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研究演習3年 4単位   経済   経営 3年以上
         
長田 貴仁 通年1コマ クラス:  
実務経験 内容 プレジデント社に編集者、記者として勤務し、ビジネス・ジャーナリズムに関する実務経験を積んだ。現在もジャーナリスト、経営評論家として取材し、メディアに発信している。
授業との関連 著名経営者やビジネスマン、技術者にインタビュー、執筆、編集した経験をもとに、現代ビジネスの実態について言及し、経営学とジャーナリズムの観点から理論的・実践的 知識を教授する。

シラバス1

【授業の目的】

2019年度は、心理学、脳科学の知見を取り入れた経営学に触れ、AI時代における人の存在を考える。著名経営者と対話してきた長田と大いに語り合うことにより、より現実的で就活に役立つ内容であることを実感できる。「専門知識、思考力・判断力・表現力(DP1,3,4,5)」の修得を目標に幅広い学習機会を提供する。

【到達目標】

(独立型)起業、後継だけでなく、就職しても、今後、絶対に求められる新事業を起こせる「起業力」を磨く。中でも「人」に関わる知識を増やす。
多くの著名経営者と接してきた教授(長田)と接することで、「人とは何か」、「企業とは何か」といった深い思考ができるようになる。
経営戦略の主要理論をマスターできる。
ビジネスに関する情報、教養を急増させる。
経営学の理論と照らし合わせて、現実のビジネス現象を分析できるようになる。
自発的に調べ、論理的に考え、文学的に表現し、積極的に行動できる人になる。
議論する力、プレゼンする力が高まる。
「企業から求められる人材=リーダー」と自覚し、具現化できる。
3年生の早い段階で進路を決定し、それに向かってキャリアデザインを描けるようになる。
学問のみではなく、人生について一緒に考える「長田塾」とし、インテリジェントかつ思い出に残る師弟関係を築くことができる。


【授業計画】

授業の位置づけ(カリキュラムポリシーとの関連):「社会事象を分析し、解決できる能力を備える」ための専門学術分野に取り組む。
授業形態:演習。
授業方法:能動型(アクティブラーニング)。

1.オリエンテーション:このゼミでどう取り組めば、君は成長できるか。
2.経営学と心理学(『リーダーのための経営心理学』、はじめに)。
3.ビジネスの成功者は心の専門家(同上、第1章)。
4.人を動かし導く4つの要素(同上、第2章)。
5.人間的信頼:人間が本能的に求めるもの(同上、第3章)。
6.能力的信頼:「仕事ができる」ということの意味(同上、第4章)。
7.情緒的対話:感情を動かす力(同上、第5章)。
8.論理的対話:偉大なる理由の力(同上、第6章)。
9.一番はじめに動かし導く相手(同上、終章)。
10.激動の時代を迎えるにあたり(同上、おわりに)。
11. 議論:君はリーダーになるか、なれるか。1.
12.議論:君はリーダーになるか、なれるか。2.
13.議論:君はリーダーになるか、なれるか。3.
14.Q&Aセッション。何でも聞いて下さい。即答します。
15.前期のまとめと夏季休暇時の課題について。

夏季休暇時課題
1.『大原孫三郎』、『知識ゼロからの株式会社の作り方』を読み、自分の問題意識と照らし合わせて論述する。
2.就活に向けての準備:スケジュールを作成し、興味がある(知らない)業界、企業を研究。


16.夏季休暇時の課題をめぐり議論する。
17.脳科学と経営学(『脳科学がビジネスを変える』、まえがき)。
18. 意思決定の脳科学(同上、第1章)。
19.経営に脳科学を活かす(同上、第2章)。
20.マーケティングに脳科学を活かす(同上、第3章)。
21.R&Dに脳科学を活かす(同上、第4章)。
22.グローバル化に脳科学を活かす(同上、第5章)。
23.遅れる日本の応用脳科学(同上、第6章)。
24.脳から考える日本の発展(同上、終章)。
25.脳の構造と仕組み(同上、参考)。
26.議論:AI時代のリーダーはいかにあるべきか。1.
27.議論:AI時代のリーダーはいかにあるべきか。2.
28.キャリアデザイン発表。
29.Q&Aセッション。何でも聞いて下さい。即答します。
30.後期のまとめと君たちの今後について。

(事前学修と事後学修=各回とも同じ。)
・事前学修:
各回で扱う章を事前に読んでおくこと。講義はその章を読んでいるものとして進める。
「日本経済新聞」や主要ビジネス誌を毎日読み、経営に関する情報量を増やす。

・事後学修:
ビジネスの現実と経営学の理論の両視座から、その講義で扱った章をまとめ、データとして保存しておくこと。そのデータを編集し、期末レポートとして提出してもらう。期末になってから一挙に書こうと思ってもできないもの。事後学修とは、毎日こつこつと積み重ねることを意味する。


【予習・復習】

予習:2時間。2〜7回、1〜22回は、上述した教科書の章を読んでおいて欲しい。23回は、これまで学んだ内容を中心に、中身のある質問を複数考えておくように。24〜29回は、予習がすべてといっていいほど自己責任が伴う。
復習:2時間。授業中に得た知見を含めて、ノートにまとめること。前期、後期の終わりには、それぞれ一冊の「研究ノート」を完成させる。


【授業関連科目】

現代ビジネス事情、アントレープレナーシップ論、経営学1、経営学2、経営戦略論、会計、FP関連科目。この他、リーダーには、幅広いビジネス教養が求められるため、専門科目だけでなく教養科目も大いに関連する。


【成績評価方法・注意】

評価基準=「討論・プレゼン」と「レポート」。配点は「評価(方法)手段」に上述したとおり。
「議論・プレゼン」に関しては、どれほど深く考えているか、ビジネス情報量を増やしたかを基準に評価する。
フィードバック=懇切丁寧にコメントする。
注意:プレゼン、ディスカッション、ディベートを中心に展開する。コミュニケーション能力が高い人、同能力を高めたいという強い志を持つ人の参加を望む。「私は口下手」、「私は人見知り」などと勝手に思い込み、「大きく変身し成長すること」を望まない人にとっては、つらいゼミになるかもしれない。この点は念を押しておく。ゼミを選ぶ際、「そんなつもりではなかった」などと後悔しないように、シラバスを熟読し、納得した上で本ゼミへ入室して欲しい。「入室後、他のゼミへ変わりたい」は原則許されない。なお、出席記録はQR入力により行ってもらう。
他の科目と同様、出席は当たり前。顔を出しているだけで給料をくれる会社がどこにあるか。前向きな姿勢を見せ、発言、行動し、良い結果(レポート、発言)を出さなければ出席している意味がない。居眠り、私語のような組織(クラス)のモチベーションを落とす行動、無断欠席は言語道断。「社会人(特にビジネスパースン)の基準」をすべての点で適用する。不遜な態度、ビジネスマナーに反する行為は一切許さない。「行動、思考は積極的であれ、心、言葉は謙虚であれ」。



【教科書】

著者:藤田耕司 書名:経営心理学 出版社:日本経済新聞出版社
著者:萩原一平 書名:脳科学がビジネスを変える 出版社:日本経済新聞出版社
著者:阿部武司 書名:大原孫三郎 出版社:PHP研究所


【参考書】

著者:伊藤友美、今村正 書名:『知識ゼロからの株式会社の作り方』 出版社:幻冬舎


シラバス2

【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
     

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
           

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
     

【初年次教育】

 

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界 大学院進学

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段          
学習目標(比率) 50% 40% 5% 5%
評価手段(比率) 試験
小テスト
レポート 20% 10 10
成果発表 80% 40 30 5 5
受講態度
その他
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
         

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