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研究演習4年 4単位   経済   経営  
4年以上        
高林 宏一 通年1コマ クラス: ファイナンシャルプランニング生のみ
実務経験 内容 総合ファイナンシャルコンサルティング企業に主席サーティファイドファイナンシャルプランナーとして勤務し、ライフプラン提案書ソフトの開発、相続事業承継の実施、民間医療機関の財政立て直しと新たな施設建築の提案に関する実務経験を積んだ。
授業との関連 個人・関与先企業への資産設計提案業務を行ってきた経験をもとにパーソナルファイナンスに係る実務6分野について言及し、一級ファイナンシャル・プランニング技能士の観点から理論的・実践的知識を教授する。

シラバス1

【授業の目的】

 授業の位置付け:DP1 専門知識、DP3 思考力、DP6 意欲・責任感、DP7 協調性、DP8 持続性
 経営部商学科(FPコース)の研究演習4年次科目で、学生が「パーソナルファイナンス」をテーマにしてファイナンシャルプランニングの立案能力や実践力を高めることで本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献することを目標とする。

【到達目標】

 本授業では、研究演習2年3年で取り組んできた「金融リテラシー教育・キッズマネー教室」「市民提案型事業」「スポーツ教室を通じたボランティア」各活動の報告や申請書作成をグループで完成させ、FPコースでのプレゼンテーション発表会や行政等への申請および実践メニューやプログラムを指定コミュニティで実施できることを到達目標とする。
 また、学業認定、学位授与のため各自が卒業論文にまとめることにも注力し15,000文字以上の論文作成を完成させることも到達目標とする。
そのため次の3点ができるようにする
(1)研究課題についての設定と先行研究や国民生活基礎調査等の調査分析を計画し実行できる。
(2)結果の抽出・整理、考察や結論が導き出せる。
(3)卒業論文中間発表報告書、卒業論文の完成させる。


【授業計画】

第1回 オリエンテーションとグループ分け。
 ・予習:事前配布資料を読んでおく。・復習:岡山県の家計データの変化を確認する。
第2回 先行研究の輪読1:継続的な家計プランニング。
 ・予習:事前配布のライフプラン上の意思決定資料を読んでおくこと。
 ・復習:演習内容の確認や整理をレポートやワークシートで作成する。
第3回 先行研究の輪読2:継続的な家計プランニング。
 ・予習:事前配布の家計・企業資料を読んでおくこと。
 ・復習:演習内容の確認や整理をレポートやワークシートで作成する。
第4回 グループ発表会1(学籍番号前半を予定):継続的な家計プランニングについて。
 ・予習:発表資料の確認等。・復習:質問や指摘事項などの確認と資料を作成する。
第5回 グループ発表会2(学籍番号後半を予定):継続的な家計プランニングについて。
 ・予習:発表資料の確認等。・復習:質問や指摘事項などの確認と資料を作成する。
第6回 テキストの輪読1:金融ジェロントロジー。
 ・予習:教科書「ヘルスケアとウェルスケアの時代 12〜28頁」
 ・復習:演習内容の確認や整理をレポートやワークシートで作成する。
第7回 テキストの輪読2:金融ジェロントロジー。
 ・予習:教科書「高齢者の資産管理のあり方を考える 160〜177頁」
 ・復習:演習内容の確認や整理をレポートやワークシートで作成する。
第8回 テキストの輪読3:金融ジェロントロジー。
 ・予習:教科書「意思決定とは何か、他 61〜150頁」
 ・復習:演習内容の確認や整理をレポートやワークシートで作成する。
第9回 先行研究の輪読3:金融ジェロントロジー。
 ・予習:「現役所得水準に応じた老後の生活設計資料を配付」。
 ・復習:演習内容の確認や整理をレポートやワークシートで作成する。
第10回 グループ発表会3(学籍番号前半を予定):金融ジェロントロジーについて。
 ・予習:発表資料の確認等。・復習:質問や指摘事項などの確認と資料を作成する。
第11回 グループ発表会4(学籍番号後半を予定):金融ジェロントロジーについて。
 ・予習:発表資料の確認等。・復習:質問や指摘事項などの確認と資料を作成する。
第12回 テキストの輪読4:高齢者の働き方と健康。
 ・予習:教科書「高齢者の社会参加・役割と健康 123〜134頁」
 ・復習:演習内容の確認や整理をレポートやワークシートで作成する。
第13回 先行研究の輪読4:資産運用の課題。
 ・予習:「国民生活基礎調査他資料を配付」。
 ・復習:演習内容の確認や整理をレポートやワークシートで作成する。
第14回 先行研究の輪読5:資産運用の課題。
 ・予習:「家計の資産選択と住宅資料を配付」。
 ・演習内容の確認や整理をレポートやワークシートで作成する。
第15回 先行研究の輪読6:資産運用の課題。
 ・予習:「岡山県統計年報資料を配付」
 ・復習:演習内容の確認や整理をレポートやワークシートで作成する。
第16回 個人発表会1(学籍番号中間を予定)。
 ・予習:発表準備、テーマの検討(1)。・復習:質問や指摘事項などの確認と資料を作成する。
第17回 個人発表会2(学籍番号前半を予定)。
 ・予習:発表準備、テーマの検討(2)。・復習:質問や指摘事項などの確認と資料を作成する。
第18回 個人発表会3(学籍番号後半を予定)。
 ・予習:発表準備、テーマの検討(3)。・復習:質問や指摘事項などの確認と資料を作成する。
第19回 テキストの輪読5:グローバル化の中での日本の高齢化問題。
 ・予習:「世界の大きな流れの中で日本の健康問題を考える 180〜186頁」
 ・復習:演習内容の確認や整理をレポートやワークシートで作成する。
第20回 テキストの輪読6:グローバル化の中での日本の高齢化問題。
 ・予習:教科書「壮大な社会実験に取り組む日本 187〜190頁」
 ・復習:演習内容の確認や整理をレポートやワークシートで作成する。
第21回 テキストの輪読7:グローバル化の中での日本の高齢化問題。
 ・予習:教科書「将来への希望と機会 191〜194頁」
 ・演習内容の確認や整理をレポートやワークシートで作成する。
第22回 テキストの輪読8:グローバル化の中での日本の高齢化問題。
 ・予習:教科書「4.将来の日本と世界の共栄のために 195〜200頁」
 ・復習:演習内容の確認や整理をレポートやワークシートで作成する。
第23回 個人学外活動報告1(学籍番号後半を予定)。
 ・予習:各自調査報告の準備。・復習:質問や指摘事項などの確認と資料を作成する。
第24回 個人学外活動報告2(学籍番号中間を予定)。
 ・予習:各自調査報告の準備。・復習:質問や指摘事項などの確認と資料を作成する。
第25回 個人学外活動報告3(学籍番号前半を予定)。
 ・予習:各自調査報告の準備。・復習:質問や指摘事項などの確認と資料を作成する。
第26回 ゲストスピーカー講義1。
 ・予習:事前配布する資料を読んでおくこと。・復習:内容の整理等をレポートにする。
第27回 グループ発表会5(学籍番号前半を予定):講義1について。
 ・予習:発表準備、就活状況の報告準備。・復習:内容の整理等をレポートにする。
第28回 ゲストスピーカー講義2。
 ・予習:事前配布する資料を読んでおくこと。・復習:内容の整理等をレポートにする。
第29回 グループ発表会6(学籍番号後半を予定):講義2について。
 ・予習:発表準備、就活状況の報告準備・復習:内容の整理等をレポートにする。
第30回 上位者発表会。
 ・予習:上位者資料の整理、就活状況の報告準備・復習:内容の整理等を行う。


【予習・復習】

・予習1.5時間:該当箇所を精読し用語、疑問点等をノート等に整理しておく。また、グループワークの作業等に参加を求める。
・復習2.5時間:課題や演習の整理をレポートやワークシートで作成すること。
注意
所属グループの設定課題のため商店街やコース活動、その他の進行状況について質問された時には答えられるように準備を心がけてください。


【授業関連科目】

FPコース選択必修科目。特にFPリスク・リタイアメントプランニング、FP不動産運用設計、FPタックスプランニング、FP相続・事業継承、FP技能論1.2他。


【成績評価方法・注意】

・提出されたレポートを次回ゼミで返却し修正箇所や注意点などのコメントを行う。
・前、後期30回のレポート等の習熟度(内容・姿勢)に50%を配点し総合的に評価する。
・学外活動、報告会・プレゼンテーション等の貢献度(参加・態度)に50%を配点し相対評価する。
【注意】
・準備や活動が週末に行われることもあるが積極的な参加を求める。
・学生で共同するグループを組成するため問題等あれば個別に相談すること。


【教科書】

著者:編著者石井大一朗、霜浦森平 書名:はじめての地域づくり実践講座 出版社:北樹出版


【参考書】

著者:編著者清家篤 書名:金融ジェロントロジー 出版社:東洋経済新報


シラバス2

【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
     

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
       

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
     

【初年次教育】

 

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界 大学院進学
   

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段        
学習目標(比率) 50% 10% 20% 10% 10%
評価手段(比率) 試験
小テスト
レポート 50% 40 10
成果発表 30% 10 10 10
受講態度 20% 10 10
その他
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
       

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