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教養演習 4単位   経済   経営 1年以上
         
伴 恒信 通年1コマ クラス:  
実務経験 内容 文部省およびユネスコ(国連教育科学文化機関)といった世界と日本のトップの行政機関で勤務し、世界と日本の教育行政の種々の実務に従事するとともに各種国際交流並びに国際的調査研究等に携わった。
授業との関連 世界を舞台にした勤務経験や人々との交流から、授業では広い視野からの知見や人間存在の見方を提供することができる。

シラバス1

【授業の目的】

授業の位置付け(対応するディプロマポリシー):DP2 一般知識、DP3 思考力、DP4 判断力、
DP5 会話・文章力、DP6 意欲・責任感、DP7 協調性、 DP8 持続性
本演習は,経営学部経営学科の教養科目として,本学の教育目標の1つである「幅広い学習機会の提供」に貢献することを目標とする。
また、グループごとの発表と討論を通じ、大学での勉学生活に欠かせない共同・協業精神の育成と自己研鑽を図る。

【到達目標】

岡山商科大学では全学を通じて「教養演習」を初年次教育科目とし、学生の受入方針(アドミッションポリシー)に掲げる学力の3要素を入学後さらに伸長することを目的に、シラバス1に到達目標を、シラバス2にカリキュラムポリシーおよびディプロマポリシーの項目ごとの評価(手段)方法、学習目標(比率)等を記載する。

本演習は、大学生および社会人としての基礎的な人間的技量を身につけるとともに、世の中で生起している様々な社会現象の本質と背景を理解し、表層的な事象に惑わされない理知的思考力を育成することを到達目標とする。
(1)前期は社会学的視点から、社会に生きる存在として自己理解を深め、社会諸現象の背後要因とそれらの関係性を把握できるようにする。
(2)後期は、現在の世界で大きな懸案となっており、国際ニュースでも頻繁に取り上げられる事象の歴史的起源について考察できるようにする。


【授業計画】

<注意事項>
本演習はグループワークを基本とし、グループごとにテキストの文章を読み合い、その内容や疑問点について議論し、グループでの討議を踏まえたプレゼンテーションを行う。また、学期ごとにグループの共同作業を通じ各個々人で関心を持ったテーマに関し、レポートを書いて提出する。
<シラバス>
1 オリエンテーション・自己(他己)紹介
 事前学修:学生便覧・シラバスを読んでおく。
 事後学修:シラバスを参照しながら自己の関心を自らに問う。
2 発表分担とプレゼン方法について
 事前学修:指定テキストに目を通す。
 事後学修:内容を復習しておく。
3 前期テキスト『10代からの社会学図鑑』「社会学」とは何か
 事前学修:指定テキストを読んでおく。
 事後学修:講義内容を復習する。
4 テキストを基にしたグループワークの方法
 事前学修:指定テキストを読んでおく。
 事後学修:グループワークの手順について復習する。
5 テキスト第1部アイデンティティ「私ってだれ?」
 事前学修:テキスト第1部に目を通す。
 事後学修:テキスト第1部を読む。
6 テキスト第1部「私のアイデンティティって何?」「女性と仕事」「私はどこに属するの?」
 事前学修:指定テキストを精読する。
 事後学修:講義内容を復習する。
7 テキスト第1部「だれを愛していますか?」「家族ってどういう意味」「みんな中産階級?」
 事前学修:指定テキストを精読する。
 事後学修:講義内容を復習する。
8 テキスト第1部を基にグループワーク
 事前学修:指定テキストを読み、自分の問題として考える。
 事後学修:グループワークを復習する。
9 テキスト第2部「社会は存在するのか?」
 事前学修:テキスト第2部に目を通す。
 事後学修:テキスト第2部を読む。
10 テキスト第2部「制度って、いいもの?」「権力をもっているのは?」「宗教の社会的役割」
 事前学修:指定テキストを精読する。
 事後学修:講義内容を復習する。
11 テキスト第2部「コミュニティの感覚」「仕事はどう変わる?」「監視される労働者」
 事前学修:指定テキストを精読する。
 事後学修:講義内容を復習する。
12 テキスト第4部「スーパーリッチ」「富と地位」「貧困のわな」「人種差別はどこから?」
 事前学修:指定テキストを精読する。
 事後学修:講義内容を復習する。
13 テキスト第4部「発展途上国はまだ発展しないの?」「グローカリゼーション」「地球環境」
 事前学修:指定テキストを精読する。
 事後学修:講義内容を復習する。
14 テキスト第5部「文化とは何?」「余暇」「だれがメディアを所有?」「インターネットは?」
 事前学修:指定テキストを精読する。
 事後学修:講義内容を復習する。
15 テキスト『10代からの社会学図鑑』を基にグループワーク
 事前学修:指定テキストの中で、自分が興味をもったもの、大事と思ったものを考える。
 事後学修:グループワークの結果からレポートをまとめる準備をする。
16 後期テキスト『さかのぼり現代史』についてのオリエンテーション
 事前学修:前期の課題についてレポートを提出する。指定テキストに目を通す。
 事後学修:講義内容を復習する。
17 テキスト第1章「さかのぼりでわかる日本の今」
 事前学修:指定テキスト第1章を読んでおく。
 事後学修:講義内容を復習する。
18 テキストを基にグループのテーマ選び−日米・日韓・日中関係、基地問題、日本経済、人口問題
 事前学修:指定テキストを読み、自己の関心テーマを明確にする。
 事後学修:グループワークでの論議を振り返る。
19 テキスト第2章「世界と国際情勢」
 事前学修:指定テキスト第2章を読む。
 事後学修:講義内容を復習する。
20 グループで取り上げる国と問題を論議
 事前学修:指定テキスト第2章を読み、自分の関心を明らかにする。
 事後学修:グループワークの結果をまとめる。
21 アメリカ「なぜ、アメリカはトランプ大統領を生み出した?」
 事前学修:指定テキストを精読する。
 事後学修:講義内容を復習する。
22 中国「なぜ、中国は大国化への道を突き進もうとしているのか?」
 事前学修:指定テキストを精読する。
 事後学修:講義内容を復習する。
23 EU「なぜ、イギリスはEUからの離脱を決断したのか?」
 事前学修:指定テキストを精読する。
 事後学修:講義内容を復習する。
24 中東「なぜ、イラクでは紛争が絶えないのか?」「なぜ、クルド人は国家を持てないのか?」
 事前学修:指定テキストを精読する。
 事後学修:講義内容を復習する。
25 パレスチナ「なぜ、イスラエルとパレスチナの紛争は続くのか?」
 事前学修:指定テキストを精読する。
 事後学修:講義内容を復習する。
26 テキスト第2章を基にグループワーク
 事前学修:指定テキストを読み、問題の本質は何かを考える。
 事後学修:グループワークでの論議を復習する。
27 第2章を基にしたグループワークの結果のプレゼンテーション
 事前学修:グループワークの結果からプレゼンをまとめる。
 事後学修:プレゼンテーションを自分のテーマと重ねてレポートを書く。
28 ポピュリズム「なぜ、欧米を中心にポピュリズムが台頭しているのか?」
 事前学修:指定テキストを精読する。
 事後学修:講義内容を復習する。
29 社会主義「なぜ、平等を理想とする社会主義は行き詰まってしまったのか?」
 事前学修:指定テキストを精読する。
 事後学修:講義内容を復習する。
30 1年のまとめ
 事前学修:これまでの内容でどんなテーマに興味をもったか考える。
 事後学修:次年度の研究演習2年に向けての自分の関心と研究演習に対する心構えを整理する。


【予習・復習】

予習:3時間 講義で与えられた課題の調査や発表の準備
復習:1時間 各回の内容の整理


【授業関連科目】

研究演習2年,3年及び4年


【成績評価方法・注意】

成績評価方法:レポート,成果発表,受講態度及びその他
プレゼンテーションは,その都度コメント等を行う。


【教科書】

著者:専修大学出版企画委員会編 書名:新・知のツールボックス 新入生のための学び方サポートブック 出版社:専修大学出版
著者:クリス・ユール、クリストファー・ソープ 書名:10代からの社会学図鑑 出版社:三省堂
著者:長谷川敦 書名:さかのぼり現代史 出版社:朝日新聞出版


【参考書】

著者:出口剛司 書名:大学4年間の社会学が10時間で学べる 出版社:KADOKAWA
著者:飯田育浩 書名:経済・戦争・宗教から見る教養の世界史 出版社:西東社
著者:斉藤整 書名:ヨコで読む大人の世界史 出版社:KADOKAWA

シラバス2

【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
     

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
       

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
     

【初年次教育】

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界 大学院進学
   

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段    
学習目標(比率) 45% 20% 10% 10% 10% 3% 2%
評価手段(比率) 試験
小テスト 5% 5
レポート 45% 25 10 5 5
成果発表 30% 15 5 5 5
受講態度 10% 5 3 2
その他 10% 5 5
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
   

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