教員名
講義名
シラバストップへ
 
研究演習2年 4単位   経済   経営 2年以上
         
長田 貴仁 通年1コマ クラス:  
実務経験 内容 プレジデント社に編集者、記者として勤務し、ビジネス・ジャーナリズムに関する実務経験を積んだ。現在もジャーナリスト、経営評論家として取材し、メディアに発信している。
授業との関連 著名経営者やビジネスマン、技術者にインタビュー、執筆、編集した経験をもとに、現代ビジネスの実態について言及し、経営学とジャーナリズムの観点から理論的・実践的 知識を教授する。

シラバス1

【授業の目的】

「ビジネスの現実」を知り、コミュニケーション能力を高める。著名経営者と対話してきた長田と大いに語り合うことにより、より現実的で就活に役立つ内容であることを実感できる。前期は、経営戦略の基礎理論をマスターする。後期は、ビジネスに関する最新事例を用いて論理的に議論できるようになりたい。本ゼミでは、「専門知識、思考力・判断力・表現力(DP1,3,4,5)」の修得を目標に幅広い学習機会を提供する。

【到達目標】

(独立型)起業、後継だけでなく、就職しても、今後、絶対に求められる新事業を起こせる「起業力」を磨く。
多くの著名経営者と接してきた教授(長田)と接することで、「人とは何か」、「企業とは何か」といった深い思考ができるようになる。
経営戦略の主要理論をマスターできる。
ビジネスに関する情報、教養を急増させる。
経営学の理論と照らし合わせて、現実のビジネス現象を分析できるようになる。
自発的に調べ、論理的に考え、文学的に表現し、積極的に行動できる人になる。
議論する力、プレゼンする力が高まる。
「企業から求められる人材=リーダー」と自覚し、具現化できる。
キャリアデザイン(将来の職業計画)を描けるようになる。
学問のみではなく、人生について一緒に考える「長田塾」とし、インテリジェントかつ思い出に残る師弟関係を築くことができる。


【授業計画】

授業の位置づけ(カリキュラムポリシーとの関連):「社会事象を分析し、解決できる能力を備える」ための専門学術分野に取り組む。
授業形態:演習。
授業方法:能動型(アクティブラーニング)。

1、 オリエンテーション:このゼミでどう取り組めば、君は成長できるか。
2. 議論の練習。イメージではなく事実に基づき話し合おう。
3. 「科学的管理法」を生んだフレデリック・テイラー。確立篇・第1章
4. 「人間関係論」の始祖 エルトン・メイヨー。同上。
5  「マネジメント」の伝道師 ピーター・ドラッカー。確立篇・第2−4章
6. 「マーケティング」の伝道師 フィリップ・コトラー。同上。
7. 「ポジショニング派」のチャンピオン マイケル・ポーター。同上。
8. Q&Aセッション。何でも聞いて下さい。即答します。
9. 現場派の「コンフィギュレーション戦略」ヘンリー・ミンツバーグ。革新篇・第1章。
10.「ブルー・オーシャン戦略」を拓いたW・チャン・キム レネ・モボル二ュ。同上。
11 「破壊的イノベーション」のクレイトン・クリステンセン。革新篇・第2章。
12.「超・試行錯誤経営」で突っ走るエリック・シュミット ラリー・ペイジ。革新篇・第3章。
13.つくって試す「デザイン思考」IDEOのティム・ブラウン。同上。
14.Q&Aセッション。何でも聞いて下さい。即答します。
15.前期のまとめと夏季休暇時の課題について。
   
夏季休暇時課題:
『大原孫三郎』、『セコム』を読み、自分の問題意識と照らし合わせて論述する。
現役東大生が書いたベストセラー『東大読書』から学び、実践してみる。

16.夏季休暇時の課題をめぐり議論する。『大原孫三郎』について。
17.事例研究の狙いと方法:事実は小説よりも奇なり。
18. あなたがニュース解説者1.テキストは適宜指示する。
19.あなたがニュース解説者2.テキストは適宜指示する。
20.あなたがニュース解説者3.テキストは適宜指示する。 
21.あなたがニュース解説者4.テキストは適宜指示する。
22.あなたがニュース解説者5.テキストは適宜指示する。
23.あなたがニュース解説者6.テキストは適宜指示する。
24.あなたがニュース解説者7.テキストは適宜指示する。
25.あなたがニュース解説者8.テキストは適宜指示する。
26.あなたがニュース解説者9.テキストは適宜指示する。
27.あなたがニュース解説者9.テキストは適宜指示する。
28.あなたがニュース解説者10.テキストは適宜指示する。
29.君のキャリアデザインを発表。
30.後期のまとめと君たちの今後について。

(事前学修と事後学修=各回とも同じ。)
・事前学修:
各回で扱う章を事前に読んでおくこと。講義はその章を読んでいるものとして進める。
「日本経済新聞」や主要ビジネス誌を毎日読み、経営に関する情報量を増やす。

・事後学修:
ビジネスの現実と経営学の理論の両視座から、その講義で扱った章をまとめ、データとして保存しておくこと。そのデータを編集し、期末レポートとして提出してもらう。期末になってから一挙に書こうと思ってもできないもの。事後学修とは、毎日こつこつと積み重ねることを意味する。


【予習・復習】

(前期)
予習:2時間。2〜7回、9〜13回は、『マンガ 経営戦略全史』の該当する章を読んでおくこと。1〜2回、8回、14〜15回は、これまで学んだ内容を中心に、中身のある質問を複数考えておくこと。
復習:2時間。理論の骨子を記憶するため、授業中に得た知見を含めて、ノートにまとめること。前期の終わりには、一冊の「研究ノート」を完成させる。
(後期)
予習:2時間。16〜18回については、話題になっているビジネス情報を精査しておくこと。19〜26回は、『セコム』の該当する章を読み発表、議論に備える。28〜29回は、これまで学んだ知見を基にプレゼンできるよう準備する。
復習:2時間。前期と同じ。


【授業関連科目】

現代ビジネス事情、アントレープレナーシップ論、経営学1、経営学2、経営戦略論、会計、FP関連科目。この他、リーダーには、幅広いビジネス教養が求められるため、専門科目だけでなく教養科目も大いに関連する。


【成績評価方法・注意】

フィードバック=各自の発言、レポートについて、懇切丁寧にコメントする。
注意:プレゼン、ディスカッション、ディベートを中心に展開する。コミュニケーション能力が高い人、同能力を高めたいという強い志を持つ人の参加を望む。「私は口下手」、「私は人見知り」などと勝手に思い込み、「大きく変身し成長すること」を望まない人にとっては、つらいゼミになるかもしれない。この点は念を押しておく。ゼミを選ぶ際、「そんなつもりではなかった」などと後悔しないように、シラバスを熟読し、納得した上で本ゼミへ入室して欲しい。「入室後、他のゼミへ変わりたい」は原則許されないので注意すること。意思決定には、自己責任が伴う。なお、出席記録はQR入力により行ってもらう。
他の科目と同様、出席は当たり前。顔を出しているだけで給料をくれる会社がどこにあるか。前向きな姿勢を見せ、発言、行動し、良い結果(レポート、発言)を出さなければ出席している意味がない。居眠り、私語のような組織(クラス)のモチベーションを落とす行動、無断欠席は言語道断。「社会人(特にビジネスパースン)の基準」をすべての点で適用する。不遜な態度、ビジネスマナーに反する行為は一切許さない。「行動、思考は積極的であれ、心、言葉は謙虚であれ」。




【教科書】

著者:三谷宏治 書名:マンガ経営戦略全史(確立篇)(革新篇) 出版社:PHP研究所
著者:西岡壱誠 書名:東大読書 出版社:東洋経済新報社
著者:長田貴仁他 書名:セコム 出版社:出版文化社


【参考書】

適宜指示する
著者:日本経済新聞社 書名:「日本経済新聞」 出版社:日本経済新聞社
著者:日経BP社 書名:「日経ビジネス」 出版社:日経BP社
著者:東洋経済新報社 書名:「週刊東洋経済」 出版社:東洋経済新報社
著者:ダイヤモンド社 書名:「週刊ダイヤモンド」 出版社:ダイヤモンド社

シラバス2

【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
     

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
           

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
     

【初年次教育】

 

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界 大学院進学

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段          
学習目標(比率) 50% 40% 5% 5%
評価手段(比率) 試験
小テスト
レポート 20% 10 10
成果発表 80% 40 30 5 5
受講態度
その他
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
         

戻る
 
Copyright (c) 2004 okayama shoka university co.,Ltd All Rights Reserved