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商品開発 2単位   経済   経営 3年以上
3年以上        
西 春奈 後期1コマ クラス:  

シラバス1

【授業の目的】

本講義の目的は,企業の商品開発の事例を通じて,商品開発の基本的な理論や手順を理解すること,そして実践的な商品企画の能力を身につけることである。
これを通じて本学の教育目標である「専門学術の振興」への貢献を目指す。

【到達目標】

商品開発を学ぶことによって,以下のことができるようになることを到達目標とする。

1.商品開発に関する基礎的な知識を身につける。
2.商品開発の基本的な理論や手法を説明することができる。
3.商品開発の理論や手法に基づいて,商品企画を行うことができる。


【授業計画】

1.イントロダクション:授業の進め方の確認,製品開発と商品企画
事前学修:最近のヒット商品について調べる。
事後学修:第1回講義内容を整理する。

2.探索的調査(1):商品企画プロセス(教科書第1章)
事例:ライオン「トップ ナノックス」
事前学修:教科書第1章を読み,疑問点をまとめる。
事後学修:第2回講義内容を整理する。与えられた課題に基づきレポートを作成する。

3.探索的調査(2):インタビュー法(教科書第2章)
事例:資生堂「マジョリカマジョルカ」
事前学修:教科書第2章を読み,疑問点をまとめる。
事後学修:第3回講義内容を整理する。与えられた課題に基づきレポートを作成する。

4.探索的調査(3):リード・ユーザー法(教科書第4章)
事例:フェリシモ「生活雑貨大賞」
事前学修:教科書第4章を読み,疑問点をまとめる。
事後学修:第4回講義内容を整理する。与えられた課題に基づきレポートを作成する。

5.探索的調査(4):観察法(教科書第3章)
事例:IDEO「ATM」
事前学修:教科書第3章を読み,疑問点をまとめる。
事後学修:第5回講義内容を整理する。与えられた課題に基づきレポートを作成する。

6.コンセプトデザイン(1):アイデア創出(教科書第5章)と実践
事例:TOTO「クラッソ」
事前学修:教科書第5章を読み,疑問点をまとめる。グループワークの準備をする。
事後学修:第6回講義内容を整理する。与えられた課題に基づきレポートを作成する。

7.コンセプトデザイン(2):コンセプト開発(教科書第6章)
事例:エースコック「JANJANソース焼きそば」
事前学修:教科書第6章を読み,疑問点をまとめる。
事後学修:第7回講義内容を整理する。与えられた課題に基づきレポートを作成する。

8.コンセプトデザイン(3):プロトタイピング(教科書第7章)
事例:IDEO「ショッピング・カート」
事前学修:教科書第7章を読み,疑問点をまとめる。
事後学修:第8回講義内容を整理する。与えられた課題に基づきレポートを作成する。

9.検証的調査(1):市場規模の確認と競合・技術の確認(教科書第8章,第9章)
事例:ロッテ「Fit's」,ホンダ「CR-Z」
事前学修:教科書第8,9章を読み,疑問点をまとめる。
事後学修:第9回講義内容を整理する。与えられた課題に基づきレポートを作成する。

10.検証的調査(2):顧客ニーズの確認(教科書第10章)
事例:ハウス「C1000ビタミンレモンコラーゲン」
事前学修:教科書第10章を読み,疑問点をまとめる。
事後学修:第10回講義内容を整理する。与えられた課題に基づきレポートを作成する。

11.企画書作成(1):販促提案(教科書第11章)
事例:サントリー「ハイボール」
事前学修:教科書第11章を読み,疑問点をまとめる。
事後学修:第11回講義内容を整理する。与えられた課題に基づきレポートを作成する。

12.企画書作成(2):価格提案(教科書第12章)
事例:パステル「なめらかプリン」
事前学修:教科書第12章を読み,疑問点をまとめる。
事後学修:第12回講義内容を整理する。与えられた課題に基づきレポートを作成する。

13.企画書作成(3):チャネル提案(教科書第13章)
事例:花王「ヘルシア緑茶」
事前学修:教科書第13章を読み,疑問点をまとめる。
事後学修:第13回講義内容を整理する。与えられた課題に基づきレポートを作成する。

15.授業のまとめと質疑応答
グループワーク:新商品企画の報告
事前学修:教科書および配布資料を整理する。要件に沿った企画書を作成する。
事後学修:講義で学んだ理論や手法について確認する。


【予習・復習】

予習(2時間):教科書の該当箇所を読み,疑問点を整理すること。また,各回の事例についてインターネットで商品情報や企業概要を調べること。
復習(3時間):授業の内容を確認すること。与えられた課題に基づきレポートを作成すること。


【授業関連科目】

マーケティング論I・II,消費者行動論,広告論,市場調査論,コミュニケーション論等。


【成績評価方法・注意】

■成績評価方法
成績は,最終レポート(60%)と小レポート(40%)で判断する。
最終レポートでは,上記到達目標の達成度を確認するために,与えられたテーマ・条件に基づいた商品企画書を作成してもらう。
小レポートでは,主に教科書の章末問題について考えてもらう。原則,次回の授業で解答のポイントを示す。
■注意
教科書は必ず用意すること。
セキュリティシートを利用して,毎回出欠をとる。そのため,各自スマートフォンやタブレットを持参すること。
市場や製品のデータ収集,レポート課題の作成にPCを使用する。


【教科書】

著者:西川英彦・廣田章光 書名:1からの商品企画 出版社:中央経済社


【参考書】

適宜指示する



シラバス2

【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
     

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
           

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
   

【初年次教育】

 

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界 大学院進学
       

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段      
学習目標(比率) 40% 20% 10% 20% 5% 5%
評価手段(比率) 試験
小テスト
レポート 100% 40 20 10 20 5 5
成果発表
受講態度
その他
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
     

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