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FP技能論I 2単位 2年以上 経済 2年以上 経営 2年以上
2年以上        
高林 宏一 前期1コマ クラス: 3級FP技能士を目指す学生を優先
実務経験 内容  総合ファイナンシャルコンサルティング企業に主席サーティファイドファイナンシャルプランナーとして勤務し、ライフプラン策定上の資金計画や、リスクマネジメント対策としての生命保険・損害保険のプランを提案、実行支援を行い実務経験を積んだ。
授業との関連  個人・関与先企業への資産設計提案業務を行ってきた経験をもとにライフプランニング、リスクマネジメントと保険の実態について言及し、一級ファイナンシャル・プランニング技能士の観点から理論的・実践的知識を教授する。

シラバス1

【授業の目的】

 経営学部商学科に係る専門科目(選択必修科目)として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献できる。他学科・他学部の学生にとっては、「幅広い学習機会」になる。

【到達目標】

 生活スキルとして最低限身に付けるべき「家計管理」「生活設計」「金融知識及び金融経済事情の理解と適切な金融商品の利用選択」「外部の知見の適切な活用」の金融リテラシーについて受講生が受講終了までに次のようなことができるようになることが到達目標である。
1.ファイナンシャル・プランニング技能検定3級個人資産相談業務実技試験の「ライフプランニングと資金計画」A分野で求められる知識水準の6割以上を理解、説明できる。
2.ファイナンシャル・プランニング技能検定3級個人資産相談業務実技試験の「金融資産運用」C分野で求められる知識水準の6割以上を理解、説明できる。
3.ファイナンシャル・プランニング技能検定3級個人資産相談業務実技試験の「不動産運用」E分野で求められる知識水準の6割以上を理解、説明できる。


【授業計画】

「講義方法」
 この講義は対面授業で行います。
 講義では指定教科書が必要ですから、必ず講義開始までに準備して下さい。
 準備できない方は履修できません。

 学校閉鎖時には、Zoomと講義掲示板で対応する予定です。
 具体的には講義前日までに講義掲示板の登録メールアドレスへ招待URLが届きます。
 講義時間になりましたら、教科書を用意して招待URLから講義に出席(PC・タブレットで参加)して下さい。
 講義開始から15分経過までに出席確認を講義掲示板で行います。
 講義終了後、講義掲示板に課題と解答用紙を配信します。指定期日までに掲示板へ解答を返信して下さい。

第1回 パーソナル・ファイナンスの基礎知識とFP業務の周辺・関連業法に関しての理解
  教科書:第1講ファイナンシャル・プランニングと倫理、第2講ファイナンシャル・プランニングと関連法規 P2−P10
 予習:FPの社会的役割、職業倫理についての不明点や用語を調べてくる。
 復習:第1講、第2講についての設問を解きレポートを完成する。

第2回 ライフプランニングの目的と効用および手法(プロセス)に関しての理解
 教科書:第3講ライフプランニングの考え方・手法 P10−P21
 予習:ライフプランニングの目的と効用・考え方、係数の活用についての不明点や用語を調べてくる。
 復習:第3講についての設問を解きレポートを完成する。

第3回 住宅取得、教育資金、リタイアメントプランニングに関しての理解
 教科書:第4講ライフプラン策定上の資金計画 P22−P29、P28-39
 予習:3大支出についての不明点や用語を調べてくる。
 復習:第4講についての設問を解きレポートを完成する。

第4回 消費者信用の支払方式、クレジットカード、消費者向け無担保ローンに関しての理解
 教科書:第5講ローンとカード P44−P47
 予習:消費者信用、クレジットカード、以外の決済手段についての不明点や用語を調べてくる。
 復習:第5講についての設問を解きレポートを完成する。

第5回 リスクマネジメントの手法、社会保険制度と民間保険、保険マーケティングの最近の動向に関しての理解
 教科書:第6講リスクマネジメント、第7講保険制度全般 P52−P63
 予習:リスクマネジメントの手法、社会保険制度と民間保険についての不明点や用語を調べてくる。
 復習:第6、7講についての設問を解きレポートを完成する。

第6回 主要なマーケット指標、相場動向に応じた金融商品の選択に関しての理解
 教科書:第12講マーケット環境の理解 P146−P166
 予習:主要なマーケット指標、変動要因についての不明点や用語を調べてくる。
 復習:第12講についての設問を解きレポートを完成する。

第7回 預貯金・金利・利回り計算、債券の仕組みと特徴、債券の利回り計算に関しての理解
 教科書:第13講預貯金・金融類似商品、第15講債券投資 P166−P171、P187−P199
 予習:債券の利回り計算、金利・利回り計算についての不明点や用語を調べてくる。
 復習:第13、15講についての設問を解きレポートを完成する。

第8回 投資信託の概要、株式取引の仕組みと特徴、投資信託のディスクロージャーに関しての理解
 教科書:第14講投資信託、第16講株式投資 P174−P181
 予習:投資信託についての不明点や用語を調べてくる。
 復習:第14、16講についての設問を解きレポートを完成する。

第9回 株式取引の仕組みと特徴、株式投資に関する評価指標に関しての理解
 教科書:第16講株式投資 P203−P213
 予習:株式投資の評価指標についての不明点や用語を調べてくる。
 復習:第16講についての設問を解きレポートを完成する。

第10回 ポートフォリオ理論の基礎、セーフティネットの意義、金融商品取引法に関しての理解
 教科書:第19講ポートフォリオ運用、第20講セーフティネット、第21講金融商品・資産運用に関連する法規 P166−P181
 予習:アセットアロケーション、預金保険制度、資産運用に関連する法規についての不明点や用語を調べてくる。
 復習:第19、20、21講についての設問を解きレポートを完成する。

第11回 不動産の基礎、不動産に関する調査、不動産の価格調査に関しての理解
 教科書:第22講不動産の見方 P256−P266
 予習:不動産に関する調査についての不明点や用語を調べてくる。
 復習:第22講についての設問を解きレポートを完成する。

第12回 不動産取引の概要、不動産の売買契約に関しての理解
 教科書:第23講不動産の取引 P271−P282
 予習:不動産の売買、賃貸借契約についての不明点や用語を調べてくる。
 復習:第23講についての設問を解きレポートを完成する。

第13回 土地基本法、都市計画法、建築基準法、区分所有法に関しての理解
 教科書:第24講不動産に関する法令上の規制 P289−P306
 予習:都市計画法、建築基準法、農地法についての不明点や用語を調べてくる。
 復習:第24講についての設問を解きレポートを完成する。

第14回 国土利用計画法、農地法、区分所有法に関しての理解
 教科書:第24講不動産に関する法令上の規制 P307−P314
 予習:土地基本法、区分所有法についての不明点や用語を調べてくる。
 復習:第24講についての設問を解きレポートを完成する。

第15回 不動産の有効活用の手法、不動産投資における発展の3形態、不動産投資信託に関しての理解
 教科書:第25講不動産の有効活用、第26講不動産の証券化 P315−P327
 予習:不動産投資信託、不動産投資と利回りについての不明点や用語を調べてくる。
 復習:第25、26講についての設問を解きレポートを完成する。

 ・学校閉鎖時には、毎回講義中に小テストがあります。
  講義時間中に講義掲示板へ直接返信して下さい。


【予習・復習】

予習(1時間程度)テキストの該当箇所を読んで、問題点(疑問点)を整理しておくこと。
復習(3時間程度)課題に基づいてレポートを作成すること。


【授業関連科目】

金融資産運用・不動産1、タックスプランニング、相続・事業承継、FP技能論2など。


【成績評価方法・注意】

・講義は教科書に沿って進めます。必ず第1回までに指定教科書を準備してください。
・学校閉鎖時のZoom配信講義では当日のレジュメや資料を画像展開して進めるためPC・タブレットが必要となります。
・成績評価方法:小テストとレポートにより評価します。
1.到達目標にどの程度達したかを講義内小テスト(30%)で、また、次回講義までに小テスト問題に関連する法令・制度、約定等をレポート(70%)に論述し成績評価を行います。(計15回)
2.次回の講義で模範解答を配布して解説します。質問等があれば授業内で適宜回答します。
3.課題は検定試験過去問題や想定問題から出題します。


【教科書】

著者:きんざいファイナンシャル・プランナーズ・センター 書名:FP技能検定教本3級上巻ライフプランニングと資金計画/リスク管理/金融資産運用/不動産 出版社:金融財政事情研究会


【参考書】

著者:きんざいファイナンシャル・プランナーズ・センター (著, 編集) 書名:3級FP技能士実技精選問題解説集 出版社:金融財政事情研究会


シラバス2

【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
     

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
             

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
     

【初年次教育】

 

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界 大学院進学
   

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段            
学習目標(比率) 70% 20% 10%
評価手段(比率) 試験
小テスト 30% 10 10 10
レポート 70% 60 10
成果発表
受講態度
その他
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
           

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