教員名
講義名
シラバストップへ
 
刑法II(総論2) 2単位 1年以上 経済   経営  
         
加藤 摩耶 後期1コマ クラス:  

シラバス1

【授業の目的】

総論1を履修していることをふまえ、刑法の全体像についてさらに理解を深めることを目標とする。

【到達目標】

事例問題について、判例をふまえた上で自分なりの見解を論理的に示すことができるようになることを目標に講義をすすめる。


【授業計画】

授業形態:講義 授業方法:受動型

総論1で得た知識、考え方を発展させた論点に踏み込んでゆく。
すなわち、違法論において特に議論が対立し重要判例も多い正当防衛論を重点的に学び、
次に総論1で学んだ故意・錯誤論を意識しながら刑法における責任とは何かを再度考え、
さらに、基本的な犯罪のイメージである単独正犯による既遂犯に対比するものとして、
未遂犯、共犯を学ぶ。
最後に実務上重要となる罪数や適用範囲の問題について取り上げる。

1,ガイダンス(もしくは講演会)
2,正当防衛(1) テキスト132~161ページ
3,正当防衛(2) テキスト132~161ページ
4,緊急避難 テキスト162~171ページ
5,責任(1) テキスト172〜189ページ
6,責任(2) テキスト172~189ページ
7,未遂(1) テキスト192~221ページ
8,未遂(2) テキスト192~221ページ
9,共犯(1) テキスト222~265ページ
10、共犯(2) テキスト222~263ページ
11、共犯(3) テキスト264〜289ページ
12、共犯(4) テキスト264〜289ページ
13、罪数(1) テキスト290〜303ページ
14、罪数(2) テキスト290~303ページ
15、刑法の適用範囲 テキスト314〜321ページ


【予習・復習】

 予習においては、テキストの事案について事前に読んでおく(30~1時間)
復習においては、授業中にとったノートを参照しつつ、テキストの判旨と解説の部分を熟読する(1時間)。


【授業関連科目】

刑法総論1、刑法各論、刑事訴訟法、憲法、刑事政策


【成績評価方法・注意】

期末試験およびレポートにて評価する。
期末試験は2問(用語説明と事例問題)出題し、配点比率50:50である。
レポートの内容が特に優れている場合には、期末試験の評価に最大30点の加算をする。
期末試験においては教科書の持ち込みは許可しない(ノートの持ち込みは可)。


【教科書】

著者:井田良・城下裕二 書名:刑法総論判例インデックス 出版社:商事法務


【参考書】

適宜指示する
著者:西田紀之・山口厚・佐伯仁志 編 書名:別冊ジュリスト刑法判例百選1 出版社:有斐閣
著者:島伸一 編 書名:楽しい刑法 出版社:弘文堂
著者:井田良 丸山雅夫 書名:ケーススタディ刑法 出版社:日本評論社

シラバス2

【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
     

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
             

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
       

【初年次教育】

 

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界 大学院進学
       

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段            
学習目標(比率) 50% 30% 20%
評価手段(比率) 試験 100% 50 30 20
小テスト
レポート
成果発表
受講態度
その他
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
           

戻る
 
Copyright (c) 2004 okayama shoka university co.,Ltd All Rights Reserved