シラバス1

【授業の目的】

　本演習は、１・２年生で培った民法その他の知識をベースにして、自らテーマ及び判例を選択し、それについて報告することとする。報告すること並びに他の参加者との討論、検討を通じて、「研究演習４年」において卒業レポートを作成するのに必要な基礎能力を養うことを目的とする。本演習では、講義でみにつきにくい考え方を学ぶ。したがって、専門的知識を生かし、自分で思考し、判断し、文章に纏め上げる力を要請すると共に、責任感、協調性をも養うことを目的とする。

【到達目標】

　本演習を通じて、資料収集、資料読解、報告・発表、という法律学を学ぶ上での基礎を徹底、修得することを目標とする。また、本演習の期間中に、「研究演習４年」の卒業レポートのテーマを確定させる必要があるが、テーマ選定に当たっては、最近の動向を視野に入れ、また類似の判例や学説を交えて検討すること。これらを通じて、論理的に考察する力、及び妥当な結論に導く力を身につけることを目標とする。

【授業計画】

［前期］
第1回　ガイダンス
第2回　個別報告「バイクで事故を起こしたら」
第3回　個別報告「インターネットで抽象されたら」
第4回　個別報告「買った自動車が故障してたら」
第5回　個別報告「スーパーで食品を買ったら」
第6回　個別報告「英会話学校に通ったら」
第7回　個別報告「インターネット通販で靴を買ったら」
第8回　個別報告「友人に貸した自転車を取り戻したい」
第9回　個別報告「入学するときにお金を借りたら」
第10回　個別報告「自分のクレジットカードを作ったら」
第11回　個別報告「アパートを借りたら」
第12回　個別報告「親が家を新築したら」
第13回　個別報告「ある友人の『結婚』」
第14回　個別報告「親が離婚したら」
第15回　前半の統括
第16回　後半のガイダンス
第17回　個別報告　テーマは担当者が選定、メンバー全員での検討
第18回　個別報告　テーマは担当者が選定、メンバー全員での検討
第19回　個別報告　テーマは担当者が選定、メンバー全員での検討
第20回　個別報告　テーマは担当者が選定、メンバー全員での検討
第21回　個別報告　テーマは担当者が選定、メンバー全員での検討
第22回　個別報告　テーマは担当者が選定、メンバー全員での検討
第23回　個別報告　テーマは担当者が選定、メンバー全員での検討
第24回　個別報告　テーマは担当者が選定、メンバー全員での検討
第25回　個別報告　テーマは担当者が選定、メンバー全員での検討
第26回　個別報告　テーマは担当者が選定、メンバー全員での検討
第27回　個別報告　テーマは担当者が選定、メンバー全員での検討
第28回　個別報告　テーマは担当者が選定、メンバー全員での検討
第29回　個別報告　テーマは担当者が選定、メンバー全員での検討
第30回　後半の統括

【予習・復習】

予習：報告者は事前にレジュメを作成し、配布すること。参加者は事前にレジュメを読み、最低２時間は予習時間に充て、質問事項を考えてくること。
復習：復習時間は１時間程度充てることとし、講義中に出てきた疑問については、図書館で調べたり、教員に尋ねて解決すること。

【授業関連科目】

民法総則、物権法、担保物権法、債権総論、契約法、不法行為法、親族法、相続法

【成績評価方法・注意】

報告内容は十分であったか、予習をどの位したか、報告後の討論にどの程度参加したかなどを総合的に勘案し、成績評価をつける。

【教科書】

著者：潮見佳男＝中田邦博＝松岡久和　書名：18歳からはじめる民法［第3版］　出版社：法律文化社

【参考書】

シラバス2

【授業形態】

【授業方法】

【受講生のPC等使用】

【初年次教育】

【接続科目】

【評価(方法)手段】