シラバス1
【授業の目的】
経営学部商学科に係る専門科目(選択必修科目)として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献できる。他学科・他学部の学生にとっては、「幅広い学習機会」になる。
【到達目標】
受講生が受講終了までに次のようなことができるようになることが到達目標である。 1.個人や世帯の財務計画(パーソナルファイナンシャルプラン)の制度や生活スキルついて概説できる。 2.ファイナンシャル・プランニング技能検定3級学科試験の「タックスプランニング」D分野で求められる知識水準の6割以上を理解、説明できる。 3.ファイナンシャル・プランニング技能検定3級学科試験の「相続・事業承継」F分野で求められる知識水準の6割以上を理解、説明できる。
【授業計画】
「講義方法」 この講義は対面授業で行います。 講義では指定教科書が必要ですから、必ず講義開始までに準備して下さい。 準備できない方は履修できません。
学校閉鎖時には、Zoomと講義掲示板で対応する予定です。 具体的には講義前日までに講義掲示板の登録メールアドレスへ招待URLが届きます。 講義時間になりましたら、教科書を用意して招待URLから講義に出席(ビデオ付きで参加)して下さい。 講義開始から15分経過までに出席確認を講義掲示板で行います。 講義終了後、講義掲示板に課題と解答用紙を配信します。指定期日までに掲示板へ解答を返信して下さい。
第1回 我が国の税制、所得税の基本的事項についての概略を理解する。 教科書:第1章所得税の仕組み ・予習:教科書2〜15頁を読み不明点を整理しておく ・復習:課題レポートを完成する 第2回 利子所得から給与所得の課税方法についての概略を理解する。 教科書:第2章各種所得の内容と計算第1節から第5節 ・予習:教科書18〜37頁を読み不明点を整理しておく ・復習:課題レポートを完成する 第3回 譲渡所得から山林所得についての概略を理解する。 教科書:第2章各種所得の内容と計算第6節から第10節 ・予習:教科書38〜57頁を読み不明点を整理しておく ・復習:課題レポートを完成する 第4回 損益通算の仕組み、損失の繰越し・繰戻しについての概略を理解する。 教科書:第3章損益通算 ・予習:教科書60〜69頁を読み不明点を整理しておく ・復習:課題レポートを完成する 第5回 所得控除の仕組み、各種所得控除についての概略を理解する。 教科書:第4章所得控除 ・予習:教科書72〜88頁を読み不明点を整理しておく ・復習:課題レポートを完成する 第6回 配当控除、住宅借入金等特別控除などについての概略を理解する。 教科書:第5章税額控除 ・予習:教科書92〜107頁を読み不明点を整理しておく ・復習:課題レポートを完成する 第7回 源泉徴収、確定甲告、青色申告についての概略を理解する。 教科書:第6章所得税の申告と納付 ・予習:教科書110〜128頁を読み不明点を整理しておく ・復習:課題レポートを完成する 第8回 個人住民税の基本事項、事業税と納税義務者、消費税についての概略を理解する。 教科書:第7章個入住民税と個入事業税第10章消費税 ・予習:教科書130〜141頁、192〜200頁を読み不明点を整理しておく ・復習:課題レポートを完成する 第9回 親族に関する基礎知識、贈与の規定、相続制度の基本的についての概略を理解する。 教科書:第1章相続・贈与と法律第1節から第4節 ・予習:教科書2〜20頁を読み不明点を整理しておく ・復習:課題レポートを完成する 第10回 遺言の方式と要件、贈与税の概要と計算、相続時精算課税制度についての概略を理解する。 教科書:第1章相続・贈与と法律第5節第6節、第2章贈与と税金第1節 ・予習:教科書23〜53頁を読み不明点を整理しておく ・復習:課題レポートを完成する 第11回 直系尊属から住宅取得等資金の贈与、贈与税の申告と納税についての概略を理解する。 教科書:第2章贈与と税金第1節7、第2節 ・予習:教科書55〜70頁を読み不明点を整理しておく ・復習:課題レポートを完成する 第12回 相続税の計算の仕組み、相続税の納付についての概略を理解する。 教科書:第3章相続と税金 ・予習:教科書83〜101頁を読み不明点を整理しておく ・復習:課題レポートを完成する 第13回 財産評価の原則、金融資産等の評価についての概略を理解する。 教科書:第4章財産評価 ・予習:教科書105〜122頁を読み不明点を整理しておく ・復習:課題レポートを完成する 第14回 宅地建物、自社株の評価についての概略を理解する。 教科書:第4章財産評価第3節不動産の評価第4節自社株評価の概要 ・予習:教科書109〜122頁を読み不明点を整理しておく ・復習:課題レポートを完成する 第15回 相続対策の考え方、不動産、生命保険を活用した相続対策についての概略を理解する。 教科書:第5章相続対策 ・予習:教科書150〜157頁を読み不明点を整理しておく ・復習:課題レポートを完成する
・学校閉鎖時には、毎回講義中に小テストがあります。 講義時間中に講義掲示板へ直接返信して下さい。
【予習・復習】
予習(1時間程度)テキストの該当箇所を読んで、問題点(疑問点)を整理しておくこと。 復習(3時間程度)課題に基づいてレポートを作成すること。
【授業関連科目】
金融資産運用・不動産1、タックスプランニング、相続・事業承継、FP技能論12など。
【成績評価方法・注意】
・講義は教科書に沿って進めます。必ず第1回までに指定教科書を準備してください。 ・学校閉鎖時のZoom配信講義では当日のレジュメや資料を画像展開して進めるためPC・タブレットが必要となります。 ・成績評価方法:小テストとレポートにより評価します。 1.到達目標にどの程度達したかを講義内小テスト(30%)で、また、次回講義までに小テスト問題に関連する法令・制度、約定等をレポート(70%)に論述し成績評価を行います。(計15回) 2.次回の講義で模範解答を配布して解説します。質問等があれば授業内で適宜回答します。 3.課題は検定試験過去問題や想定問題から出題します。
【教科書】
著者:日本ファイナンシャル・プランナーズ協会 書名:ファイナンシャル・プランニング入門第5版 出版社:日本ファイナンシャル・プランナーズ協会
【参考書】
著者:ユーキャンFP技能士試験研究所 書名:'20-'21年版 FPの学校 3級 きほんテキスト 出版社:自由国民社
シラバス2
【授業形態】
【授業方法】
受動型 |
アクティブラーニング |
その他 |
課題解決型 |
ディスカッション ディベート |
グループワーク ペアワーク |
プレゼン テーション |
フィールド スタディ |
その他 |
○ |
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【受講生のPC等使用】
PC・タブレット (教室に備付) |
PC・タブレット (学生自身が準備) |
スマートフォン |
その他 |
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○ |
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【初年次教育】
【接続科目】
【評価(方法)手段】
評価(方法)手段 |
学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
CP1 |
CP2 |
CP3 |
CP4 |
CP5 |
CP6 |
CP7 |
CP8 |
CP9 |
専門知識 |
一般知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
評価(方法)手段 |
○ |
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|
○ |
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○ |
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学習目標(比率) |
70% |
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20% |
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10% |
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評価手段(比率) |
試験 |
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小テスト |
30% |
10 |
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10 |
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10 |
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レポート |
70% |
60 |
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10 |
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成果発表 |
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受講態度 |
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その他 |
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対応するディプロマ・ポリシー(DP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
DP1 |
DP2 |
DP3 |
DP4 |
DP5 |
DP6 |
DP7 |
DP8 |
DP9 |
専門知識 |
一般知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
○ |
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○ |
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○ |
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