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研究演習3年 4単位   経済   経営  
3年以上        
三好 宏 通年1コマ クラス:  

シラバス1

【授業の目的】

本授業の目的は、履修者が将来一般企業のマーケティング部門や観光産業分野、まちづくり分野他で活躍できる人材となるために、マーケティングに関する能力と態度を身につけることである。それを通じて、本学の教育目標である「専門学術の振興」への貢献を目指す。

【到達目標】

授業目的に基づいて、次の具体的(下位)目標を達成してもらう。
1.マーケティングの基本的専門用語を説明できる
2.一般企業や観光産業、都市・まちにおけるマーケティングに関する問題を、フィールドスタディによって見つけだすことができる
3.グループで協力しながら、フィールドスタディを実践できる
4.フィールドスタディした内容を人前で話すことができる


【授業計画】

木曜4限のクラスは、ゼミ選考時に三好と面談、あるいはメールでやり取りした学生のクラスです。高林先生他から指導を受けた学生は、水曜1限のクラスを履修してください。

要事前面談:このゼミでは地域の課題となっている特産品開発等、地域マーケティングの実践として下記注)1〜4に示すようにフィールドスタディに積極的に参加してもらいますので、必ず志望票提出前に担当教員の面談を受けてください。

1.オリエンテーション:履修上の注意、演習の進め方等
  事前学修:ゼミでしたいことをまとめてくる
  事後学修:授業内容を整理する

2.マーケティングの基本:ニーズについて考える ≪テキスト第1章、3章≫
  事前学修:テキスト該当箇所をよく読んで理解してくる
  事後学修:授業内容を整理する
           
3.マーケティングの実行(1):STP ≪テキスト第3章≫ 
  事前学修:テキスト該当箇所をよく読んで理解してくる
  事後学修:授業内容を整理する
   
4.マーケティングの実行(2):4P  ≪テキスト第3章≫
  事前学修:テキスト該当箇所をよく読んで理解してくる
  事後学修:授業内容を整理する
 
5.製品戦略:コンセプト開発力を鍛える ≪テキスト第5章≫
  事前学修:具体的製品のコンセプトを考えてくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づき修正する

6.価格戦略:価格の実態を調べる ≪テキスト第6章≫
  事前学修:コンビニやスーパーの価格調査をしてくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する
 
7.プロモーション戦略:実際の広告を分析してみる ≪テキスト第7章≫
  事前学修:実際の広告を調べてくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する

8.チャネル戦略:ネット販売と実店舗の融合を考える ≪テキスト第8章≫
  事前学修:自身のネット販売の利用実態をまとめてくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する  

9.ブランド戦略:自分の好きなブランドの良さを語り合う ≪テキスト第13章≫
  事前学修:好きなブランドの内容をまとめてくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する

10.マーケティング・ミックス(1):製品の4Pを分析するテクニックを身につける
  事前学修:4Pについてまとめてくる
  事後学修:授業内容を整理する

11.マーケティング・ミックス(2):具体的製品の4Pを分析してみる
  事前学修:製品の4Pを調べくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する

12.マーケティング・ミックス(3):具体的製品の4Pの分析結果を報告する
  事前学修:具体的製品の4Pをまとめてくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する

13.実際の製品のマーケティングを考える(1):題材、報告順の決定等
  事前学修:マーケティングの考え方を整理してくる
  事後学修:授業内容を整理する

14.実際の製品のマーケティングを考える(2):前半報告者の発表
  事前学修:報告内容をまとめてくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する

15.実際の製品のマーケティングを考える(3):後半報告者の発表と前期のまとめ
  事前学修:報告内容をまとめてくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する

夏休み課題:参考書を読んでレポート作成

16.後期オリエンテーション:後期の注意事項、演習の進め方、グループ分け等
  事前学修:後期のゼミでしたいことをまとめてくる
  事後学修:授業内容の整理

17.テーマの決定と発表、修正など
  事前学修:グループごとにテーマを決めてくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する

18.フィールドスタディの計画立案等
  事前学修:どのようにフィールドスタディを進めるか計画してくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する

19.テーマに関する現状分析(1):文献、資料収集の方法等
  事前学修:文献等の収集方法についてまとめてくる
  事後学修:授業内容を整理する

20.テーマに関する現状分析(2):実証調査の方法等
  事前学修:どのような調査をするかまとめてくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する

21.テーマに関する現状分析(3):フィールドスタディの実施
  事前学修:フィールドスタディを実践してくる
  事後学修:授業内容を整理する

22.テーマに関する現状分析(4):各グループによるフィールドスタディ報告等
  事前学修:フィールドスタディの内容をまとめてくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する

23.マーケティング案の検討(1):問題点の抽出・整理等
  事前学修:課題に関するマーケティングについて考えてくる
  事後学修:授業内容を整理する

24.マーケティング案の検討(2):問題解決に向けてのアイディアの創出
  事前学修:課題に関するアイディアを考えてくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する

25.マーケティング案の検討(3):アイディアのスクリーニング等
  事前学修:アイディアを練り上げてくる
  事後学修:授業内容を整理する

26.マーケティング案の検討(4):マーケティング・コンセプトの開発
  事前学修:コンセプトを作ってくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する

27.マーケティング案の検討(5):コンセプト・テスト等
  事前学修:コンセプトをテストしてくる
  事後学修:授業内容を整理する

28.マーケティング案の検討(6):具体的マーケティング案の作成等
  事前学修:マーケティング案を作成してくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する

29.マーケティング案の検討(7):報告用資料の作成等
  事前学修:マーケティング案を練り上げてくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する

30.グループ研究報告会
  事前学修:報告内容をまとめてくる
  事後学修:報告した内容を、コメントに基づいて修正する



 注1)週末、長期休暇中にフィールドスタディ等を実施します。若干の費用が必要な場合があります。
平成31年度は、適宜真庭市北房地区でのゲストハウス開設、観光商品開発を目指すAZAEプロジェ
    クト、笠岡諸島での特産品開発・島活性化協力活動。8月上旬に美作市海田地区での番茶作り活 
    動。10月に里庄町まこもだけ収穫協力並びにブランド開発活動を予定しています。
    また、学祭他でそれら特産品の販売実践活動を行ってもらいます。   
 注2)他に、三好が担当する企業人向けのワークショップや地域調査等の補助もお願いします。
 注3)さらに、CMや観光プラン作成等、大学生向けの各種コンテストに参加します。
 注4) フィールドスタディは強制ではありませんが、一切参加しないというのは認めません。大変なと
    ころもありますが、それぞれ特典もあり楽しい活動と前向きに捉えてください。  
 


【予習・復習】

予習の時間 3時間:各回、テキストの読了、事前に与えた課題についてレジュメ等を作成してくること
復習の時間 1時間:各回、報告した内容の修正、授業で行った内容を整理しておくこと


【授業関連科目】

マーケティング論(あるいはマーケティング入門)、地域マーケティングは必ず履修のこと。その他フィールドスタディ関係科目。


【成績評価方法・注意】

成績評価方法:レポート、討論・プレゼン他)
毎回の予習・復習の課題レポートの内容(50%)、授業中の発言(10%)、グループ研究のプレゼン内容(40%)などを総合的に判断します(評価割合は目安)。なお、提出したレポートは、コメントをつけて返却します。

注意事項:
正当な理由なき遅刻者や欠席者には厳しく対応(課題・補習など)します。また、インターンシップ、就職講座なども積極的に履修してもらいます。


【教科書】

著者:石井淳蔵・廣田章光編著 書名:1からのマーケティング 第3版 出版社:中央経済社


【参考書】

適宜指示する



シラバス2

【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
     

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
     

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
       

【初年次教育】

 

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界 大学院進学
   

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段  
学習目標(比率) 35% 10% 20% 10% 10% 10% 3% 2%
評価手段(比率) 試験
小テスト
レポート 50% 20 5 10 5 5 5
成果発表 30% 15 5 5 5
受講態度 10% 5 3 2
その他 10% 5 5
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
 

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