シラバス1
【授業の目的】
本授業の目的は、まちづくりや観光、及び地域振興等に強い関心を持つ履修学生が、マーケティングの視点からこれらの問題を解決できる力を養うために、専門的知識の習得に加え、地域に関する調査技法やプラン作成等の技術を身につけることである。それを通じて、本学の教育目標である「専門学術の振興」への貢献を目指す。
【到達目標】
授業目的に基づいて、次の具体的内容ができるようになることが到達目標である。 1.地域マーケティングの基本的内容(特に地域活性化、地域ブランドに関する)を説明できる 2.具体的地域を事例として、地域マーケティングのプランを作成できる 3.自身の日常生活と地域の問題との関連を常に意識し、マーケティングの力でその問題がどのように解決できるかを考える習慣を持つ
【授業計画】
「講義方法」 基本対面で行うが(毎回録画する予定)、オンライン授業となった場合は、ZOOMによるライブ配信授業を行う。その場合も授業は録画し、講義案内システム、ないしはYouTubeにアップするので、出席できなかった場合は、動画視聴により対応すること。
できるだけ地域マーケティングIとあわせて履修すること。 また、本授業の理解には、マーケティングの知識が必要である。日本人学生、留学生ともマーケティング論IないしII(あるいはマーケティング入門IないしII)の未履修者は、かならず併せて履修すること。何らかの理由で履修できない学生には、別にマーケティングの課題を与えることで勉強をしてもらう。
授業は、講義一辺倒ではなく、グループワークも適宜取り入れるので、そのつもりで履修すること。 また、地域マーケティングの実践として、強制ではないが適宜フィールドスタディ(地域活動)への参加を要望する(参加者は成績評価に加味する)。
本授業は実務家ゲストをお呼びする予定だが、先方のご都合やコロナ等の状況により日程、ゲストの変更、ゲスト回の中止もありうる。
授業を欠席した場合は、授業の動画(VOD)を見てレポートを提出するること。
1.オリエンテーション:履修上の注意・ルールの確認等、地域マーケティングとは 事前学修:地域マーケティングとは何をすることか、まとめてくること 事後学修:授業内容を整理する
2.地域マーケティングIの復習(1):地域マーケティングの内容、主体等 事前学修:前回与えた課題について考えてくること 事後学修:授業内容を整理する 3.地域マーケティングの主体その2:民間企業他 事前学修:地域マーケティングをしている民間企業を調べてくること 事後学修:授業内容を整理する 4.民間企業による地域マーケティングの可能生と限界 事前学修:民間企業の問題をまとめてくること 事後学修:授業内容を整理する 5.地域活性化のマーケティング(1):地域活性化とは何か 事前学修:地域活性化とは何かを考えてくること 事後学修:授業内容を整理する 6.地域活性化のマーケティング(2):地域活性化に向けたマーケティング・モデル 参考書:宮副序章 事前学修:地域活性化とマーケティングの関連について考えてくること 事後学修:授業内容を整理する
7.地域活性化マーケティングの事例を調べる 事前学修:地域活性化マーケティングの事例を調べてくること 事後学修:授業内容を整理する 8.地域ブランド(1):ブランドとは何か 事前学修:いわゆるブランドとは何かをまとめてくること 事後学修:授業内容を整理する 9.地域ブランド(2):地域ブランドの役割 参考書:和田他第1章、コトラー他第6章 事前学修:地域ブランドの内容についてまとめてくること 事後学修:授業内容を整理する
10.地域ブランド(3):地域ブランド確立の困難性 事前学修:地域ブランド確立が難しい点を考えてくること 事後学修:授業内容を整理する 11.地域ブランドの事例を調べる 事前学修:地域ブランドの事例を調べてくること 事後学修:授業内容を整理する
12.地域づくりと行政の役割(1):住民主体のまちづくり 参考書:芦田他序章、1章、2章 事前学修:配布資料の該当箇所をよく読んでまとめてくること 事後学修:授業内容を整理する
13.地域づくりと行政の役割(2):豊中市の事例 参考書:芦田他3〜6章 事前学修:配布資料の該当箇所をよく読んでまとめてくること 事後学修:授業内容を整理する
14.地域作りと行政の役割(3):ゲスト講師(元豊中市副市長 芦田英樹氏)による講義 事前学修:配布資料全体をよく読んで、質問等考えてくること 事後学修:授業内容を整理する
15.まとめ 事前学修:これまでの内容を整理する 事後学修:これまでの内容をさらに整理する
16.定期試験
【予習・復習】
予習(2時間程度):事前課題の準備、配布資料等の該当箇所の読了等 復習(2時間程度):授業内容の整理、事後課題の作成
【授業関連科目】
マーケティング論I・II、地域づくり論I・II、観光資源論、観光地計画論等。
【成績評価方法・注意】
成績評価方法:定期試験(評価の70%)とレポート(評価の20%)、および成果発表(評価の10%) 定期試験では、特に上記到達目標の1をどの程度達成したかを、記述問題でテスト する。定期試験は、終了後模範解答を例示する。 レポートは、上記到達目標の2に関する内容とし、原則コメントをつけて返却する か、模範を例示する。 出席は、セキュリティシートによってとる。欠席した場合は、VOD(授業の動画)を見 てレポートを作成し、提出すること。
【教科書】
教科書を使用しない
【参考書】
著者:P.コトラー他 書名:地域のマーケティング 出版社:東洋経済新報社
著者:宮副謙司 書名:地域活性化マーケティング 出版社:同友館
著者:和田充夫他 書名:地域ブランドマネジメント 出版社:有斐閣
著者:芦田英機他 書名:豊中まちづくり物語 出版社:敬天まちづくり研究会
シラバス2
【授業形態】
【授業方法】
受動型 |
アクティブラーニング |
その他 |
課題解決型 |
ディスカッション ディベート |
グループワーク ペアワーク |
プレゼン テーション |
フィールド スタディ |
その他 |
○ |
○ |
|
○ |
○ |
○ |
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【受講生のPC等使用】
PC・タブレット (教室に備付) |
PC・タブレット (学生自身が準備) |
スマートフォン |
その他 |
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【初年次教育】
【接続科目】
【評価(方法)手段】
評価(方法)手段 |
学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
CP1 |
CP2 |
CP3 |
CP4 |
CP5 |
CP6 |
CP7 |
CP8 |
CP9 |
専門知識 |
一般知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
評価(方法)手段 |
○ |
|
○ |
○ |
|
○ |
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学習目標(比率) |
50% |
|
30% |
10% |
|
10% |
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評価手段(比率) |
試験 |
70% |
40 |
|
25 |
5 |
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小テスト |
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|
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|
|
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|
|
レポート |
20% |
10 |
|
5 |
3 |
|
2 |
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成果発表 |
10% |
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|
2 |
|
8 |
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受講態度 |
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|
|
その他 |
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対応するディプロマ・ポリシー(DP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
DP1 |
DP2 |
DP3 |
DP4 |
DP5 |
DP6 |
DP7 |
DP8 |
DP9 |
専門知識 |
一般知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
○ |
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○ |
○ |
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○ |
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