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人間形成論 2単位 1年以上 経済 1年以上 経営 1年以上
1年以上        
粟屋 剛 前期1コマ クラス: キャリア関連科目(2019年度以後入学生のみ)

シラバス1

【授業の目的】

本講義は、キャリア形成の前に人間形成(人格形成)が必要との認識のもとに、現代の大学教育全般に欠けている全人的な人間教育を行い、受講生に、人間形成(人格形成)の礎 (いしずえ)を築いてもらうことを目的とする。難しい理屈を教えるのではなく、常識を含む実学「人生の羅針盤」を手ほどきする。

【到達目標】

受講生は、自己を磨き、りっぱな社会人に育つ礎を築くことができる。なお、本講義着想の背景には、現代の大学生はいろいろな意味で「無防備」のまま社会に出て行っているが、それはとても危険である、との認識がある。


【授業計画】

[第1回 人間論]―人類はどこから来たのか、生命は?、人間という特権階級、人間とはいかなる存 在か、人間は遺伝子の乗り物に過ぎないのか、人間とは感謝を 知らない動物?、人間はどこまで機械か、人間 VS ヒューマノイド VS 動物、人類は存続するに値するか、人間の存在理由、人間の条件―
タイトルに関連する事前学修(1時間)及び事後学修(2時間)を行う。
[第2回 死生論]―死を常に意識して生きる、メメント・モリ、死は人生最大の懸案事項である、死の三徴候、パーソン論、大脳死説、死の解釈学、死の恐怖、理想の死、死を美化するのか、最後の言葉はありがとう、さようなら―
タイトルに関連する事前学修(1時間)及び事後学修(2時間)を行う。
[第3回 人生論]―なぜ、自分はこの世に存在するのか、自分とはいかなる存在か、自分を見つめる(見つめ直す)、自分を知る(自分はどういう存在なのか)、自分を探す、自分を鍛える、自己を確立させよ、自分を確固たるものにすれば何も恐くない?、人生を考える、人生の設計図を書く、老人から人生の教訓や人生の苦しみ・悲しみを学ぶ、人生はマッチ箱に似ている?、人生、諸行無常、ああ無情?、人生万事、塞翁が馬?、ちっぽけな人生?、人生の目標を決める、なりたい自分になる、人生は夢、賭、そして最後は自己満足、暗い人生と明るい人生、老醜をさらす?、人はみな、自分を演じて生きている?、まじめに生きることの意味、青年は荒野を目指さなくなった?、虚飾に満ちた人生、運命の歯車が狂い始める、転落の人生、美しい人生、楽しい人生、充実した人生、人生の意味
は終わり際にやっとわかる?―
タイトルに関連する事前学修(1時間)及び事後学修(2時間)を行う。
[第4回 職業論]―職業選択は人生を決めてしまう、どんな職業があるのか、好きな職業を早く見つける、やりたい仕事を見つける幸せ、青年よ、大志を抱け?青年は荒野を目指さなくなった?、社会の一員であることの自覚、まじめに働くのがばかばかしくなるような社会でまじめに働くことの意味―
タイトルに関連する事前学修(1時間)及び事後学修(2時間)を行う。
[第5回 リスク論] ―冤罪、殺人、詐欺、自殺、暴力、差別、ヘイトスピーチ、過労死、ブラック企業、悪徳商法、マルチ商法、事故、病気、けが、障害、自然災害、薬物濫用、性病、ウイルス・細菌、食品添加物、発ガン物質という時限爆弾、人生のリスク、落とし穴だらけの人生、社会には危険がいっぱい、一人暮らしの注意事項、健康・健全な生活のために、転ばぬ先の杖、リスク回避、危機管理―
タイトルに関連する事前学修(1時間)及び事後学修(2時間)を行う。
[第6回 人格論]―人格者とは?、教養と人格、人間心理、嘘、偽り、虚栄心、自尊心、猜疑心、慢心、復讐心、妬み、嫉み、恨み、辛み、、三無識<常識なし、良識なし、病識なし>、悪感情をいかに押さえ込むか?、高いプライドは破滅を招く、ボランティアで人格を鍛える、株と言えば食べる蕪(カブ)しか思い浮かべることのできない田舎の老農夫、―
タイトルに関連する事前学修(1時間)及び事後学修(2時間)を行う。
[第7回 欲望論]―文明は欲望充足システムである、金銭・地位・名誉・愛…、あなたは何が欲しいのか、心の平穏か?、少欲知足は可能か、エゴイズム、なぜ戦争やテロが起きるのか、核なき世界は可能か、対立の構図は国家対国家ではない―
タイトルに関連する事前学修(1時間)及び事後学修(2時間)を行う。
[第8回 価値論]―人は価値によって生きる、何に価値を置くか、ボランティア活動の価値、生きるに値しない命?、正直、勤勉、努力、失われた価値、平和の価値や自由の価値に気付く、平和ぼけ、民主主義・政治・選挙―
タイトルに関連する事前学修(1時間)及び事後学修(2時間)を行う。
[第9回 道徳論]―道徳とは何か、なぜ道徳は必要か、自分さえ良ければいいのか、法と道徳はどう違うのか―
タイトルに関連する事前学修(1時間)及び事後学修(2時間)を行う。
[第10回 善悪論]―善と悪と偽善、善は死語か、善人は損をする?、教養はなくとも善人になる?、悪(あく、ワル)が勝つ社会を変えることができるか?―
タイトルに関連する事前学修(1時間)及び事後学修(2時間)を行う。
[第11回 正義論]―正義のためには世界は滅びよ?、まじめに生きることの意味、正義感を 持つべし、仁義礼智信、正義 VS 忠義、経済より正義?―
タイトルに関連する事前学修(1時間)及び事後学修(2時間)を行う。
[第12回 宗教論]―世界の宗教アラカルト、宗教をどう考えるか、宗教の意味、宗教はアヘン?、危険な宗教?、宗教に頼らずに心を鍛える?、神と人間―
タイトルに関連する事前学修(1時間)及び事後学修(2時間)を行う。
[第13回 幸福論]―幸福とは何か、幸福と不幸の境目、幸せになりたい、人はなぜ不幸になるのか―
タイトルに関連する事前学修(1時間)及び事後学修(2時間)を行う。
[第14回 恋愛論]―恋愛感情はどこから来るのか、失恋の悲しみを乗り越える、愛は4年で終わる?、恋愛と結婚は同じ相手?、愛と憎しみ―
[第15回 友情論]―美しい友情は幻想か?、男女間の友情は成立するか?―
タイトルに関連する事前学修(1時間)及び事後学修(2時間)を行う。


【予習・復習】

事前学修(1時間)及び事後学修(2時間)を行う。


【授業関連科目】

政治学、憲法


【成績評価方法・注意】

試験なし。毎回のレポート及び受講態度から総合的に評価する。遅刻、早退、私語、スマホ、内職等は大幅な減点対象となる。逆に、各回講師からの質問や問いかけに対する積極的な応答は大幅な加点対象となる。


【教科書】

プリントを配布する



【参考書】

適宜指示する



シラバス2

【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
     

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
           

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
       

【初年次教育】

 

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界 大学院進学
       

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段    
学習目標(比率) 10% 10% 10% 10% 20% 20% 20%
評価手段(比率) 試験
小テスト 50% 5 5 5 5 10 10 10
レポート 30% 3 3 3 3 6 6 6
成果発表
受講態度 20% 2 2 2 2 4 4 4
その他
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
   

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