シラバス1
【授業の目的】
経営学部商学科に係る専門科目として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献することを目標とする。
【到達目標】
受講生が受講後に次のようなことができるようになること。 (1)輸出入に関する貿易の実務と関連書類の知識を習得する。 (2)英文売買契約書・生産委託契約書の読み方を習得する。 (3)貿易実務の基礎知識を踏まえた上で貿易事務の仕事に携わることができる。
【授業計画】
1.外国為替(1)(外国為替とは・外国為替の種類・外国為替相場・外国為替市場) 事前学修:教材の「外国為替の種類」「外国為替相場」「外国為替市場」を読み込むこと 事後学修:「外国為替の種類」「外国為替相場」「外国為替市場」の理解を深めること 2.外国為替(2)(対顧客相場・外国為替の変動要因・先物相場の決まり方) 事前学修:教材の「対顧客相場の体系」を読み込むこと 事後学修:「対顧客相場の体系」「変動要因」「先物相場の決まり方」の理解を深めること 3.代金決済(1):決済方法・為替手形(為替手形の記載事項)・信用状荷為替手形を利用した貿易取引 事前学修:参考資料の「為替手形の記載内容」「信用状」を読み込むこと 事後学修:教材の「決済方法」「信用状を利用した貿易取引」を見直して理解を深めること 4.代金決済(2):信用状の種類・信用状のチェックポイント・信用状無しの為替手形決済・その他の代金回収 事前学修:教材の「信用状の種類」「信用状無しの為替手形決済」を読み込んでおくこと 事後学修:「信用状の種類」「信用状無しの為替手形決済」を見直して理解を深めること 5.輸出手続きの流れ(1)(輸出実務の流れ・輸出書類の作成・船腹予約) 事前学修:教材の「輸出取引の流れ」を読み込んでおくこと 事後学修:「輸出取引の流れ」を見直して理解を深めること 6.輸出手続きの流れ(2)(船積書類〔船荷証券・送り状・梱包明細書〕の作成演習) 事前学修:参考資料の「船荷証券・送り状・梱包明細書」を読み込んでおくこと 事後学修:船荷証券・送り状・梱包明細書の記述内容について整理しておくこと 7.輸出手続きの流れ(3)(海貨業者への通関、船積手続きの依頼・保険の申し込み) 事前学修:参考資料の「通関・船積手続きの依頼」を読み込んでおくこと 事後学修:参考資料の「保険証券」を見直して理解を深めること 8.輸出手続きの流れ(4)(保税地域・輸出申告と輸出許可・航空貨物の輸出と通関) 事前学修:参考資料の「保税地域の種類」を読み込んでおくこと 事後学修:参考資料の「航空貨物の輸出と通関」を見直して理解を深めること 9.輸入手続きの流れ(1)(輸入実務の流れ・信用状の発行依頼・船積通知の役割) 事前学修:教材の「輸入取引の流れ」を読み込んでおくこと 事後学修:参考資料の「信用状の発行依頼」を見直して理解を深めること 10.輸入手続きの流れ(2)(貨物の荷受けと通関手続き・輸入申告) 事前学修:参考資料の「貨物の荷受けと通関手続き」を読み込んでおくこと 事後学修:教材の「輸入貨物の荷受け・書類の流れ」を見直して理解を深めること 11.輸入手続きの流れ(3)(通関・貨物の引き取り・航空貨物の引き取り) 事前学修:参考資料の「輸入通関手続き」を読み込んでおくこと 事後学修:参考資料の「貨物の引き取り」を見直して理解を深めること 12.英文売買契約のドラフト作成における留意点(1)(支払い・引渡し・検品・所有権と危険負担・保険・契約解除) 事前学修:日本文を読み込んでおくこと 事後学修:英文を見直して理解を深めること 13.英文売買契約のドラフト作成における留意点(2)(言語と通知・不可抗力・譲渡・準拠法・完全合意・権利不放棄・分離可能性) 事前学修:日本文を読み込んでおくこと 事後学修:英文を見直して理解を深めること 14.英文委託生産契約のドラフト作成における留意点(1)(部品の支給・製品の製造・技術指導及び実習・取引方法・支払い・所有権及び引き渡し) 事前学修:日本文を読み込んでおくこと 事後学修:英文を見直して理解を深めること 15.英文委託生産契約のドラフト作成における留意点(2)(商標権及び知的所有権・品質保証・製造物責任・守秘義務・貸与・契約期間・契約解除・不可抗力・仲裁・譲渡) 事前学修:日本文を読み込んでおくこと 事後学修:英文を見直して理解を深めること 16.期末試験
【予習・復習】
予習(1時間程度): テキストの次回該当箇所を読んで、問題点(疑問点)を整理しておくこと 復習(1時間程度): テキスト・参考資料・配布資料を見直して理解を深めること。
【授業関連科目】
国際取引論、貿易理論、外国為替論、貿易英語、国際経営論、外為法
【成績評価方法・注意】
成績評価方法: 試験とレポートの両方 出席を前提として、毎回の授業後に提出するミニレポート(60%)、期末試験(40%)で評価する。ミニレポートについては次回の授業開始時に全体の講評をする。
【教科書】
プリントを配布する
【参考書】
適宜指示する
著者:日本貿易実務検定協会【編】 書名:図解 貿易実務ハンドブック(ベーシック版) 出版社:中央書院
著者:片山立志 書名:図解実務入門 よくわかる貿易書類入門 出版社:日本能率協会マネジメントセンター
著者:片山立志 書名:図解いちばんやさしく丁寧に書いた貿易実務の本 出版社:成美堂出版
シラバス2
【授業形態】
【授業方法】
受動型 |
アクティブラーニング |
その他 |
課題解決型 |
ディスカッション ディベート |
グループワーク ペアワーク |
プレゼン テーション |
フィールド スタディ |
その他 |
○ |
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【受講生のPC等使用】
PC・タブレット (教室に備付) |
PC・タブレット (学生自身が準備) |
スマートフォン |
その他 |
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【初年次教育】
【接続科目】
地域社会 |
国際社会 |
産業界 |
大学院進学 |
○ |
○ |
○ |
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【評価(方法)手段】
評価(方法)手段 |
学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
CP1 |
CP2 |
CP3 |
CP4 |
CP5 |
CP6 |
CP7 |
CP8 |
CP9 |
専門知識 |
一般知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
評価(方法)手段 |
○ |
|
○ |
○ |
○ |
○ |
|
|
○ |
学習目標(比率) |
40% |
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20% |
20% |
10% |
5% |
|
|
5% |
評価手段(比率) |
試験 |
40% |
20 |
|
10 |
10 |
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|
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|
小テスト |
|
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レポート |
60% |
20 |
|
10 |
10 |
10 |
5 |
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5 |
成果発表 |
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受講態度 |
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|
その他 |
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対応するディプロマ・ポリシー(DP) |
知能・技能 |
思考・判断・表現力 |
主体性・態度 |
DP1 |
DP2 |
DP3 |
DP4 |
DP5 |
DP6 |
DP7 |
DP8 |
DP9 |
専門知識 |
一般知識 |
思考力 |
判断力 |
会話・文章力 |
意欲・責任感 |
協調性 |
持続性 |
倫理観 |
○ |
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○ |
○ |
○ |
○ |
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○ |
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