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教育原理 2単位 1年以上 経済 1年以上 経営 1年以上
1年以上        
伴 恒信 前期1コマ クラス: 教職科目(2016年度以後入学の教職コース生のみ)
実務経験 内容 文部省およびユネスコ(国連教育科学文化機関)といった世界と日本のトップの行政機関で勤務し、世界と日本の教育行政の種々の実務に従事するとともに各種国際交流並びに国際的調査研究等に携わった。
授業との関連 日本と世界の教育の実情に精通しており、授業では広い視野からの種々の事実や知見を提供することができる。

シラバス1

【授業の目的】

授業の位置付け(対応するディプロマポリシー):DP1 専門知識、DP3 思考力、DP6 意欲・責任感、DP9 倫理観
教職に係る専門科目(必修科目)として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献することを授業目標とする。

【到達目標】

教職を目指すことは新たな民主国家日本の次世代を育成することでもあるので、教育の基本的な目標や概念についての明確な認識を培う。また、子供・家庭・学校・社会など教育を成り立たせる諸要因とそれらの相互関係を理解する。


【授業計画】

授業計画
第1回:教育の意義と目的
事前学修:自分がなぜ教員免許を取ろうと思うのかその動機を明らかにする。
事後学修:授業を踏まえて、教師を目指す意味と心構えを確認する。
第2回:人間の発達と教育ー人間の発達を社会的な視点から考察し、教育との関係を考える。 
   教科書:第1章「子どもの変容と人間発達論の変遷」・第2章「変わる家族とジェンダー観」
事前学修:教科書の上記箇所を熟読する。
事後学修:習った内容を整理し、理解を深める。
第3回:社会生活と教育ー現代社会の趨勢を踏まえて、教育のあり方を考える。
   教科書:第3章「子どもが生きる世界」・第4章「若者の生きる世界」
事前学修:教科書の上記箇所を熟読する。
事後学修:習った内容を整理し、理解を深める。
第4回:現代の学校教育(1)ー現代社会における学校の果たす役割を考える。 
   教科書:第2部「社会の中の学校」
事前学修:教科書の上記箇所を熟読する。
事後学修:習った内容を整理し、理解を深める。
第5回:現代の学校教育(2)ー現代の学校そのものの社会的構成を考える。 
   教科書:第2部「社会の中の学校」
事前学修:教科書の上記箇所を熟読する。
事後学修:習った内容を整理し、理解を深める。
第6回:教育目的の普遍性と歴史性(1)ー教育の理念や目的も時代によって変化する。
事前学修:前回の講義と照らし合わせて、現代の教育理念とは何かを考える。
事後学修:習った内容を整理し、理解を深める。
第7回:教育目的の普遍性と歴史性(2)ー時代を通じて普遍的な教育の理念や目的とは何かを考える。
事前学修:現代と過去の教育の違いを考える。
事後学修:習った内容を整理し、理解を深める。
第8回:教育の歴史概要(1)ー日本の明治・大正期の教育の実際の変遷を概略理解する。 
   教科書:第5章「学校教育の量的拡大とその進展」
事前学修:教科書の上記箇所を熟読する。
事後学修:習った内容を整理し、理解を深める。
第9回:教育の歴史概要(2)ー欧米諸国における教育の実際の変遷を概略理解する。 
   教科書:第7章「欧米の学校と教育制度」
事前学修:教科書の上記箇所を熟読する。
事後学修:習った内容を整理し、理解を深める。 
第10回:教育の内容と方法(1)ー教育の内容はどのように決められるかを理解する。 
   教科書:第8章「カリキュラムと指導」
事前学修:教科書の上記箇所を熟読する。
事後学修:習った内容を整理し、理解を深める。 
第11回:教育の内容と方法(2)ー改正基本教育法で目指す教育とその教育方法について考える。 
   教科書:第8章「カリキュラムと指導」
事前学修:教科書の上記箇所を熟読する。
事後学修:習った内容を整理し、理解を深める。
第12回:学校と教育の制度(1)ー教育の制度や仕組みを把握する。 
   教科書:第6章「わが国の教育制度と学校経営」
事前学修:教科書の上記箇所を熟読する。
事後学修:習った内容を整理し、理解を深める。
第13回:学校と教育の制度(2)ー学校とそれを支える教育の制度や組織を理解する。 
   教科書:第6章「わが国の教育制度と学校経営」・7章「欧米の学校と教育制度」
第14回:家庭と地域社会ー学校を取り巻く家庭や地域社会の現状と役割を考える。 
   教科書:第15章「次世代を育む社会体験」
事前学修:教科書の上記箇所を熟読する。
事後学修:習った内容を整理し、理解を深める。
第15回:教育の新しい動向ーシティズンシップ教育やESDなどで取り組まれている新たな教育の方向性を知る。
事前学修:これまでの講義を振り返り、これからの教育には何が求められるかを考える。
事後学修:習った内容を整理し、理解を深める。
定期試験


【予習・復習】

予習1時間(教科書をよく読み、内容を把握する。)
復習1時間(講義を振り返り、内容理解を深める。)


【授業関連科目】

教師論、教育史、教育課程論、教育社会学、教育方法論


【成績評価方法・注意】

成績評価方法(手段):(1)試験80%、小テスト20%の割合で評価する。
(2)小テストの後、答え合わせと考え方を示す。


【教科書】

著者:南本長穂・伴恒信編著 書名:発達・制度・社会からみた教育学 出版社:北大路書房


【参考書】

適宜指示する



シラバス2

【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
     

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
             

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
       

【初年次教育】

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界 大学院進学
   

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段          
学習目標(比率) 60% 10% 20% 10%
評価手段(比率) 試験 55% 50 5
小テスト 10% 10
レポート
成果発表
受講態度 35% 10 15 10
その他
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
         

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