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西洋デザイン史 2単位   経済   経営  
3年以上        
香月 恵里 前期1コマ クラス:  

シラバス1

【授業の目的】

経営学部商学科(企画開発デザイン専攻)に係る専門科目として、本学の教育理念の「専門学術の振興」に貢献することを目指す。また、他の学生にとっては「幅広い学習の提供」となる。

【到達目標】

産業革命期以降に始まり、バウハウスなどのモダン・デザインを経てポスト・モダンにいたるまでの近代デザイン史の概要を説明できる。
近代デザインの変遷と社会状況の関連が理解できる。


【授業計画】


1.産業革命と19世紀以前の西洋デザイン
事前学習:産業革命について、高校の歴史の復習をする
事後学習:産業革命のもたらした益と害について考える

2.近代デザインの始まり ウィリアム・モリス
事前学習:プリントに目をとおして疑問点を挙げておく
事後学習:モリスのデザインが現在に与える影響について考えてみる

3.モリスとアーツ・アンド・クラフツ運動、日本の民芸運動
事前学習:プリントを読んで疑問点を挙げて置く
事後学習:日本の民芸運動とその起源について確認する 

4.フランスとベルギーのアール・ヌーヴォー
事前学習:プリントを見てフランスのアール・ヌーヴォーの特徴について考える
事後学習:フランスとベルギーの様式の違いについてまとめる

5.ウィーン分離派・ウィーン工房とクリムト
事前学習:ウィーンの地理やクリムトの代表的な絵画にどのようなものがあるか調べる
事後学習:クリムトとウィーン工房の関係について考えをまとめる

6.ドイツのユーゲントシュティール・ドイツ工作連盟
事前学習:ドイツの地理を確認する
事後学習:ユーゲントシュティールとアール・ヌーヴォーの様式の違いを確認する

7.日本のアール・ヌーヴォー再発見
事前学習:プリントの該当部分を読んでインターネットなどで日本のアール・ヌーヴォー様式の代表的な作品を見ておく
事後学習:日本のアール・ヌーヴォーの特徴について説明してみる

8.オランダのディ・スティール、 ル・コルビュジエの純粋主義
事前学習:配布されたプリントを読む
事後学習:表題にあるデザイナーや建築家がなぜ革新的だったのか考える

9.バウハウス1 ヴァイマル時代
事前学習:1914年以降のドイツの歴史について復習する
事後学習:ドイツの歴史とバウハウスの関連について理解する

10.バウハウス2 デッサウ時代 ベルリン時代、国際様式
事前学習:配布されたプリントを読む
事後学習:国際様式と、第8回目で学んだデザインとの関係を理解する  

11.アール・デコ
事前学習:1925年代のフランスについて復習する
事後学習:アール・デコとアール・ヌーヴォーの相違点・似ている点を考える

12.日本のアール・デコ
事前学習:1920年代、1930年代の日本の歴史を復習する
事後学習:日本や岡山にどのようなアール・デコの建築があるか調べる

13.アメリカのインダストリアル・デザイン
事前学習:1930年代のアメリカについて歴史の復習をすること
事後学習:アメリカで発達したインダストリアル・デザインが日本に及ぼした影響について考える  
14.モダニズムからポスト・モダンへ
事前学習:ポスト・モダンという用語について調べる
事後学習:1960年以降のデザインについて考えをまとめる

15.ポスト・モダンのデザイン
事前学習:第一回目で配ったゲーテの詩』『魔法使いの弟子』と、現在の地球環境の在り方との関係を考える
事後学習:産業革命以降の発展がもたらした功罪について考える

16.定期試験


【予習・復習】

授業の前後にはそれぞれ1時間程度の予習・復習が必要である。授業の最後に出される課題について考えて予習すること。復習時にはプリントの内容の再確認を行うこと。


【授業関連科目】

ユニヴァーサルデザイン論


【成績評価方法・注意】

定期試験と小テストによって総合的に成績を評価する。小テストは毎回返却し、次の講義のときに
説明を加える。


【教科書】

プリントを配布する



【参考書】

適宜指示する
著者:トーマス・ハウフェ 藪亨訳 書名:近代から現代までのデザイン史入門 出版社:晃洋書房


シラバス2

【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
     

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング その他
課題解決型 ディスカッション
ディベート
グループワーク
ペアワーク
プレゼン
テーション
フィールド
スタディ
その他
             

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
       

【初年次教育】

 

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界 大学院進学
       

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段              
学習目標(比率) 90% 10%
評価手段(比率) 試験 90% 80 10
小テスト 10% 10
レポート
成果発表
受講態度
その他
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
             

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