回 修士論文の結論に関する報告 ・事前学修:報告資料を作成する。 ・事後学修:報告内容を再検討する。
第15回 修士論文の結論の再検討 ・事前学修:報告資料を作成する。 ・事後学修:報告内容を再検討する。
【予習・復習】
予習(2時間) 毎回、修士論文の内容について報告を課するので、先行研究を調査したりなどして自分なりの意見を整理しつつ、報告の準備をしてくること。
復習(2時間) 講義中に報告した内容に関して出された意見などをもとに修士論文の論理構成や文章等を再検討し、修正すべき点や発展させうる点などについて検討すること。
【授業関連科目】
会計学特論I、会計学特論II 会計実務論特論I、会計実務論特論II 財務会計論特論I、財務会計論特論II 現代会計論特論 国際会計論特I 管理会計論特論I、管理会計論特論II
【成績評価方法・注意】
成績は毎回の受講態度(報告や議論への参加などを含む)(30%)およびレポート(70%)によって評価する。報告は講義中にコメントし、レポートは後日、コメント等をつけて返却する。
【教科書】
著者:中央経済社編 書名:新版会計法規集<第12版> 出版社:中央経済社
【参考書】
適宜指示する
シラバス2
【授業形態】
【授業方法】
受動型 |
アクティブラーニング |
その他 |
課題解決型 |
ディスカッション ディベート |
グループワーク ペアワーク |
プレゼン テーション |
フィールド スタディ |
その他 |
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○ |
○ |
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○ |
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【受講生のPC等使用】
PC・タブレット (教室に備付) |
PC・タブレット (学生自身が準備) |
スマートフォン |
その他 |
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【初年次教育】
【接続科目】
【評価(方法)手段】
評価(方法)手段 |
学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
CP1 |
CP2 |
CP3 |
CP4 |
CP5 |
CP6 |
CP7 |
CP8 |
CP9 |
専門知識 |
一般知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
評価(方法)手段 |
○ |
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○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
学習目標(比率) |
30% |
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20% |
20% |
10% |
5% |
5% |
5% |
5% |
評価手段(比率) |
試験 |
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小テスト |
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レポート |
70% |
30 |
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15 |
15 |
10 |
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成果発表 |
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受講態度 |
30% |
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5 |
5 |
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5 |
5 |
5 |
5 |
その他 |
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対応するディプロマ・ポリシー(DP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
DP1 |
DP2 |
DP3 |
DP4 |
DP5 |
DP6 |
DP7 |
DP8 |
DP9 |
専門知識 |
一般知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
○ |
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○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
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