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地域づくり論I 2単位   経済   経営 2年以上
2年以上        
杉本 敦 前期1コマ クラス:  

シラバス1

【授業の目的】

中山間部での人口減少と首都圏への資本・人口の集中が進む中で、コミュニティや自治体の存続が脅かされている。このような状況で、地域づくりが大きな課題となっているが、新しいものを一からつくるわけではない。この授業では、伝統的な地域社会において、どのように格差が「解消」され、どのように人々の生活が保障されていたのかを、様々なトピックから検討する。これを通じて、本学の教育目標である「幅広い学習機会の提供」と「専門学術の振興」に寄与する。

【到達目標】

授業の目的に基づき、以下の3点を到達目標とする。
1.伝統社会において、人々の生活がどのように成り立っていたのかを説明できるようになる。
2.地域における様々な問題を、歴史自然環境や社会的・文化的背景を踏まえて捉えることができるようになる。
3.資本主義経済に基づく現代社会の問題を、伝統社会と比較しながら考察できるようになる。


【授業計画】

※ 対面により実施するが、学校閉鎖時にはオンライン(Zoom)による講義を実施する。
※ 以下で示した授業の順番や内容は変わることがあります。

1.イントロダクション:文化としての経済とは?
 事前学修:シラバスを読んで、授業内容と到達目標について確認しておく。
 事後学修:授業内容を整理し、分からない点、もっと知りたい点を書き出しておく。

2.近代社会と伝統社会の違い:「豊かさ」とは何だろう?
 事前学修:取り上げるトピックについて、本やネットで大まかに調べておく。
 事後学修:授業内容を整理し、分からない点、もっと知りたい点を書き出しておく。

3.社会に埋め込まれた経済:なぜ贈り物にはお返しが必要なのか?
 事前学修:取り上げるトピックについて、本やネットで大まかに調べておく。
 事後学修:授業内容を整理し、分からない点、もっと知りたい点を書き出しておく。

4.狩猟採集民の「平等性」:自分のモノと皆のモノはどう違う?
 事前学修:取り上げるトピックについて、本やネットで大まかに調べておく。
 事後学修:授業内容を整理し、分からない点、もっと知りたい点を書き出しておく。

5.牧畜民の「再分配」:富者は貧者を助けるべきだろうか?
 事前学習:取り上げるトピックについて、本やネットで大まかに調べておく。
 事後学習:授業内容を整理し、分からない点、もっと知りたい点を書き出しておく。

6.農耕民の「相互扶助」:「我田引水」は悪いことだろうか?
 事前学修:取り上げるトピックについて、本やネットで大まかに調べておく。
 事後学修:授業内容を整理し、分からない点、もっと知りたい点を書き出しておく。

7.映像資料:伝統的な生活を観てみよう。
 事前学修:取り上げるトピックについて、本やネットで大まかに調べておく。
 事後学修:授業内容を整理し、分からない点、もっと知りたい点を書き出しておく。

8.家族のかたち:何のために家族はあるのだろう?
 事前学修:取り上げるトピックについて、本やネットで大まかに調べておく。
 事後学修:授業内容を整理し、分からない点、もっと知りたい点を書き出しておく。

9.結婚のかたち:誰と、何のために結婚するのだろう?
 事前学修:取り上げるトピックについて、本やネットで大まかに調べておく。
 事後学修:授業内容を整理し、分からない点、もっと知りたい点を書き出しておく。

10.親子のかたち:生まれが人の一生を左右するのだろうか?
 事前学修:取り上げるトピックについて、本やネットで大まかに調べておく。
 事後学修:授業内容を整理し、分からない点、もっと知りたい点を書き出しておく。

11.地域社会と子ども:育児は母親の仕事なのだろうか?
 事前学修:取り上げるトピックについて、本やネットで大まかに調べておく。
 事後学修:授業内容を整理し、分からない点、もっと知りたい点を書き出しておく。

12.地域社会と若者:「一人前」の大人になるには?
 事前学修:取り上げるトピックについて、本やネットで大まかに調べておく。
 事後学修:授業内容を整理し、分からない点、もっと知りたい点を書き出しておく。

13.地域社会と老人:老親を世話するのは家族? 地域? 国?
 事前学修:取り上げるトピックについて、本やネットで大まかに調べておく。
 事後学修:授業内容を整理し、分からない点、もっと知りたい点を書き出しておく。

14.宗教と地域:宗教や儀礼は何のためにあるのだろうか?
 事前学修:取り上げるトピックについて、本やネットで大まかに調べておく。
 事後学修:授業内容を整理し、分からない点、もっと知りたい点を書き出しておく。

15.まとめ
 事前学修:これまでの授業全体を整理し、疑問点を整理しておく。
 事後学修:期末レポートを仕上げる。


【予習・復習】

予習(2時間程度):毎回のテーマについて図書館やネットで情報収集しておく。
復習(2時間程度):授業で扱った事柄と、自らの日常(体験、考え)との類似点・相違点について考え、ノートにまとめておく。可能であれば、それについて家族や友人と議論してみる。


【授業関連科目】

地域づくり論2、観光資源論、観光地計画論、テーマパークデザイン論


【成績評価方法・注意】

小レポート(30%)と期末レポート(70%)
・毎回の授業後に提出する小レポートには、次週冒頭で質問への応答、コメントを行う。
・期末レポートの書き方については、授業内で詳しく説明し、コメントをつけて返却する。
・期末レポートの作成においては、PCのワープロソフトを利用すること。


【教科書】

プリントを配布する



【参考書】

著者:K. ポラニー 書名:大転換−市場社会の形成と崩壊 出版社:東洋経済新報社
著者:T. ピケティ 書名:21世紀の資本 出版社:みすず書房
著者:川田順造編 書名:文化としての経済 出版社:山川出版社

シラバス2

【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
     

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
             

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
     

【初年次教育】

 

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界 大学院進学
   

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段      
学習目標(比率) 40% 10% 25% 5% 5% 15%
評価手段(比率) 試験
小テスト 30% 15 5 10
レポート 60% 25 5 15 5 5 5
成果発表
受講態度 10% 10
その他
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
     

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