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ビジネス概論II 2単位 1年以上 経済 1年以上 経営  
1年以上        
三好 宏 後期1コマ クラス: 商学科優先
実務経験 内容 担当教員は、株式会社中国銀行での8年間の営業店勤務を経験しており、個人・法人との取引といった現場のビジネス知識を、ビジネス理論に加えて講義する。
授業との関連 ビジネスは人の要素が大きく作用しており、必ずしも理屈道理には進まない。銀行での営業を中心とした勤務経験を、授業の折々に織り交ぜ、実践的な面も講義する。

シラバス1

【授業の目的】

本授業の目標は、主に商学科に入学した新入生が、自分の進路を見据えてより深く専門的な授業科目を修得できるようになるために、ビジネス活動の基本的内容やビジネスと商学分野の各科目との関連を理解できるようになることである。また、講師の実務経験を活かして、実践的な知識の修得にも努めてもらう。それを通じて、本学の教育目標である「専門学術の振興」への貢献を目指す。

【到達目標】

授業目標に基づいて、次の具体的(下位)目標を達成してもらう。
1.ビジネスの主要主体である企業に関する基本的知識を身につける
2.ビジネス活動の基本的内容を具体例を用いて説明できる
3.ビジネスと商学を構成する各学問分野との関連を大まかに理解できる
4.ニュース、TV番組、インターネット等を通じて、ビジネスに関わる出来事に関心を持つ


【授業計画】

「講義方法」
基本対面で行うが(毎回録画する予定)、オンライン授業となった場合は、ZOOMによるライブ配信授業を行う。その場合も授業は録画し、講義案内システム、ないしはYouTubeにアップするので、出席できなかった場合は、動画視聴により対応すること。

ビジネス概論II(後期)では、ビジネス活動の内容や仕組みを商学という学問の枠組みで講義するが、I同様に授業を自分事にしてもらうため、予習として関連することを調べて来てもらう。

また、可能であれば適宜グループによる学習(アクティブラーニング)も取り入れる。

1.オリエンテーション:履修上の注意・ルールの確認等、ビジネスと商学との関連とは
  事前学修:関心があるビジネスのニュースを調べて来る
  事後学修:授業内容を整理する

2.商学とは:参考書序章1「商学とは」
  事前学修:経済学と経営学、商学の違いを考えて来る
  事後学修:授業内容を整理する

3.ビジネスとリスク:参考書序章2「循環、リスク、信頼」、3「大きな循環と小さな循環」
  事前学修:自分の人生にはどのようなリスクがあるか、考えて来る
  事後学修:授業内容を整理する

4.ビジネスと会社:参考書第1章「会社という制度」
  事前学修:企業と会社の違いを考えて来る
  事後学修:授業内容を整理する

5.市場競争の中での経営者の役割:参考書第2章「競争と経営」
  事前学修:社長の仕事には具体的にどのようなことがあるかを調べて来る
  事後学修:授業内容を整理する

6.ビジネスのお金の管理:参考書第3章「資金と債権の管理」
  事前学修:自分の1週間のお金の動きを記録して来る
  事後学修:授業内容を整理する

7.前半のまとめ、理解度確認
  事前学修:これまでの内容を整理して来る
  事後学修:理解でいていなかったことを復習する

8.お金とは何か:参考書第4章「貨幣という制度」
  事前学修:お金の役割について調べて来る
  事後学修:授業内容を整理する

9.銀行・証券・保険の役割:参考書第5章「金融という制度」、第6章「証券市場という制度」、
  第7章「損失金融という制度」
  事前学修:銀行、証券会社、保険会社の違いを調べて来る
  事後学修:授業内容を整理する

10.ビジネスと法:参考書第8章「取引制度」
  事前学修:ビジネスに関連する法律にはどのようなものがあるか調べて来る
  事後学修:授業内容を整理する

11.商業と流通:参考書第10章「市場の拡大」
  事前学修:自分の1週間の購買行動を記録して来る
  事後学修:授業内容を整理する

12.物流:参考書第11章「ロジスティクスの展開」
  事前学修:自分の宅配利用、あるいはバイトに関する体験をまとめて来る
  事後学修:授業内容を整理する

13.貿易の仕組み:参考書第12章「国際取引のひろがり」
  事前学修:自分の持っているものと他国との関連について考えて来る
  事後学修:授業内容を整理する

14.インターネットと商業:参考書第13章「eコマースによる拡大」
  事前学修:自分のネットでの買い物体験をまとめて来る
  事後学修:授業内容を整理する

15.まとめ
  事前学修:これまでの内容について疑問点を整理して来る
  事後学修:これまでの内容の総復習する

16. 定期試験


【予習・復習】

予習(2時間程度):事前課題の考察、配布資料等の読了等
復習(2時間程度):授業内容の整理、事後課題の作成等


【授業関連科目】

経営学I、簿記論I、マーケティング論I等。


【成績評価方法・注意】

成績評価方法:毎回提出してもらう小テストとして位置づける感想、疑問、反論等を書いた意見ペー
         パー(30%)、グループワークの内容(10%)、選択穴埋め・記述問題等による
         期末試験(60%)による。
         提出された意見ペーパーは、次回の授業で参考になるものを披露し解説する。
         出席は、セキュリティシートによってとる。
         授業を欠席した場合は、動画を見てすみやかに意見ペーパーを提出すること。


【教科書】

教科書を使用しない



【参考書】

著者:石原武政・忽那憲治 書名:商学への招待 出版社:有斐閣


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【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
     

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
           

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
       

【初年次教育】

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界 大学院進学
     

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段      
学習目標(比率) 70% 5% 15% 3% 5% 2%
評価手段(比率) 試験 60% 50 10
小テスト 30% 20 5 5
レポート
成果発表
受講態度
その他 10% 3 5 2
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
     

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